SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

近所の毒草

2016-11-13 23:42:46 | ニコとニヤの日常
《はじめに》
dog actuallyの新しい記事がアップされています。
「立ち止まって、肉球を嗅ごう」

先日ここでニコニヤの記念日の話を書いたばかりで重複しているのですが、もうちょっと真面目に書いています。
あ、ブログも真面目に書いてるんだけど(笑)

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さて、今日はタイトル通り。近所の公園に生えている毒草のお話。


「ドクソーってなに?こわいの?」

うん、食べると怖いよ。

普通のガーデニング用の草花でも毒のあるものってたくさんあるのですが
中でも特別に強力でこわ〜いヤツ。

それがこのお方。公園にワサワサ普通に茂ってるんですけれどね。

ダチュラまたはエンジェルズトランペット


花は清楚な感じで綺麗です。香りも良いの。

ダチュラっていうといかにも毒草って感じの響きだけど、エンジェルズトランペットって清らかな感じよね(笑)

ナス科の植物でアルカロイド系の毒を含みます。多量に摂取すると昏睡や記憶障害、命にも関わる強力なものです。
(ナス科の野菜であるトマト、ピーマン、なすびは同じくアルカロイド系の毒を含みますが
可食部分はもちろん無害。有毒な葉っぱやヘタ、未熟な果実は犬などが食べないようにご注意を。)


「なにそれ?こわい」

個人的にはダチュラっていうと、村上龍の「コインロッカーベイビーズ」を思い出すんですよ。
初めて読んだのは中学生の時だから遥か昔のことだけど、作品中にキーワードのような感じでダチュラという言葉が使われていたっけ。


「おかーさん、脱線脱線。」

あ、たしかに。ごめんごめん。

こんな風に公園に自生しているくらい丈夫な植物なんですが、葉っぱがモロヘイヤに、根っこがゴボウに、蕾がオクラに似ているので
間違って食べてしまって中毒を起こす事例があるんですってよ。
花が綺麗なので花瓶に生けておくと、水に毒成分が溶け出して、子供やペットが間違って飲んでしまうと危険です。
飛び散った草の汁なども危険なので、見つけても触らないのが一番ですね。

ダチュラはチョウセンアサガオ属で、園芸に使われるペチュニアも同じ種類。
ペチュニアも(ダチュラよりは弱いけれど)毒があるのでご注意を。
ダチュラは本来は日本にはない植物だったけれど、今は帰化植物として自生しているようです。


「綺麗な花なのに毒があるのねえ。」

そうだねえ、ニヤみたいだねえ。イヒヒ



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「あたしは毒なんかありませんっ!」「だよねー。あるのはトゲと牙だよねー。」
コメント (2)
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