先日書きましたように、また狼爪を折ったニヤ。
2日ほど経って傷口も落ち着いただろうから折れた爪を取り除こうかね、と試みたんですが
折れた爪に触るとヴェロキラプトルのような顔で怒るもんですから、これは無理だと判断。
爪を取ってもらいに獣医さんに行ってきました。

「おかーさんに取られるのもイヤだけど、ここはもっとイヤ。」
知ってるよ。でも折れた爪は取ってしまった方が早く治るの。
(ところで上の写真は5月に肉球の怪我で病院に行った時のものです。
獣医さんにも受付の人にも「また足怪我したの?」と覚えられていましたよ。とほほ。)
処置は簡単。軽く鎮静剤をかけて、折れた爪を取り除き消毒してもらうだけ。
でも鎮静剤をかけて、傷口を綺麗にしている時点で爪がポロっと落ちたそうで
爪の処理代がかからずに済みまました。ニヤの負担も少なくてラッキーラッキー。
前回鎮静剤を使った時よりもボーッとしている時間が短くて、今回はボーッ状態からの回復も早かったです。
でも家に帰ってきた時点では、やっぱり元気がなくて目もトローンとしていました。
これは少し回復して、テーブルの下に隠れて妙な動きをしていた時。

「なんだかよくわかんないけど外に出たくない。そば来ないで。」
さて、病院の待合室でのニヤはいつもの通り「帰る~。ここはイヤー。」とキューキュー言っていたのですが
待合室にいた他の飼い主さんたちが皆さん優しくて「どうしたの?足怪我したの?」と聞いてくださったり
ニコニコと見守ってくださったりしていました。
そしたら「あ!あたし今注目されてる!」という感じでキューキューが止まって
「どうしたの?」と聞いてくれた男性に向かって小首をかしげてみたり
ニコニコと見てくれている女性に向かって前足チョイチョイしてみたり。
さらに、その後ゴールデンレトリーバーの男の子が入ってきてニヤに注目しているのに気づくと
いつものように脚を踏ん張って尻尾を高くあげた「えらそう女王様」のポーズになり
「嗅ぎたければ嗅いでもいいわよ。」という感じで、すっかり別犬に。
我が犬ながら、なんなんでしょうか、この態度の変わりっぷりは。
その後ニヤの処置の間は一人で待っていたら、今度は生後9週目という子犬の飼い主さんと
シニアチワワの飼い主さんが座っていました。
子犬は昨日シェルターから貰い受けて来たばかりで、健康診断に連れてきたんですって。
で、老チワワの飼い主さん(チワワオーナーには見えないゴツめの中年男性)に向かって
「おたくの犬はなんという名前?」と質問。
男性は「リトルボーイだよ。」

「リトルボーイって名前じゃなくて呼びかけじゃないの?
おとーさんがいつもニコやニヤにリトルガールって言ってるよ。」
私も横で聞きながら「それ、名前か?」と心の中で突っ込んでいたんですが
男性が「実はこの犬には名前を付けてなかったんだ。
3年ほど前にヨロヨロと歩いてたのを保護して連れて帰って、
飼い主も出てこなかったし結局そのままうちにいることになってね。
うちの女房がLittle Boy Little Boyって呼んでたら、それが定着しちゃって
犬もリトルボーイって呼んだら来るようになったし、というわけ。」
わ~、いい話じゃないですか!って思わず言っちゃいましたよ。
もちろんシェルターパピーの飼い主さんも「スイートなお話だわ~。」と感激・
動物病院の待合室での世間話って好きなんですよ。
動物好きな人たちだから、たいていよその家に動物にも寛容だし。
自分の動物のこと話始めると止まらない人も多いし。
今日もちょっと心の和む待合室でした。
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「あたしはもう大丈夫です~。」
2日ほど経って傷口も落ち着いただろうから折れた爪を取り除こうかね、と試みたんですが
折れた爪に触るとヴェロキラプトルのような顔で怒るもんですから、これは無理だと判断。
爪を取ってもらいに獣医さんに行ってきました。

「おかーさんに取られるのもイヤだけど、ここはもっとイヤ。」
知ってるよ。でも折れた爪は取ってしまった方が早く治るの。
(ところで上の写真は5月に肉球の怪我で病院に行った時のものです。
獣医さんにも受付の人にも「また足怪我したの?」と覚えられていましたよ。とほほ。)
処置は簡単。軽く鎮静剤をかけて、折れた爪を取り除き消毒してもらうだけ。
でも鎮静剤をかけて、傷口を綺麗にしている時点で爪がポロっと落ちたそうで
爪の処理代がかからずに済みまました。ニヤの負担も少なくてラッキーラッキー。
前回鎮静剤を使った時よりもボーッとしている時間が短くて、今回はボーッ状態からの回復も早かったです。
でも家に帰ってきた時点では、やっぱり元気がなくて目もトローンとしていました。
これは少し回復して、テーブルの下に隠れて妙な動きをしていた時。

「なんだかよくわかんないけど外に出たくない。そば来ないで。」
さて、病院の待合室でのニヤはいつもの通り「帰る~。ここはイヤー。」とキューキュー言っていたのですが
待合室にいた他の飼い主さんたちが皆さん優しくて「どうしたの?足怪我したの?」と聞いてくださったり
ニコニコと見守ってくださったりしていました。
そしたら「あ!あたし今注目されてる!」という感じでキューキューが止まって
「どうしたの?」と聞いてくれた男性に向かって小首をかしげてみたり
ニコニコと見てくれている女性に向かって前足チョイチョイしてみたり。
さらに、その後ゴールデンレトリーバーの男の子が入ってきてニヤに注目しているのに気づくと
いつものように脚を踏ん張って尻尾を高くあげた「えらそう女王様」のポーズになり
「嗅ぎたければ嗅いでもいいわよ。」という感じで、すっかり別犬に。
我が犬ながら、なんなんでしょうか、この態度の変わりっぷりは。
その後ニヤの処置の間は一人で待っていたら、今度は生後9週目という子犬の飼い主さんと
シニアチワワの飼い主さんが座っていました。
子犬は昨日シェルターから貰い受けて来たばかりで、健康診断に連れてきたんですって。
で、老チワワの飼い主さん(チワワオーナーには見えないゴツめの中年男性)に向かって
「おたくの犬はなんという名前?」と質問。
男性は「リトルボーイだよ。」

「リトルボーイって名前じゃなくて呼びかけじゃないの?
おとーさんがいつもニコやニヤにリトルガールって言ってるよ。」
私も横で聞きながら「それ、名前か?」と心の中で突っ込んでいたんですが
男性が「実はこの犬には名前を付けてなかったんだ。
3年ほど前にヨロヨロと歩いてたのを保護して連れて帰って、
飼い主も出てこなかったし結局そのままうちにいることになってね。
うちの女房がLittle Boy Little Boyって呼んでたら、それが定着しちゃって
犬もリトルボーイって呼んだら来るようになったし、というわけ。」
わ~、いい話じゃないですか!って思わず言っちゃいましたよ。
もちろんシェルターパピーの飼い主さんも「スイートなお話だわ~。」と感激・
動物病院の待合室での世間話って好きなんですよ。
動物好きな人たちだから、たいていよその家に動物にも寛容だし。
自分の動物のこと話始めると止まらない人も多いし。
今日もちょっと心の和む待合室でした。
「あたしはもう大丈夫です~。」