SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

この時期恒例

2017-02-27 23:23:26 | アメリカ生活
昨日は映画賞シーズンの大トリ、アカデミー賞の授賞式でしたね。

フットボールなんかを見ない我が家では、映画賞シーズンはいわゆる「ゲームナイト」
(フットボールの試合のある日はこんな風に呼ばれます。スナックと飲み物いっぱい用意して観戦。)

準備や後片付けに席を立たなくていいように、簡単なものを準備しておきます。

「おかーさん!オーブンからいい匂いがしてきたよ。もういいんじゃない?ニコ見ててあげるよ!」

見ててくれなくていいから。邪魔だから(笑)

ピザも焼けた、クッキーもコーヒーも用意した、飲み物もOK。よし!


「あたしもおとーさんのお膝に乗ってあげて準備OKよ。」

今年のホストは人気トークショー司会者のジミー・キメル。
さすがの卒のない進行で、面白いし「おっ!今年はすごく良いじゃないの」と思っていたら
最後に思いっきりビックリさせられましたねえ。

私なんて、作品賞が発表されてスピーチが始まったあたりでオットに
「ねえ、去年の作品賞ってスポットライトだったけ?」とか質問してて
決定的瞬間をちょっと見逃してしまいましたよ(その後ネットでこれでもかってくらい見たけど)

運営者としてはとんでもない大失態だし、そりゃ問題になるのも仕方ないんだけど
見ている方は、嫌な気持ちになることもなく「びっくりしたなあ、もう」という程度のことだった。
(でももう一つの大失態、亡くなった方々の追悼のビデオで、亡くなった方とは別の人の写真を流してしまったのは本当に酷い。
 しかも写真を使われた別人の方はまだ生きてらっしゃるんだから!)

話を作品賞に戻すと、まずはLA LA LANDのプロデューサーの実に清々しく潔い態度が素晴らしかった。
ムーンライトの関係者に「作品賞はあなた方のものだ」とオスカー像を差し出す姿なんてグッと来るじゃないですか。
受賞したムーンライトの監督もLA LA LANDの関係者を讃えるスピーチが美しかった。
誰かを非難したりすることもなく、お互いを讃え合い感謝する態度は「良いもの見せてもらったわ〜」という気持ちになりました。

後から聞くと、呆然としていた司会者に、デンゼル・ワシントンが客席から指示を出していたこととか
ライアン・ゴズリングが密かに笑いをこらえてたり(シリアスな場面で笑いたくなるタイプらしい)
なかなか面白い話もたくさん聞けたのも得した気持ち。



「そんなのどーでもいー!つまんなーーーーーい!」

あ、ニヤ様すみませんねえ。

とにかく今年のアカデミー賞も存分に楽しませていただきました。


「おとーさんとおかーさんがテレビ見てる間、ニコも毛布かけられちゃった。」

アカデミー賞のことを語り出すと、もう一個ブログが必要になるのでこのくらいにしときます。
さあ、映画賞の季節も終わったし......次は確定申告の準備に取り掛からなくちゃ。ああ、落差激しすぎ......。


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コメント (4)
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