散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記151113金(副食食材買い出し 黒田武志展ギャラリートーク)

2015年11月14日 18時39分10秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇・雨  最高/最低℃ =18.5  12.9
昨日は、今日に副食がすべてなくなるので午後から食品の買い出しに出かけた。
買い出しに行くと2-4か所のスーパーを回り、自転車で2-3往復する必要があり、整理・準備から収納まで含めると2―3時間かかる。
走行距離も2-5km程度になり、そのうえスーパー内をうろうろ歩き回るので一仕事である。
買い物前日にジムで激しく走ると、体の疲労を感じてきついと思うこともあるが、昨日はそんなことはなかった。

夕方ら、国立国際美術館の南にあるgallery ondo tosabor(土佐堀1-4-3西田ビル3F)に出かけた。
初めていくギャラリーなので、地図をメモに書き写しそれを持って出かけた。
結果的に迷わず到着した。
定刻どおり7時から1時間黒田武志氏とギャラリーオーナーのトークが始まった。
トークは、約1時間で終わり、パーティーとなった。
黒田氏はFBのお友達であり、作品の写真も見た覚えがある。
名張での展覧会に行けないとの話を、どこかのパーティーの席で話したことがあるのを覚えていた。
ただ、それがどこのギャラリーのパーティーであったのか、思い出せなかった。
黒田氏と話しして、天野画廊での話であることを思い出し、すぐにその時の状況が頭に浮かんだ。
(天野画廊のパーティー後も、いくつかのパーティーやギャラリートークに参加しているので、話の内容は覚えているのだが、どのパーティーの席で話したのか思い出せなかった。)

その後作品を見ながら飲んでいると、突然三宅さんではないですかと声がかかった。
川島朗ですという。
私がギャラリーオーナーの時に、個展をした作家で、将来の活躍をきたいした作家である。
ギャラリーをしていた時には、活躍を期待していた作家が5人以上いたが、そうした作家たちの活躍をサポートできなくて非常に残念に思っていたが、経済原理の厳しい現実には抗うことは不可能だった

彼とは、再会は15年ぶりになるが、久しぶりの再会で遅くまで話が弾んだ。
12月3日から14日まで東京都渋谷区初台1-9-11五差路の画廊喫茶Zaroffのグループ展に参加するそうだ。
帰宅は11時前になった。
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昨日記151112木(ジム・筋トレ・ランニング 不在者投票 研究書に引用の石川氏)

2015年11月13日 12時49分41秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =19.9  11.0
昨日は、予定にたくさんの展覧会を組み入れてあったが、交通費がかかるのですべて取りやめた。
これからもこの作業は続くだろう。(日々変化する預金残高と現在の支出と将来の支出予測を見ながら。)

夕方からジムに行き、筋トレとランニングを行った。
筋トレは、前日の筋トレ疲れが残った筋肉は記録が落ちたが、その他の種目のほとんどは、前日とほぼ同じ記録だった。                                                       
ランニングは、前日の疲れも考慮して、時速8kmから9.4kmで、無休で30分間走り約4.2km走った。(距離9.2の間違いを4.2に訂正)

多くの時間は時速9.2kmで走った。
ランニング後疲れはなく、快調だった。

帰宅後プロテインを補給してから、すぐに区役所へ大阪府知事・大阪市長選挙の不在者投票に行った。
帰りに、いつも行くファストフードでコーヒーを飲みながら読書した。
古墳時代の古墳の構造や葬儀や祭りの事や中国朝鮮の影響を論じた、考古学の学術図書だ。

その中で、引用論文の中に石川昇氏の名前が出てきて懐かしかった。
石川さんは、産経新聞記者を経て最後は、大阪新聞の社主になった人だ。

私は30代のころ、当時は小さかった「古代を偲ぶ会」の役員をしていたが、その時に石川氏が入会された。
入会当時石川さんは、いつもご夫婦で出席され、皇国史観丸出しの正体不明の老人だった。
その後、人伝に石川さんが、大きな会社の社長らしいといううわさを聞いたが、詳細はわからなかった。
見た目は、気さくな近所のおっちゃんという感じで、社長や金持ちにも見えなかった。
ある時、毎回開かれる講師の先生を招いての例会の後の集まり(喫茶店か飲み会か忘れた)の時に、噂の確認ということで、石川さんから直接話を聞いてわかった。

会では毎月一回例会を開き、考古学関係の先生を招いて講演を聞くという形をとっていた。
その会の始まりは、大阪市教育委員会が北市民教養ルームで行っていた考古学セミナーのOBを集めて、教育委員会の支援を受けて作られたものだ。
始めのころは、当時教育委員会の学芸員だった長山先生(後日大学教授)に大変お世話になった。

石川さんが何度か、会合に出ているうちに積極的会に参加するようになり、会の中心的存在にもなり、阪大の考古学教室のゼミにも通うようになった。
そうした中、石川さんはご夫婦で畿内の古墳(前方後円墳)を回り、古墳の形状を巻き尺で実測され、体積を求めるという研究成果を本にまとめて出版されたのだ。

その内容が、昨日読んだ本にも引用されていたのだ。
それ以外の研究書でも石川さんの本が引用されているのを見たことがある。
石川さんが本を出版されたのは、私がまだアメリカに行く前で、懐かしい思い出でもある。
(私が40歳になってから、1年半ほどシカゴに語学留学した。)


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昨日記151111水(催し物と家計 ジム)

2015年11月12日 16時26分27秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =19.3  11.6
昨日は午前中全く土地勘のない場所の展覧会場を地図で探したりしていた。
しかし、交通費が往復1500円から2000円以上かかる。
ましてや美術館まで入場すると、さらに800円から千円以上かかる。

行きたい展覧会は、案内状抜きで、美術館も含めると10件以上ある。
できるだけ参加したいと思っている、郵送で来た展覧会案内状は8件あり、それ以外に親しい人からの手渡しの案内もある。
それ以外にもFBを通しての招待も何件かある。
これらの多くは、大阪市以外で、時期は12月上旬までに集中している。
物理的には、とてもすべて行くことはできない。

従って、案内状をいただいている催しについては、できるだけ行くようにするが、大阪市外は交通費がかかるので、まず交通費の少ないところから優先していくことにする。
話題の展覧会とか、どうしても見たい展覧会はできるだけ行くようにする。

そうした展覧会の予定を組むと、1日おきから連日行くような予定になっていて、これでは肉体的には問題ないが、経済的に大変なので、5万円前後の予想預金残高を見ながら、参加する催し物の数を絞りたい。
とにかく、家賃や光熱費・通信費や食糧品費や交通費その他あらゆる出費をすべて含めて、月10万円前後の手取り年金収入(年平均)で生活する私にとって、500円や1000円は大きなお金なのである。

無論どうしても欲しいとか、参加したいと思うときは、たとえ1万円以上かかっても支出する。
しかしその後の穴埋め対策は、しっかりしなければならず、その後は、当分の期間預金残高が元に戻るまで、思い切り支出を絞り、必要な行動や買い物ですら控え、ひたすら我慢するはめになる。
そんな調子で2-3万円消費し、預金残高が数万円にでもなれば、例えば、6-7年以上使っている電子レンジがつぶれるとか、大病でもすれば、家計は赤字となり、たちまち借金するか生活保護に頼らざるを得ない。

こんな状態を考えて見直しをかけた結果、本来今日行くつもりでいた神戸方面のいくつかの催し物への参加を取りやめた。

さて昨日は、案内状やネット情報からのたくさんの展覧会情報や催し物情報を整理し、予定表や交通機関の乗り継ぎや運賃を調べたりしながら計画を立てていた。
1度しか行っていないところや、行っていない場所もあり調べるのに手間取った。(今日改めて上記問題に気付き、予定を見直しているところだ。)

夕方になってジムに行った。
定期券更新で節約するため、前回から中4日間空けた。
中4日も空けると筋力や持久力は少し低下する。
筋トレとランニングを行ったが、ランニングは、時速9.6kmで7分間走ると息が上がった。
持久力は予想通り少し低下したようだ。
これからは記録を下げぬようまめに運動したい。

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昨日記151110火()

2015年11月11日 13時00分48秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇/晴  最高/最低℃ =21.5  14.4
昨日は、午前中は炊飯に時間を取られ、午後からは10食の副食の食材買い出しと、製造に追われた。
夕方から、展覧会を見に行くか、ジムに行くか迷っていたが、結局そのような時間的余裕はなく、副食製造に追われた。
今までの副食製造時間を見れば、それだけ時間がかかって当然で、もし展覧会やジムに行っていればその分先送りになるだけで、よくない。
昨日は、家事に専念して、結果的には良かったのだろう。
寝る前に、一昨日同様、大量にたまったレシートの記帳を行った。
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昨日記151109月(中央図書館 レシート記帳)

2015年11月10日 12時00分28秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
雨・曇り  最高/最低℃ =20.7  17.0
昨日は、前日床に就いたのが1時頃で、目覚ましをかけずに寝たので起床が8時前になった。
午前中から午後にかけて、なんとなくネットを見たりTVを見たりして過ごした。
夕方から、中央図書館へ本を返却に行き改めて本を借りた。
いくつか読みたい本もあったので、リュックを持ち込んだが、厚い本も含まれていたので、いつものセカンドバッグではとても用をなさなかっただろう。

夕食後は溜まりにたまったレシートの記帳作業を始めた。
まだ一部しか記帳できていないが、しばらくかかりそうだ。

昨夜も、寝る前に記帳次いでにFBを見て、様々な記事を見た。
いくつか面白い記事やリンクをたどっていくうちに、1時近くになり、1時ごろ寝ることになった。
こうした悪習慣が、生活リズムを狂わせる大きな原因であることはわかっているのだが、なかなかやめられない。
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昨日記151108日()

2015年11月09日 21時19分01秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇り・雨  最高/最低℃ =18.7  16.6
昨日は、目覚ましをオフにして寝たので、目が覚めたのは7時過ぎだった。
天気も悪く、時折強い雨が降っていた。
神戸方面に外出する予定を組んでいたが、やめた。
この日は、副食作りの心配もなく、雨なので外出はあきらめたが、やるべきことはいろいろあるのに、結局、終日TVを見たりネットを見たりして過ごした。
ただ、昨日記が遅れていたので、2本の昨日記を投稿した。
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昨日記151107土(西天満 ギャラリーwks・つかもとよしつぐ展)

2015年11月08日 23時11分52秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇り  最高/最低℃ =22.1  17.7
昨日は、午前から午後にかけて、昨日購入した食材を使用し、11食分の副食を一気に作った。

副食を作り終えてから西天満に向かった。
5時から、ギャラリーwksにてつかもとよしつぐ展があるので、2週連続の会期の展覧会はパスして、土曜が最終日の展覧会を2か所見て回った。

5時前にギャラリーwksに行った。
つかもとよしつぐ展はインスタレーション的作品を含め会場全体森に見立て小鳥を鑑賞者に見立てた趣向だった。
塚本氏の独特ともいえるアイロンで描いた作品が効果的にインスタレーションの一部として展示されていた。
開始はトークイベントで、塚本氏と京谷氏との対談であった。
シュールレアリズムの話が中心的話題となった。
トークイベント終了後、池上氏によるコントラバスのいい演奏があった。
演奏といってもメロディーラインを演奏するのでなく、コントラバスの持つ様々な要素(打撃音・ピッチカート・こすれ音・その他さまざまな複合音)を駆使し、非定形のリズムも組み合わせた激しい迫力のある音楽だった。
いい演奏だったにもかかわらず、私は眠気を催したびたびウトウトとした。
前日や、その前の日の、ランニングの疲労が抜けきっていないところに、自転車で老松通まで長距離走った疲労が重なったところに、シャンパンも入り眠気を催したらしい。
演奏が終わってしばらくして、ギャラリーを後にしたが、その後朗読とかその他パフォーマンスが長い時間あったようだ。
帰宅途中、天満橋のファストフードでコーヒーを飲みながら読書したが、やはり度々睡魔に襲われ寝ていた。
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昨日記151106金(筋トレ)

2015年11月08日 19時38分48秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =24.9  15.1
6日金曜日は、翌日に底をつく食材11食分の買い出しに走り、その後ジムに行った。

筋トレを行った後、時速9.2kmで18分間走った。

この日は、筋トレの調子が良く、記録も上昇気味であった。
ちなみに、現状は下記の通りで、すべての種目それぞれ到達目標は、15回動かすことだ。
ラットプルダウン(腕を上から引き下げる)とチェストプレス(腕を前に押し出す)が、それぞれ47.5㎏の重りを11回動かす。
フライ(腕を前に閉じる)が29.5kgの重りを11回動かす。
ロウリアデルト(腕を前から胸に引き寄せる)は68kgの重りを11回引き寄せた。
これらの運動が、6日はいくつかの運動で12回動かせるところまで行ったが、途中までで終わった。

これらの値は、ジム仲間の値を見ていると、40代の人達からみても普通の値ではないかと思っている。
むろん、ボディビルダー達の値にとても及ばないが、多分ジムに通っていない30代後半の事務職や営業職の人達と比較すると、そうした人達よりは多少筋力があるのではないかと思っている。

ランニングは、前日時速9.6火mで30分間(途中休憩のため10分毎に時速5kmで1分間歩いた)約4.6km走ったので、疲労があると考えセーブした。
普段は激しいランニングのあとは、1-2日間体を世住めるため走らないようにしている。(実際全力で30分間走った後は、ランニング系の筋肉の回復に2-3日間かかり、歩行していても足の疲労がよくわかる。)


参考
筋トレを1週間休むと15回が14-13回に下がり、2-3週間さぼると重りを2-5㎏下げないと動かせなくなる。
2009年11月の記録
ラットプルダウン       39kg  15回
バーチカルチェストプレス   39kg  15回
フライ            21kg  15回  
ロウリアデルト        45kg  15回 


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昨日記151105木(健康管理シート作成 健康診査異常なし ジム・ランニング)

2015年11月07日 15時47分15秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =25.2  14.4
昨日は、午前中一つの予定日報表に健康や運動データや大きな出来事も書き込むようにしていて、結果的にそうした書き込みがほとんど行われないので、シートを新しく設けてそうしたことを書き込む表を設計した。
園芸関係もそうしたシートを作っているが、利用する時期は頻繁に書き込んでいるが、最近は書き込まないため、植木の変化がわからない。
数年前はこまめにつけていたので、いつ頃花が咲き実がなったのか、前年や数年前と比べてどうだったのか、よくわかったし、そのデータを見て園芸作業の改善を図った。
近年は、そうした活用をやっておらず、園芸作業も滞ったままである。
肥料もやらず、草木が生存するだけの水撒きを最低限している。
それでもイチジクは、実をつけ金木星は花を咲かせているが、来年はしっかりと手をかけてやらねばと思っている。
結局いくらいい器を作っても、使わなければただのゴミでしかない。
新たに作ったシートも、健康管理や世の中の大局的な動きを知るのに十分活用できるようにしたい。

昨日は、特定健診の結果が届いた。
前年、糖尿病予備軍と指摘されていたのが、正常化した。
チョコレートを控えたのが功を奏したようだ。
肝臓の数値が生活改善になったままだ。
どうやら夕食を遅く食べることが影響しているらしい。
それも含め全項目すべて正常で、医師に相談とか治療の必要な項目はなかった。

夜になって、ジムに行きランニングを行った。
ランニングの記録は、下記の通りで、時速9.6kmのランニングと時速5km1分間の歩行を交互に休みなく行い、トータル30分間・走行距離は4.6kmだった。(単位は分)
10-1-10-1-8 (最後は時速9.6km6分間)
走行中は、苦しかったが、足の疲労は無く、帰宅後もあまり疲労感はなかった。

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昨日記151104水(副食調理 みんぱくナレッジキャピタルセミナー毛皮)

2015年11月06日 12時54分44秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =23.0   10.3
4日は午後まで、11食分の副食作りを行った。
副食さえ作っておけば、後は特製だしを入れて、電子レンジで加熱するだけで仕上がる。
最近は、調理中の吹きこぼれに悩まされていたが、防止策に近いものを見つけられそうだ。
最近行っている調理法兼吹きこぼれ防止策は、次の通りだ。
副食は、1食ずつどんぶり鉢にすべての具材を入れた状態でラップをし、冷蔵してある
それをそのまま600wで4分間加熱する。
次にラップを取り、特性だし汁を約140cc入れる。
ラップをどんぶり鉢に軽くふわりと載せる。(口縁部をきっちり密閉したり、ピンと張って密閉しない。隙間があっても良い。どうやら自由に蒸気が出ることが、汁の温度を100度に保ち吹きこぼれを防ぐようだ。)
600kw6分間+500kw6分間加熱して仕上がり。(
上記の条件は、どんぶりの大きさや具材の量によっても変化するが、私の場合は上記条件でうまくいっている。

夕方からみんぱくナレッジセミナーに参加するため、グランフロント大阪北館1Fのカフェラボに出かけた。
このセミナーは、みんぱくXナレッジキャピタル「世界の天然素材」シリーズで7回のセミナーが行われ、今回は3回目だ。
会費は500円(飲料代込み)でお酒もOKで、ワインやビールを飲みながら聞く人もいる。
私はいつも、ブレンドコーヒーを飲みながら先生の話を聞いたり、質問したりしている。
参加者は女性が多く、年齢層は若い人から高齢者まで幅広い。

7時から始まったセミナーは「毛皮その機能と魅力」というテーマで佐々木史郎教授の話であった。
いろいろ、面白い話がスライドの映像ととともに語られた。
例えば、かつて日本では、イタチの毛皮を黒く染めてクロテン(非常に高額)と称して高額で欧米に輸出し、よく売れて豪邸を建てた人が多いという。(染色技術が非常に高かったため、ばれなかったという。)

教授は、調査研究のためロシアの沿海州のウスリー川近くに長期滞在されたといい、その時の体験も語られた。
国立民族学博物館(みんぱく)の先生方は、フィールドワークで未開地に長期滞在されることが多い。
そうした研究成果を含めたものが、臨川書店(京都)のフィールドワーク選書全20巻にまとめられているという。
こうした、みんぱく関連の本はカフェラボで読めるという。
セミナーは、8時半に終了し、帰りには、おしゃれなグランフロント大阪のウインドや夜景を楽しみながら、地下鉄梅田駅に向かった。


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昨日記151103火(「下町芸術祭」 モノ派メモ トークイベントで反省)

2015年11月05日 18時33分13秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =19.7  10.8
3日午前中は、前日導入したアクセスの設計がスムーズにいかなかったので、試行錯誤しながら今までやっていた方法を再現した。
未完成のフォームを一部設計した。
今後はタブレットにデータ入力し、タブレットで撮影した写真のリンクも入れてメインPCと連動させたいと思っているが、ずいぶんハードルが高いように思えるが、ぼちぼちと試行錯誤を繰り返しながら進めていきたいと思っている。
理想とすれば、セミナー等でタブレットを持ち込み、スライドや板書を撮影し帰宅後文字に起こして概要をまとめることだ。
読書でもできれば、タブレットに概要を打ち込み、関連資料も入力し、メインPCにデータを送りアクセスで読書ファイルを作りたいが、非常に難しいと思う。

午後になって、神戸のJR新長田で開催されている「下町芸術祭」に出かけた。
「下町芸術祭」(http://www.shinnagata-artcommons.com/)では、様々な催し物が開催されているようだ。
私が参加した催し物は、「絵画プログラム」で、3日の15時から17時までの予定でトークイベントが開かれるのだ。
神戸には、たまにしか行かないが、それも元町から西のほうには近年行ったことがない。
JR新長田界隈も初めて行く場所だ。
震災後は、何度もマスコミで新長田の様子を取り上げられたので、TV上の断片的情報はあったが、全体像は全くつかんでいなかった。
ただ、新長田に大きな鉄人28号の像が立ったというのは、印象深かったのでぜひ見たいと思っていた。
新長田の駅から出て、すぐ近くの広場に巨大な鉄人28号がいた。
見ていると自然に、笑顔になった。
何故笑顔になるのか自分でもわからないが、この巨大な像を見ると、心が和む。

そもそもトークイベント会場の場所が全く分からないので、鉄人28号を後にして、元来た道に戻った。
すると、商店街入り口角に「下町芸術祭」ののぼりの立っているところがあったので立ち寄るとそこが「アスタくにづか4番館1階(ロビー)」で、そこが絵画プログラムの展示会場の一つでもあり、3時から始まるトークイベントの受付でもあった。
絵画プログラムには11名の作家が参加していて、広い内装むき出しの殺風景な会場内には、参加者の半数以上の作品が展示されていた。
作品といっても、ほとんどが大作で、床を前面に使ったインスタレーション的作品もあった。

作家の話を聞いたり、解説役の三井氏の話を聞きながら作品をじっと見ていると、いろんな疑問が沸き上がってきた。
始めに質問した時に、作家の制作手法の説明が「モノ派的コンセプト」に感じられたので表現と技法のコンセプトの違いの問題を質問したのだが、(作品は全くモノ派とは違う抽象+具象の表現)、あたかもモノ派的表現をしているように言ったと発言内容を誤解され、厳しくとがめられてへこんだ。
私は、いつもモノ派に関しての評論や文献を読んだり、歴史的流れから見たりして、考えている。
春に行われたパラソフィアでも、モノ派の源流に関して、静岡の関係者の「幻触ともの派」の講演も聴き、ますますその評価に関心を持つようになった。(いずれも短い期間のムーブメントで、特に「もの派」は1970年2月号のBTの李禹煥の一文が根拠になったという意見が多く定説は定まっていないという。)
実は、その話は歴史的関係性からすると具体とも関連するのだが、その講師の方に質問した時に、そのことは認められたが、一般的な研究の本流になっていないという。

そもそも、美学や歴史学は、価値観を基礎にした学問なので、科学のようにどの理論から、違った手法で解析しても同じ結論になるということはあり得ないのだ。
歴史の時代区分ですら、研究者により区分が違うし、美術的評価でも評論家により違うのである。
(だからと言って、そうした研究や評論が怪しいというわけではない。限定された前提条件ではそうした研究は正しいといえる。経済学ですら第二次世界大戦後の戦後復興や池田首相の時代には、ケインズ理論は絶大な成果を上げたが、今は多様な経済理論が展開されている。世の中の価値観の変化で消費構造や政治も変化しているので、絶対的に正しいということはない。アベノミックスの新自由主義経済やマネタリズム的手法もその一つであるが、成果はあがっておらず格差は拡大中である。トマ・ピケティ教授が提示した「21世紀の資本」は実証的研究により資産格差構造の解明が行われた。その成果が政治に活かされることを期待したい。)

その後、それからもいろんな作家に、質問を連発していると、私からの質問が多すぎて、ほかの人の質問ができないと注意されたので、以後極力質問しないようにした。(それでも、他に質問者がいないときに、ポイントと思われる点については、いくつか質問をした。)

画廊回りしていると、作家がいるときは作家さんと対話し、質問するのが癖になっていて、その癖が出てしまったようだ。
それにしても、私はギャラリートーク・トークイベントに積極的に参加し疑問が浮かぶと質問するようにしているが、黙ってみていると質問する人が非常に少ないようだ。
それでは、参加者の多くが作品の事を理解しているのかというと、そうとも言えないことが多い。
ギャラリー回りしていて作家と話しすると、作家に聞かなければ絶対にわからない本質的なことや、作家が大切に思い作品理解に必要なことが、鑑賞者から問われずに通り過ぎていることも、作家と話していてよく見受けられる場合があるようだ。

実は、3-4年前までは、私も大勢の人前では質問が恥ずかしくて、疑問に思っていてもトークイベントでは質問しなかったことがほとんどだった。
しかし、トークイベントに参加することが多くなり、恥ずかしくても疑問に思ったことは、作品を理解するために聞くべきだと思い、多くの人前でも恐るおそる質問するようになった。
最近は、そうしたトークイベントへの参加が増加するにつれて、度胸も付きよく質問するようになった。
その結果、少し慣れがでて、他人の事も気付かず質問するようになったようだ。
今後、自戒したい。


トークイベントは、いくつかの展示場を回り行われた。
展示作品は、いずれも展示場所を考慮した作品も力のこもった作品で、大作も多く見ごたえがあった。

トークイベント終了後、懇親会を行うという案内があり、多くの人が参加するようであったが、このトークイベントに参加することさえ、経済的観点から迷った者にとっては、答えは一つしかない。
まっすぐ帰宅したが、途中日々のほんのささやかな楽しみでもある100円コーヒー(うまくはないのは当然で、贅沢は言えない。)片手の読書を楽しんでから、帰宅した。

帰宅後は、夕食を急いで済ませ、寝る前まで副食作りを行い11食分を30%程度完成させて寝た。


美術・芸術(このブログは左記リンクのカテゴリー別「美術・芸術」ホルダーに収納しています。)
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昨日記151102月(家計のやりくりと趣味の活動)追

2015年11月04日 17時15分18秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =15.7  12.4
最近、日常茶飯の家事と、美術関連の催し物参加と、ジム通いに多くの時間を取られ、時間的余裕が少なく慌ただしいと感じている。
家事は、特に副食作りと炊飯と買い物に多くの時間を取られている。
しかし、この自炊作業があるからこそ、家賃や風呂代込みで月10万円程度の生活が、危ういバランスで成り立っていて、外食やレトルト食品や加工食品を多用すれば、たちまち破産するに違いない。
お金があれば、時間を金で買えるということを実感している。
また、自己破産を体験している者にとっては、2度目は許されないのだ。
そうした中で、地域性を生かし、近所のスーパーを数軒回りその中から、安いものを購入する。
いつも回るのは、西友・玉出・ライフ・コノミヤで、安いので西友・玉出で8-9割の買い物をする。
多分、この2軒の生鮮食料品の多くは、他のスーパーに比べ、1-3割安いように思う。
ライフは、自社ブランドの商品でどこよりも安い商品があるので、その商品を買いに行き、ついでに安ければ買う生鮮食料品もよくある。
したがって、買い物は常に自転車で、最低2-3kmは走っていて、商品の価格により、その場で購入作戦を立てたり修正するので、決断は早いが、移動に時間がかかる。
最近は新聞チラシも調べるが、時間の無駄と思うことが多く、現地での購入作戦を立てることが多い。
というのも、曜日や時間帯や給料日の前後や同業他社の動き等いくつかの条件で、ある程度特価品を予測できる場合があり、その予測がよく当たる。
それと、低額商品の特価と高額商品の特価とでは、高額商品のほうが値下げによる金額の仮想利益が大きいので高額商品を重視する。
多くの人の買い物パターンを見ていると、低額商品のディスカウントに気を取られ、お得感をもって、はずみで特価でない高額商品もついで買いしていることも多いように見える。
私は、余裕がない限りはずみで高額商品(例:牛肉 高額果物)を買わないことにしている。
例えば、私がいつも買う果物は、5本90円(税別)のバナナや、3個120円の熟しかけの富裕柿や訳ありリンゴで、魚は高いので買わないし、肉は鳥の胸肉で100g50-60円台で購入している。
魚に関しては、サバやイワシの缶詰(固形量100-120g)を1個100円の特価の時に数個買い、急ぎの食事のときとか、週に1度程度食べている。
常食の納豆は3パック50円台(たれなし)の商品を買っている。
以上のような努力で、食料品にかける費用をかなり抑えているので、何とか月10万円程度の年金で暮らしていて、その中から工夫してひねり出した余剰資金で、郊外の催し物や、有料の催し物に参加している。
郊外の催し物に参加するときには出費が増えるので、常に費用対効果と家計の総合収支を考え、いつも参加するかどうか迷う。
家計に差しさわりがあれば、どんなに参加したい催しやいい展覧会でも我慢して行かない。

11月2日の月曜日は、数週間前までは、いくつかの催し物に行くことを考えていたが、取りやめた。
経済的理由もあるが、それ以上に先送りしている、やらねばならないことの処理がたまっているので、それを処理する必要性に迫られたのだ。

この日は、朝から1-2週間動かしていないタブレットPCを動かした。
タブレットPCに関しては、写真機能のチェックとか予定表及びメインPCとのリンクといったクリアしなければならない問題が山積している。
セミナーや催し物や展覧会や読書にタブレットを持ち込んで、撮影可能なところで、自在に写真を撮ったりノートをとったりできるようになりたいと研究・試行錯誤中だ。
だが、2週間使っていないのでPWも忘れてしまい、慌てて本や書類に紛れ込んだ関係書類を探し見る始末だ。
電池の保護のため、この日は終日タブレットを動かし、放電させた。(電池寿命を保つため1週間に1度程度は放電させたほうが良いという。)

午後は、9月末にメインPCでネットトラブルを起こし修理不能になり、そのとき復旧させるためOfficeホーム(ワード・エクセル・アウトルックのセット)を再インストールしたが、そのときに後から買い足したアクセスは、削除したまま放置してあったので再インストールした。
再インストールするときに、処理方法がわからず、再び始めからネットで調べ再インストールを行った。
その結果、アクセスでは、過去のデータも残っており問題なく動いたが、以前に作ったデータベースのフォーム等未完成のものが多くあるので、それの処理と活用が今後の課題で、かなり時間がいりそうだ。
私は、アクセスやエクセルを一応使いこなしているが、データーベースシステムの基礎をしっかりと勉強(データーベースの初歩は勉強済み)していないので、データーベースレベルで操作できるように勉強しなければと考えている。

夕方、TVの録画ができなくなったため、ストレージの容量の問題と考え、家電量販店にメモリを購入しに行った。
16Gや32Gのメモリならは2-4千円程度するので、ならばと、ハードディスクを見に行ったが数百Gのハードディスクはすでになく、最低でも500Gで1万円する1Tのハードディスクとあまり変わらない価格だったので、結局購入するのをやめた。

録画用のメモリ購入は、必須支出予定から計算できる予測余剰資金の適用優先順位を決めてからの話になりそうだ。
そのためには、今滞っている会計処理と急がなければ。

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昨日記151101日(出費抑制 副食製造・炊飯 ジム・筋トレ・ランニング )

2015年11月02日 21時52分35秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =17.1  8.7
昨日は、一昨日の懇親会も含む出費がかさみ、予定していた郊外の催し物参加を取りやめた。
それ以外も、預金残高を前年同期の預金残高と比較しつつ、今後の活動を縮小する予定だった。
ところが、さらに昨年と比較していて、昨年の11月の出費を見ていると、11月の出費がやたら多いので、何をしていたのか昨年の予定日報表を見ると、自動車の運転免許更新手続きに出費が嵩んでいることが分かった。
このように見ると、それほど出費を過剰に絞る必要はなさそうに見えるので、予定通り行動しても良いかどうか、もう少し経済面を精査し行動予定を組もうと思うが、不必要な出費や外出は慎重にする必要はありそうで、貧乏人らしく分相応の支出を徹底したい。

昨日午前中は、前日の飲み会により軽く疲労していたようで、起床したのは8時半ごろだった。
なんとなく疲労感があるので、昼食まで断食し、その間TVを見たりしてなんとなく過ごした。

昼食の時にも、空腹感はなかった。
体調は問題なかった。
昼食前に、冷凍ご飯や副食が無くなっていたので、炊飯し、昼食をはさんで、ご飯を16食小分けして冷凍し、同時進行で副食7食分を製造し冷蔵した。

夕方には体調も快調になったのでジムに行った。
筋トレを一通り行った後、ランニングも行った。
筋トレの記録は、多少落ちたものの、日常の記録の揺れの範囲(多少調子が悪いとか運動間隔を空けた時の状態の時の記録)であった。
ランニングは、時速8.5km(1分間)から時速9.4kmまでの範囲で無休で歩行することもなく30分間走り、25分間程度は時速9kmから9.2kmで走った。
走行距離は4.5kmだった。

走行後の疲労感はなかった。
多分時速9.4kmでは30分間走りきることはできないだろうと思っている。

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昨日記151031土(ギャラリーAMI-KANOKO「評論を書くことを考えてみる会」)

2015年11月02日 17時37分32秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =18.4   11.1
31日土はギャラリーAMI=KANOKO<http://ami-kanoko.com/>大阪市中央区千日前1丁目2-6)で行われた13回「評論を書くことを考えてみる会」に出席した。
3回目の参加である。
ギャラリーでは、2FでASADA氏の陶芸のアニメチックなインスタレーションが展示されていて、1Fには黒瀬剋氏の平面作品が展示されていた。
私は、すでに先週この日のための予習として10月26日に、このギャラリーに足を運んでいる。
そのとき、黒瀬氏が在籍していて、作品の事を聞かせていただいた。
ASADA氏は、その日いなかったが、この日も参加されなかった。

会は、谷川渥(美学者・批評家)が司会を務め、各作品2名ずつ評論発表する形ではじめられた。
今回は、発表者の一人に、芥川賞作家の吉村萬壱氏も含まれていた。
前回もお話をしたことはなかったが、参加されていて面識はあった。
その他3名は大阪大学OB及び在籍者だった。
1Fの会場は壁面に椅子がぎっしりと椅子が並べられ、満員であった。

自由討論の中で、書かれた評論をたたき台に、自由討論が行われた。
黒瀬氏の作品については、作品のコンセプトは、抽象絵画をジグソーパズルの上に書き配置を入れ替えることで図柄が変わり、さらにそれに書き足すという工程を踏んで作成された作品で、作家としては1作品で2種類の選択肢を認めている。
本来の趣旨は、そうした手法で、偶然の中から新しくイメージ想像上の刺激を受けるための手法の一つでもあるということだった。

2Fのインスタレーション作品は、芸術論として過去の作品とも対比しわびさび・寂寥感といった時間も絡んだ議論するものなのか、アミューズメント的インスタレーションとみるか、といったような解釈に関して様々な方向からの意見が飛び交った。
ASADA氏の話も聴くことができれば、もっと面白かったと思う。
そうした中で、芸術論や現代美術についての議論もなされ、結論は出なかったが、知的好奇心が触発される会であった。
その後席を変え、参加可能な人は飲み会に参加し、参加者の交流が図られるとともに、美術談義にも花が咲いた。
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昨日記151030金(副食製造 西天満 ジム・筋トレ・ラン)

2015年11月01日 13時36分39秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴れ  最高/最低℃ =21.0  12.7
昨日は午前中昨日記を書いた後、副食11食の製造に取り掛かり、断続的に作業を行い夜までに70%程度仕上げた。

夕方から、西天満に出かけたが、HOTは先週と同じ展覧会だったので、ほうもんしたのは、いつも回る白とOギャラリーの2軒と、久しぶりにギャラリー菊も訪問した。
ギャラリー菊では新制作の作家達のグループ展を行っていた。
久しぶりに団体展の作家の作品を見た。
私がギャラリーを経営していた時代には、いろんな団体展の作家さんとも交流があり、団体展の作家さん達のグループ展も行ったこともある。
展覧会を見ながら、当時の記憶がよみがえってきた。
現在、団体展関係の展覧会はほとんど見に行くことはない。
昨日、再び団体展の作家達の作品と接して何か違和感を感じた。

帰り道、団体展と普段回っている「現代美術」作家たちの作品との違いで、なぜ違和感が出るのか考えてみた。
そしていくつかのキーワードが浮かんできた。
完成度が高い
安心してみることができわかりやすい
新しさがない
指導者の表現手法・傾向に近い
こうした事実を基に、考えを進めると、論点が浮き彫りになりそうだ。

団体展で出品される作品の多くが、過去に使われた表現手法の集大成の形で表現されているので、完成度が高く、わかりやすいのだ。
団体展には、強力な階級があって、上位の先生から指導を仰ぐことが多いし、参考にすることも多い。
そのため、上位の人達の表現手法(文法文脈・記号意味記号内容や感性)を継承したり影響されることになりやすい。
結果的に、過去に使われた表現の集大成ということにならざるを得ないが、逆に言うと、それが過去の作品(数か月数年前という短い過去も含む)を多く見慣れた人にとって理解しやすいのだ。

私がよく見て回る現代美術では、それまで担い表現手法やコンセプトに出会うこともよくある。
また、従来の作品の見方からすると、決して完成度が高いと思われないものも多いが、それは意図的な場合も多く問題ではない。
やはり現代美術はアバンギャルド(前衛)なのだ。
現代美術だから価値が高いということはない。
現代美術の中の多くは、特筆するレベルではないのだろう。
多分その割合は、一般の美術作品と同様と考えている。
逆に団体展の作品にも多くの素晴らしい作品がある。
また現在まで残っている古典作品が素晴らしいことは言うまでもない。
美術芸術は、それぞれの分野がありそれぞれの価値観で表現しているのだ。
団体展の美術はその団体の価値観があり、現代美術でも多数の価値観があって、例えば、コンセプチャルとポップアートでは価値観が全く違うし、昨日ETVで取り上げていたキースへリングのようなヘタウマの価値観もある。

それでは、私が団体展の作品で見た違和感は何だろう。
多分、既存表現手法の羅列に対する苛立ちかもしれない。
既存表現は、現代美術も含めすべての分野で使っている、というより人類の文化芸術学問がすべて過去の財産を継承したうえで成り立っているのだ。
ただ、芸術分野で現代アートというのは、前衛的表現を常に求められていて、既存表現の羅列では陳腐と考える傾向が強い。
しかし、現代アート以外の分野、例えば美術の団体展においても既存表現をさらに進化洗練させることで、価値ある作品になるのではないだろうか。
よく似た例が、科学技術分野で日本は、改善を徹底的に繰り返し創造的製品を作り出したという事例もある。

帰宅後、ジムに行き、筋トレとランニングを行った。
筋トレもランニングも体力低下を防止するための軽い運動にした。
ランニングでは無休で時速8.5km~9.2kmで23分ほど走った。


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参考ブログ集 散歩者gooより
(参考ブログは、数週間に1度追加削除しています。数か月以前のものは分野別<芸術 健康 エッセイ 歴史宗教思想 情報機関> に分類しています。)

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