先日は2回に分けて長々と避妊去勢のお話を書きましたが、その時に懐かしく思い出したことがありました。
「ニコとニヤは保護犬なので避妊手術済みであることが大前提」と書いていましたが
実はニコは一回だけ我が家でヒートを迎えた経験があります。

「おかーさん!そのお話だいぶ前にも書いたことあるよ!もういーよ!」
うん、わかってる。でも書いたのって、もう10年近く前のことだし、まあいいじゃない。
ニコを引き取る手続きをした時、手術は済んでいますよというシェルターの証明書を受け取りました。
ところが、ニコを迎えて2ヶ月ほど経った時に、ニコが歩いた後に血がポタポタと落ちているのに気付きました。
怪我でもしたかとびっくりして血の出どころを調べたら、オシッコが出るところから出血している!
「えーっ?避妊手術済んでるはずなのに、なんで!?」と大混乱してシェルターに電話して問い合わせました。
それが今思えばアホみたいな質問の仕方で「そちらから引き取ったケイティ(シェルターでのニコの名前)ですけど
避妊手術済みなのに生理が来るっていうことはあるでしょうか?ポトポトと出血してるんです。」と(笑)

「いくら犬のことよく知らなかったからって言っても、普通に考えてそんなことあるわけないよねー。」
そりゃそうなんだけど「出血してるぞ!」ってパニック気味だったし、
もしかして人と犬は違うのかもって思ったんだよ。(実際ずいぶん色々と違うし)
シェルターの人も「えっ!?そんなことないない!病気かもしれないからすぐ病院へ」と言われました。
その頃はシェルター提携の病院を利用していたので、すぐに電話して行きました。
「外陰部が普段よりも腫れていて出血があるんです。」と言うと、先生はあっさり「それはヒートです。」私「へ?」
えーっ。だって避妊手術してるはずなのにーと食い下がったら、シェルターとのやりとりと医療記録を丁寧に調べて下さいました。
そうしたら、手術の予約だけ取って、当日何かのミスで誰もケイティことニコを病院に連れて行ってなかったんですねえ。
すごいミスでビックリぽんでしたよ。ニコを引き取った時の料金には手術代金も含まれていたので
その日の診察料も手術代金も、もちろん支払いは無し。
ヒート期間は約2週間続きました。
ニコは別犬のように怒りっぽくなって、体に触ったり歯を磨いたりしようとすると歯を剥いて吠えたりしていました。
ホルモンのせいでイライラするというのもあったのかもしれませんが、倦怠感などもあったのかもしれないですね。

こんなパンツも買ってきたのに、1回だけ履いたら2度と履かせてくれなかった(泣)
履かせようとしたら、奪い取って齧ったので破れました。ほら、左上。
オットは「嫌がるからって諦めちゃ躾にならない。僕がやる。」というので「じゃ、やってくれ」と任せたら
私の10分の1くらいの時間であっさりあきらめて「ニコ、マイガール。約束する、ダディはニコの嫌がることはしないよ。」
はぁ〜?なんじゃそりゃって呆れかえりましたよ。
嵐のようなモンスター期間の後、ようやく手術をして元のスイートニコちゃんに戻りました。

手術の直後の「毛剃りの窓」
吸収糸と呼ばれる自然に溶ける糸を使って内側で塗っているので抜糸もエリザベスカラーも無し。入院も無し。
シェルターのミスは今考えると、かなりの大きな失態です。ヒートに気づかないでドッグパークなどに行って
またシェルターで引き取らないといけない子が生まれる可能性だってあったわけですもんね。
でも今にして思うと、一度だけでもヒートを間近で見て体験しておいたことは良かったなとも思っています。

手術の翌々月くらいのニコ。今よりもずっと乙女な感じ。
ニヤはシェルターに来る前に手術済みだったのか、シェルターで手術の手配をしたのかわからないんですよ。
引き取る時には、そんなことを質問するなんて頭からすっぽり抜けていましたし。

「そんなプライベートなこと教えないわよ。当たり前でしょ。」
ニコの時もニヤの時も、今の目で見たら至らないことだらけで「あ〜あ〜もう」って感じですが
たまにこうやって昔のことをしっかりと思い出してみるのも、今の自分を振り返る意味でも良いかもな、と思います。
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「ニコとニヤは保護犬なので避妊手術済みであることが大前提」と書いていましたが
実はニコは一回だけ我が家でヒートを迎えた経験があります。

「おかーさん!そのお話だいぶ前にも書いたことあるよ!もういーよ!」
うん、わかってる。でも書いたのって、もう10年近く前のことだし、まあいいじゃない。
ニコを引き取る手続きをした時、手術は済んでいますよというシェルターの証明書を受け取りました。
ところが、ニコを迎えて2ヶ月ほど経った時に、ニコが歩いた後に血がポタポタと落ちているのに気付きました。
怪我でもしたかとびっくりして血の出どころを調べたら、オシッコが出るところから出血している!
「えーっ?避妊手術済んでるはずなのに、なんで!?」と大混乱してシェルターに電話して問い合わせました。
それが今思えばアホみたいな質問の仕方で「そちらから引き取ったケイティ(シェルターでのニコの名前)ですけど
避妊手術済みなのに生理が来るっていうことはあるでしょうか?ポトポトと出血してるんです。」と(笑)

「いくら犬のことよく知らなかったからって言っても、普通に考えてそんなことあるわけないよねー。」
そりゃそうなんだけど「出血してるぞ!」ってパニック気味だったし、
もしかして人と犬は違うのかもって思ったんだよ。(実際ずいぶん色々と違うし)
シェルターの人も「えっ!?そんなことないない!病気かもしれないからすぐ病院へ」と言われました。
その頃はシェルター提携の病院を利用していたので、すぐに電話して行きました。
「外陰部が普段よりも腫れていて出血があるんです。」と言うと、先生はあっさり「それはヒートです。」私「へ?」
えーっ。だって避妊手術してるはずなのにーと食い下がったら、シェルターとのやりとりと医療記録を丁寧に調べて下さいました。
そうしたら、手術の予約だけ取って、当日何かのミスで誰もケイティことニコを病院に連れて行ってなかったんですねえ。
すごいミスでビックリぽんでしたよ。ニコを引き取った時の料金には手術代金も含まれていたので
その日の診察料も手術代金も、もちろん支払いは無し。
ヒート期間は約2週間続きました。
ニコは別犬のように怒りっぽくなって、体に触ったり歯を磨いたりしようとすると歯を剥いて吠えたりしていました。
ホルモンのせいでイライラするというのもあったのかもしれませんが、倦怠感などもあったのかもしれないですね。

こんなパンツも買ってきたのに、1回だけ履いたら2度と履かせてくれなかった(泣)
履かせようとしたら、奪い取って齧ったので破れました。ほら、左上。
オットは「嫌がるからって諦めちゃ躾にならない。僕がやる。」というので「じゃ、やってくれ」と任せたら
私の10分の1くらいの時間であっさりあきらめて「ニコ、マイガール。約束する、ダディはニコの嫌がることはしないよ。」
はぁ〜?なんじゃそりゃって呆れかえりましたよ。
嵐のようなモンスター期間の後、ようやく手術をして元のスイートニコちゃんに戻りました。

手術の直後の「毛剃りの窓」
吸収糸と呼ばれる自然に溶ける糸を使って内側で塗っているので抜糸もエリザベスカラーも無し。入院も無し。
シェルターのミスは今考えると、かなりの大きな失態です。ヒートに気づかないでドッグパークなどに行って
またシェルターで引き取らないといけない子が生まれる可能性だってあったわけですもんね。
でも今にして思うと、一度だけでもヒートを間近で見て体験しておいたことは良かったなとも思っています。

手術の翌々月くらいのニコ。今よりもずっと乙女な感じ。
ニヤはシェルターに来る前に手術済みだったのか、シェルターで手術の手配をしたのかわからないんですよ。
引き取る時には、そんなことを質問するなんて頭からすっぽり抜けていましたし。

「そんなプライベートなこと教えないわよ。当たり前でしょ。」
ニコの時もニヤの時も、今の目で見たら至らないことだらけで「あ〜あ〜もう」って感じですが
たまにこうやって昔のことをしっかりと思い出してみるのも、今の自分を振り返る意味でも良いかもな、と思います。