SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

大人げなく悪態をつく

2018-06-24 23:50:25 | ひとりごと

「お知らせです」

「Dogs in the U.S アメリカの犬たち」のブログに前後編で記事をアップしています。

あるプレミアムフードのメーカーが消費者から訴訟を起こされた件について

ペットフードメーカーに対する集団訴訟 1
ペットフードメーカーに対する集団訴訟 2



この件については、メーカー側に非はないと私は思っているのですが、
過去の集団訴訟では「訴えられて当然!そもそも企業として最初っから全然信用しないけどなっ!」と
一人でブツブツ悪態つきながらニュースを読むようなのもありましたね。

2015年に、1400匹以上の犬が命を落とし数千匹が健康被害を受けた件でネスレピュリナ社に対する訴訟
2016年には、マーズペットケア(ロイヤルカナンのメーカー)ネスレピュリナ、ヒルズの3社が
「処方食」として販売しているフードが特別に処方箋のいるような原材料を使っているわけでもないのに
あたかも医療用であるような販売の仕方はおかしい(しかも値段も高いし!)という理由で訴えられています。

この2件とも、企業側が勝っているところがムカつくんですけどね。


「それはムカつくわね」

うん。ムカつくなんて生やさしいもんじゃなくて
考え始めたら「ドリャーーーーー!」って暴れたくなるくらい腹が立つね。

Dogs in the U.Sの方にもチラッと書いたのですが、私は上に挙げたメーカー3つとも大嫌いです。

獣医さんで処方食を勧められて、カナンやヒルズのフードを食べさせないと仕方のない方もいるので
あんまりおおっぴらに「嫌い」とか言わないように今まで控えていたんですが
今回は大人げなく堂々と書いてしまいました。すみません。


「なんで今回は書いちゃったの?」


ちょっとね、この2〜3ヶ月の間に上記メーカーがフードについての研究を発表することがあって
色々考えてたら、ムカムカがおさまらなくなってきたの。

例えばネスレピュリナは「犬の腸内フローラと食べ物の関連」について研究を続けています。
この研究で腸内細菌の理想的な構成比を作る食事が分かれば、フードの開発に生かされるのでしょう。
また同社は認知症予防に有効と見られるサプリメントについても研究結果を発表していて
これもまたフードの開発に活用されていくはずです。

ヒルズが最近発表した犬と猫の食の好みに関するリサーチ結果では
犬、猫それぞれに「高脂肪」「高タンパク」「高炭水化物」の食餌を与えたところ
犬は「高脂肪」猫は「高炭水化物」を選ぶ傾向が強く、
「高タンパク質」を選んだ個体はゼロだったと発表しています。

なんて言うかさー!
ネスレピュリナの研究は素晴らしい感じがしますよ。
そんな立派な研究が活用されたフードならいかにも良さげじゃないですか。

でもそんな研究しながら作ってるフードがあれってどういうことっ!?
いったい何がどこでどう間違ってあんな品質のフードを製造できるわけ!?

しかもネスレピュリナの研究は大学の研究室と共同なの。
「共同とか言って、基本お金出してるだけじゃないの?」と思ったりもするんですが

大学だって資金のバックアップをしてもらえば助かりますからね。
でも、そうやって企業から資金援助受けちゃうと、どうしても企業に都合のいい研究結果が発表されがちになりますね。
少なくとも、その研究者が発表した結果には見る方のバイアスがかかってしまう。



「あ〜、確かに大人げなく悪態ついてるわ」

ヒルズのリサーチに至っては、犬猫が高タンパクの食餌に興味を示さないって
「はあ〜?ホントに確かなんでしょうね、ええっ!?」って詰め寄りたくなりますね。

お得意の穀物てんこ盛りフードに脂肪で風味付けたヤツの言い訳のために作ったリサーチじゃないのか?と邪推せずにいられない。

ロイヤルカナンのマーズペットケアはシェルターなどへのフードの寄付を積極的に行っているんですが
寄付するフードはペディグリーばっかりっ!一番やっすいヤツね。

ニヤの出身シェルターにもペディグリーの黄色い袋が山積みにされてたけど
ニヤの毛穴全部から染み出してたようなクサイ体臭を思い出すと
「よくあんなものを製造するよなあ」と呆れるしかない気持ちです。


あ〜、全然役に立つテーマとかは無くて、大人げなく悪口言うだけのブログをアップしちゃったわ。
たまに吐き出したくなるんです。すみません。


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コメント (14)
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