散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記151122日(のせでんアートライン)

2015年11月23日 20時32分10秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇  最高/最低℃ =18.8  11.9
昨日は午後からのせでんアートラインに行った。
いろいろ家事があり、さらにのせでんアートラインの詳細を調べたりして、出発が遅くなり3時ごろ能勢の妙見口に着いた。

その後水垣氏から送っていただいた会場案内を頼りに坂道を上がると「たまや」というお店があり、そこで展示されている作品を見ていると、奥さんが出てきていろいろ話をしていた。
すると、表ではちみつを売っておられたご主人も、時折話の輪に加わり、具体美術関連の事で話が盛り上がり長い時間話を聞いたりして、話し込んでしてしまった。
ご主人は、お知り合いの方を通じて具体美術協会の村上三郎氏と知り合いになり、よく村上氏の家に行かれて、現代美術関係の話を聞かれたという。
道理で、よく現代美術の事に精通しておられると思った。

話し込んでいるうちに、日も落ち始めたので水垣・岡本氏の作品を見に行かねばと思い、お店を後にして坂を上った。
途中数点の現代作品を見たが、すべて力の入ったすぐれものだった。
巨大こけしや木造電車の、ユーモラスさや巨大さが良かったし、金属製の花壇もセンス仕上がっていた。

そんなものを見ながら進むと、草原(休耕田?)に巨大な稲わらの将棋の駒が現れて驚いた。
作品に見とれていると、その奥から水垣氏と岡本氏ご夫妻が現れた。
ここで作品の修復をしているという。
この作品の制作には大変苦労されたようで、同じような作品は、もう2度と作りたくないと言っていた。
そこでもいろいろな制作にまつわる苦労話を聞いた。
やがて、日も暮れあたりも暗くなったので、二人にお別れして急いで元来た道に引き返した。
途中たまやさんの奥さんが表にいたので先ほど見た作品のことなどで立ち話していると、知人が坂を上ってきた。
しばらく彼と話し込み、私の誤解で、彼に対して数年前に非礼なことがあったことを、改めて頭を下げて詫びた。
その後知人と別れ、妙見口駅への道を急いだ。

帰りは、いつもの店により、集中的に読んでいた考古学の古墳の葬送儀礼や他界観の事を論じた本を読了した。
他にも古墳時代の宗教観・他界観を論じた本も読んでおり、それらの本の論旨を比較検討し妥当性を考えてみたいと思ったりもしている。
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昨日記151121土(企画工房「卍字楼」 種をまく展)

2015年11月23日 13時07分02秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇  最高/最低℃ =18.8  11.9
21日は、午後から京都深草にある企画工房「卍字楼」に出かけた。
卍字楼は、一般の民家で、年数回のみ展覧会を開催している。
場所もわかりにくいので、一見の人が訪れることは少ない。

私は、以前から知っている作家達が、ここで個展やグループ展に参加したので、何度もここを訪れている。
また、ここを主宰されているご夫妻も作家活動されていて、他のギャラリーで開かれる個展やグループ展には、よくお伺いしている。

今回の展覧会は、21人の作家が参加していて、青木拳氏の作った種の陶芸作品を種に見立て作品にするというものだった。
21名のうち9名の作家はまだお会いしたことがなかったが、今回3人の方と初めてお会いできた。

作品はそれぞれ、個性が現れていて、一目見てこの人とわかる作品も多くあった。
オープニングパーティーが開かれ、畳敷きの3つの部屋や縁側に作品が点在し、その間を縫って2-3のグループができ、車座になって酒や料理を楽しみながら、話が盛り上がっていた。
療養中と噂で聞いていた人も出席し、入院生活の生々しい話を聞くことができた。
入り口の間には立派な囲炉裏が掘ってあり、炭がくべられていて、その囲炉裏の周囲にもいろりを囲んで話が弾んでいた。
十数年前にギャラリーをしていたころに顔見知りだった人も参加していて、久しぶりに話ができたりした。
作品を見ながら、いろんな人と酒を酌み交わし話ができて、楽しい一日だった。

企画工房「卍字楼」 種をまく展 11月21日から12月6日まで(水 木 休楼)
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