神足勝記を追って

「御料地の地籍を確定した神足勝記」を起点として「戦前の天皇・皇室・宮内省の財政について」のあれこれをとりあげる

No.334 もうすぐ1年 

2024-11-15 00:55:49 | 余録
(1)昨日は頑張りすぎました。というより、日ごろもっと出ないといけません。あの玉木さんには及びもないですが、私はトトロです。どこでも行きます。
 〽あ・る・こ~ あ・る・こ~ わたしは~元気~ 歩くの 大好き~!
 
(2)このブログを始めたのが昨年11月26日でしたから、もうかれこれ1年になります。
 始めた目的は『御料局測量課長 神足勝記日記』(J-FIC)の刊行を宣伝するためでした。目的が宣伝といっても、定価が税込み2万2千円もする高額なものですから、一般の人がヒョイと買うわけにはいかないものです。専門に研究しようという人ならば、2万円くらいケチるなといいたいですが、専門外の人にそういうことはできません。そうすると、やはり公立の図書館、大学の図書館・研究機関、林業や測量関係の団体などで備えていただいて、それを利用していただっくのが本来となります。

(3)この『御料局測量課長 神足勝記日記』の在庫があといくらあるかわかりませんが、仮に売り切れた場合、増刷することも、改訂版を刊行することもないと思います。それは、一度は暗礁に乗りかけた本書の刊行が、日本林業調査会のご理解とご協力を得て刊行にこぎつけることができ、編著者としてはそれで十分に目的を達したと考えているからです。また、この本は、タイトル〔書名〕のように、神足勝記の全生涯を知りうる日記を目指したものではなく、「御料局測量課長としての神足勝記」に焦点を当てて編纂したものだからです。ですから、関係機関でまだ供えてない場合には、今のうちにとぜひ促していただきたいと思います。

(4)神足勝記その人について知るには、少なくとも御料局入局前の地質調査所時代の踏査事業を入れる必要があります。そして、できればその前の学生時代も入れる必要があります。そういうと、なんだ全部ではないかということになりそうですが、それでも全日記の80%くらいのものです。
 これを100%の公開するには、この文書を「私的公文書」として評価・認定していただいてしかるべき機関に所蔵していただく必要があるでしょう。もちろん、その旨をご遺族にはお話しました。そして、すでにその方向で寄託・寄贈についてご理解をいただいております。いずれ実現させることができる日を期したいと考えております。

(5)ところで、このブログ、これまで誰からもコメントもイイネありませんでした。間違いみたいなのが1回ありましたが、あとは反応なしで、苦情もまったくありませんでした。まあ、箸にも棒に架からない、人畜無害というところだったということでしょうか。ともかく、どんな人がどんなふうにご覧になっているのか、不思議に思って過ごしてきました。
 当初は毎日50~100名くらい、その後は150名前後、今は100名前後です。多い時は日に400名に達することもあり、どういう仕組みになっているのか狐につままれたような感じの時もありました。今日現在では、訪れた人が27583人、ページを見た人が37073人だそうです。
 これだけ見てもらえると、かなりのポイントがもらえるようですが、私はもうケータイもスマホも無関係ですから、ポイントは無縁・無関心。ときどき手続きの案内が来ますけど、すぐに消去します。ただただ書きたいことを書いているだけです。
 しかし、どんなに少ない日でも50~60名は開けてくれる人がいますから、やめるわけにもいかないだろうなあ、コレクションだけの日、写真だけの日、政治・経済批判の日などと少しやり方の検討も必要かなと思案です。

   
   多摩川波静か:拝島橋下流方向

【コレクション 110 本居宣長全集】
 皇室財政を経済・財政問題として考え始めた私にとって、本居宣長に本腰を入れることはなかったといってよいでしょう。読むには読んだという程度かもしれません。
 そういうものにとって、先日入手した『漢学者伝記集成』はよい契機となりました。しかし、宣長全集など、入手しようとすると難しいです。近くの図書館でもきちんとは入っていないようです。



 この大きさは、B5判、表紙とも20㌻です。B 4判の用紙5枚を重ねて二つ折りするとできるパンフレットというよりも小冊子です。
 全体は、
 1㌻ 上掲
 2㌻ 本居宣長肖像
    本全集の特色
 3㌻ 刊行のことば
 4~8㌻ 推薦文 
      石川淳 学ぶべく奪ふべし
      澤瀉久孝 心ひかれる新資料
      小林秀雄 筑摩版全集の刊行を喜ぶ
      久松潜一 可能な限りをつくした全集
      吉川幸次郎 本居宣長の方法
      本居弥生 本居宣長全集刊行によせて
 9㌻ 大野 晋 編者の言葉 *下に載せました。お読みください。
    編集校訂の方法


 
 10~15㌻ 各巻内容
        略年譜 
 16~17㌻ 大久保正 松坂の一夜 ー真淵と宣長
 18㌻ 新刊紹介
 19㌻ 新資料紹介
 20㌻ 刊行案内 造本・体裁:菊判  全17巻 別巻3 平均680㌻
         定価92600円 昭和51〔1976〕年刊 筑摩書房
 以上です。
 
 少し落穂拾いをします。
1.まゆみ
    

2.??? ちょっと暗いですが・・・

  

3.あざやかです。
  

4.カルガモ:のどかです
  

 5.オオタカ?
   水面で魚を取ってから、舞い上がって行きました。
  

 今日はここで。

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