メリークリスマス。
今日は、クリスマスですね。みなさん、いかがお過ごしですか?
前回の記事にクリスマス会のことをお伝えしました。
クリスマス会に参加していた時の事を前回はお伝えしました。
ところで。
クリスマスのお楽しみって、何でしょうか?
大切な人、気の合う人とこの時を過ごすことはクリスマスをより一層、思いで深くしてくれることでしょう。クリスマスは1人だ!とほほ…と思っている方もいるかもしれません。
クリスマスを彩るもののひとつに食べ物があると思うのですが、どうでしょうか。
いつもより、ご馳走をいただく、クリスマスのデコレーションが施されたケーキを味わう…。これはクリスマスだから、だと思いますし、これ自体がクリスマスの雰囲気を醸し出すものだと思います。
先日の、クリスマス会に参加された患者さんの1人に、血糖値の上昇のために、食べることを制限されることを余儀なくされていた方がいらっしゃいました。
もともと、とても食べることに興味があった方なのですが、がんの治療でステロイドを使用したことで、血糖値が上昇してしまいました。ステロイドを使用は、もともと食べることに楽しみを見出していた患者さんの食欲を亢進させて、さらに食べ続ける期間が長くなったことで血糖値を上昇させてしまったのです。
一般病棟ならば、血糖値が高くなった時点で、食事制限を遵守します。高血糖が続くことによって、さらに命に影響が及ぶことが考えられるからです。
これを解消するためには、方略はふたつ。患者さんの血糖を正常値に維持するために、食事制限をすること。もうひとつは、患者さんが食べたいものを食べられるように、インスリンを使って、食事量が増えてもインスリンで何とかしのぐこと。
人間はいつ、命の終焉を迎えるかは未知数ですが、がん患者さんで命に限りがある方については、「糖尿病のケア」が不適切なことがあると思います。
それは、前述した患者さんの場合です。
残された時間の楽しみを、「食べることだ」としている患者さんにタイトな血糖値の管理をしたところで、「生きる喜び」は得られるはずがありません。
当科は、緩和ケア科です。
勿論、血糖値のコントロールに関しては、「患者さんが食べたいものを食べられるように、インスリンを使って、食事量が増えてもインスリンで何とかしのぐこと。」が大切であるということは承知しております。
そして、クリスマス会を迎えました。写真のごとく、美味しそうなものがずらーっと並ぶ中、「血糖値が高いから、食べられない。」というのではお話にならない状況にある患者さんです。
患者さんの「食べる喜び」を尊重して、担当医とスタッフはクリスマス会の前にインスリンを使用して、「今日だけは食べる喜びを味わってもらおう」という試みをいたしました。
それまでは、食べることを控えるように言われていた患者さんなのですが、そのときばかりは、その「縛り」がなくなり、食べたいものを食べておられました。
その姿は、『必死』ともいえるくらいの食べ方でした。
がむしゃらに食べるといってもいいくらいの食べっぷりでした。
クリスマスというイベントがなければ、この患者さんは食べる喜びを味わえなかったかもしれません。
実際には、クリスマスだからこそ、普通の人と同じように、何ら変わりなく食べる喜びを味わってもらいたいというスタッフの『緩和ケアマインド』がありました。
命が限られているからこそ、できることだろうと言われれば、それまでかもしれません。
でも、特別な日を利用して、どんな状況であっても、その患者さんの喜びを味わってもらえるように配慮することこそが、「人間らしい生き方」ではないのかな?と思えました。
その時の、「がむしゃらに」食べていた患者さんが涙を流して喜んでおられた姿が忘れられません。
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