コメント欄でsaabさんから教えて頂いて「犬のココカラ」が更新されていたことを知ったというダメさ加減です。
saabさん、いつもありがとうございます。
犬と暮らすことが心臓や血管系の病気に罹る率の低さと関連があるとか、
犬と暮らしている人は心臓発作や脳卒中の後のサバイバル率が高いとか、
これらはきちんとした研究に裏付けられているというようなことを書いています。

「犬と暮らすと元気になるの?すごいねー」
確かに犬がいると元気になるわね。寝不足になったり青アザができたりもするけど。
でも私が言いたいのは、そういう研究結果から「犬って素晴らしいですね」ってことではなく
「だけど犬は人間を健康にするために存在しているんじゃないよ」ってことです。
「健康のために犬を飼おう」ってのは違うだろうって思うわけです。
そもそも犬と暮らして心臓が調子良くなったり、血圧が正常になったりするのは
毎日ちゃんと散歩に行ってる人だけだもんねえ。
犬に限らず、金魚でも植物でも「自分以外のものの世話をする」ということは
自己肯定感とか感情の安定にとって大きなサポートになるそうですが、
世話しない人にはその恩恵はないってことですよね。
以前にdog actuallyで、シェルターの犬の目線で書かれた詩を紹介したことがあります。
シェルターに来た人に選ばれた犬が「この人は助けを必要としている。今日私は人間を救った。」と語る詩です。
素敵な内容だし、保護犬を引き取ることで逆に自分が助けられていると感じることがあるのは確かです。
でも犬がくれる「助け」や「癒し」は毎日の犬との関わりの結果としてだけついてくるもの。
最初からそれを目的にして犬を迎えるのは違うよねってことを書きました。
その後も場所を変え、表現を変えながら、同じことを何度も繰り返し書いています。

「おかーさん、しつこいからね 同じ事何度も言ったり書いたりするのよ」
身体の健康というのは、自分が犬のためにする事と、その結果付いて来る見返りとの関連が
はっきりしているので「犬を飼って健康になるのは、ちゃんと世話した人へのご褒美」と書きました。
でもこういうことを本当に伝えたい人に届けるにはどうしたらいいんでしょうね。
今このブログを読んでくださってる皆さんにはすでにわかっていることですもんね。
近道じゃないけれどSNSなどに発信することで、初めて犬を迎えようとしている人や
「犬や猫に癒されたい」から迎えようとしている人に辿り着くことを期待するしかないか😟
次回はドッグフード原材料シリーズ、ウェルネスコア のことを書きます!