備考
一年草だと呼ばれていますが
実際は二年栽培出来ます
種は取っておきます
形態
主に海に近い乾燥した荒地や崖で、一年を通して成長する多年生草本あるいは低木。日当たりの良い場所を好む。海霧から必要な水分の一部を調達すると言われている。
茎は木質化して1mを越える。脇芽が何本も出て分岐するが、根元でも直径1.5cm程度しかないので、上部が重くなると倒れることが多い。倒れて地面に接触しても発根は見られない。また、地下部が新しい茎を出すことはない。根は発芽直後は1本だがやがて細かく分かれて地中に伸び広がる。
葉は長さ30cm、幅0.5cmの線状で、断面はU字形ないし弦の中心が大きく窪んだ半円形、茎に密に互生する。茎の先端で、中心の反対側つまり外側に小さなコイルを形成していた葉は、順番に大きくなり伸長を始める。伸びきった直後は鉛直に立っているが、内側に次々新しい葉が出来るにつれ次第に押しやられて水平から下向きになる。枯れても茎から脱落せず、多数が長期間残って腰蓑の様相を呈する。生きている葉の数は一本の茎で数十に及ぶ。昆虫の目には、粘液を帯びた葉は、紫外線を吸収する枯葉を背景に輝きが一層際立つと考えられる。腺毛(有柄腺)は先端が半球形で赤くコイルの側(外側)、断面で言うと円弧の側に並ぶ。花茎や苞、萼にも多数の腺毛があるがごく小さい。腺毛とは呼び難い無柄腺もありこれは葉の内側にも見られ、刺激を受けて初めて酸性の消化液を分泌する。捕虫してもモウセンゴケ属のような葉身や腺毛の屈曲は発生しない。腺と粘液から人間にもはっきり嗅ぎ取れる甘酸っぱい匂いを放ち、多種多数の昆虫を捕らえるが、誘き寄せられる中に猫も含まれるという報告がある。猫を消化吸収したという報告はない。
花茎は春に茎の先端から揚がり何度も分岐する。短い葉をまばらに数枚つけることがある。花は五弁からなりレモン色で直径4cm弱、雄蕊は十本以上あり花柱は五つに分かれる。苞を伴い花茎の先端で上向きに咲く。果実は蒴果で長さ3cm、半透明の細い五角錐で熟すと先端は裂開して反り返る。花茎は立ち枯れても倒れず、種子は風にあおられた際などに、果実の先端から離れた場所や斜面の高みにこぼれ落ちる。種子は果実一つにつき20粒以下、長さ3mmで黒く形は洋梨やイチジクの実にたとえられる。
wikipediaより引用
種まき法
種子の播き時は1年に2回あります。春と秋ですが、春に播くと子苗のまま花を咲かせる事があったので、
私は秋に播くようにしています。
秋に播くと冬場小さいまま成長が止まるので
子苗で花を咲かせることがないからです。種子をそのまま播くだけでは発芽しづらいので、
種子の一部を爪切り等で0.5ミリほど傷付けて中の白色がわずかに見えるようにします
そして水に数時間漬けると、新鮮な種は白色がより鮮やかになります。用土は微粒鹿沼土を使用します
用土を8割ほどポリポットに入れて、種子を1~2粒静かに播きます。そして5ミリほどの深さになるよう覆土して
腰水によって灌水するようにします。上から水を撒くと表土が荒れて種子が流失するおそれがあるので私はやっていません。
soopの経験
生きたサンショウウオやウキガエルを葉に付けて置いたら
半日で干からびた
とても大きな食虫植物で最大種と呼ばれているが
実際はイビセラの方が大きくなる
(イビセラについては後記)
とても水に弱い性質があり水やりには気を遣う
根が弱い種なので鉢替えがほぼできない
一度食虫植物を栽培した方なら
ぜひその迫力を経験して欲しいと思う
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