ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

第50回全日本聾教育研究大会

2016-10-18 | 世界の王室&日本の皇室

秋篠宮妃紀子さまと、ご長女の眞子さまが、13日に、千葉県市川市で開催された
「第50回全日本聾教育研究大会」にお出ましになりました。

紀子さまは
「高等教育機関への進学が増え、就労可能な職種も拡大していることは、大変喜ばしいこと。
子どもたちがより良い環境の中で、それぞれの可能性を大きく伸ばし、
社会参加につなげていくことを期待しています。」

と手話を交えてご挨拶されました。

秋篠宮家の方々は、聾教育に造詣が深く、手話をなさる機会が多いのです。

もともと紀子さまは、学習院大学で、手話サークルに所属されていらっしゃいました。
文化祭で手話劇を見て、感動されたのがきっかけだったそうです。

その思いが、お二人のお嬢様達に受け継がれていらっしゃるのですから、
本当に素晴らしいことだと思います。

 

この日の夜は、紀尾井ホール(東京都千代田区)にて、
来日されていた、ベルギー国王主催の答礼コンサートがありました。

紀子さまはベージュ色のお着物、
眞子さまは水色、そして佳子さまは薄桃色のお振り袖をお召しになり、
ベルギー国王ご夫妻にご挨拶なさっていらっしゃるのを、ニュースで拝見しました。

お三方共本当に美しく、お姫様が大好きな私は、
ヤフーニュースで、何度も拝見しては楽しんでいます(笑)

お忙しくも、活き活きとご公務をなさっていらっしゃる秋篠宮家の皆様、本当に素敵です!

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マリンバのK先生のこと

2016-10-17 | 音楽&ピアノ

昨日の記事にも書きましたが、K先生はマリンバの先生です。
高い音楽性と実力を持った先生で、東京ではかなりご活躍されていたと伺っています。

最初にお会いした時は、先生は沢山の経験を積まれた30代後半。
私は20代前半の若さでした。

何の経験も無い私を伴奏者にすることは、かなりの勇気が要っただろうと思います。
それでもK先生は、根気よく、根気よく、私を指導してくださいました。

K先生は、普段は冗談が大好きな、愉快でお優しい方でしたが、
音楽に関しては、決して妥協を許さないところがありました。
そして大変な努力家で、音楽に真摯に向き合っていらっしゃいました。

マリンバは一種の打楽器ですから、K先生は、テンポやリズムには非常に厳しくて、
「しっかり聴いて、ちゃんとマリンバに合わせて!」と、よく注意されました。

先生の音色は微妙に揺らいで、経験の浅い私には、合わせることが非常に困難だったのです。

なかなかタイミングを合わせることが出来ない不甲斐なさ。
そして、K先生が操るマリンバの音色の様な、繊細な音が出せない情けなさ。
そんな思いが重なって、私はよく涙を流しました。

そんな練習を何度も繰り返し、多くの舞台を経験させて頂いて~
私は、多くのことを学ばせて頂きました。

そして、その時の経験が、私の音楽上の財産になりました。
その経験こそが、ピアノを弾く時や、ピアノを教える時に、大いに役に立っているように思えるのです。

K先生、沢山のご指導を、ありがとうございました。
先生のご指導のお陰で、私の音楽人生は、厚みのあるものになりました。
本当に、本当に、心から感謝申し上げます。

今でもふとした時に、今は亡きK先生のことを思い出し、私は襟を正すのです。

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特別支援学校での音楽鑑賞教室

2016-10-16 | 障がい児教育

20代の頃は、随分と色々な方達とアンサンブルをさせて頂きました。

一番多く合わせて頂いたのは、マリンバのK先生です。

K先生は、東京でご活躍なさっていたのですが、
40歳を目前にして、故郷であるM市に戻っていらっしゃったのです。

私は、K先生の伴奏者として、色々な演奏会に出演させて頂きました。

ホールや教会、ホテルでも演奏会を行いましたが、一番多く出演したのは
やはり、M市内の小中学校と特別支援学校での“音楽鑑賞教室”だったと思います。

2人で、市内の公立学校は、ほとんど廻りました。

K先生は、マリンバの実力も素晴らしいのですが、お喋りもお上手で、毎回とても好評でした。
ですので、2回、3回と訪れた学校もあったように記憶しています。

その時に一番印象に残っているのは、やはり、特別支援学校を訪れた時のことです。

音楽に合わせて、一生懸命に手拍子を打つ子ども達と、
それを見守る先生方の優しい眼差しに、私は非常に心を打たれました。

初めて特別支援学校のサマースクールに参加した時(5月12日の記事)の衝撃。
そして“音楽鑑賞教室”で出会った子ども達と、先生方との巡り会い。

この2つの出来事が、いつか私も障がい児教育を!と思った、
大きなきっかけになったように思います。 

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今朝見た夢

2016-10-15 | ピアノ教室

今朝は、ゆっくり起きました。

そのせいでしょうか、起きる前に、変な夢を見ました。

発表会当日なのに、生徒さん達が全然弾けていない!
どうしよう?  どうしよう?  ~と焦っている夢です。

夢の中で焦り過ぎたせいでしょうか、起きた時からなんだか疲れてしまいました。

それにしても数年前までは、試験やコンサートの前なのに、暗譜が出来ていない!!!
と云う恐ろしい夢を見ては、冷や汗をかいたものです。

しかし最近は、その類いの夢は全く見なくなりました。

う~ん、最近は自分の練習を疎かにしているからな~(汗)
数年前までのようなストイックさに欠けているから、暗譜の夢を見なくなったのかも。。。

今日は土曜日なので、本当はレッスン生が沢山来る日なのですが、
サッカー大会、模擬試験、学園祭の準備など、多くの生徒さんがお休みでした。

遠くから来てくれたM君も、風邪をひいていて、あまり集中出来ず。。。
和音聴音も、タンタン(リズム打ち)も、何時ものように完璧には出来ませんでした。

今日は、こんな日もあるんだな~と思った1日となりましたが、
来週は、元気なみんなと、元気なレッスンが出来ますように~♪

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合唱祭のピアノ伴奏② 答えは1つじゃない

2016-10-14 | ピアノ教室

10月7日の記事にも書きましたが、
中学1年生のMちゃんは、中学校の合唱祭の、ピアノ伴奏をすることになりました。

日にちが差し迫ってから伴奏する事が決まったので、
最近は“スペシャルレッスン”と称して、ほとんど毎日レッスンをしています。

お家でも沢山練習している様子で、最近は、かなり上手に弾けるようになってきました。

今は最後の仕上げですので、
強弱やフレーズの取り方、そしてペダルの踏み方などを中心に、レッスンをしています。

ただ、ここが難しいところなのですが、私があまり曲想を付けてしまうのも善し悪しなのです。

学校の先生の解釈と違った場合、混乱するのはMちゃんですから、
極く一般的なアドバイスに留めなければなりません。

「Mちゃん、ららみ先生は、ここの処は終わった感じ。
そして、ここは新しい気持ちで弾いたら素敵だな~と思うのだけど、
色々な解釈があると思うので、曲想は、すべて学校の先生に従ってね。」

「はい。」

「ねえMちゃん、音楽って、人によって、解釈が全然ちがうでしょ。
感じ方も人それぞれだし、数学と違って、答えがひとつじゃないよね。
そういうのって、どう思う?  やっかいだな~と思う?」

「私は、答えが色々あった方が、面白いと思う。
みんな同じ答えよりも、答えが違った方が楽しい。」

「ららみ先生も、そう思う!  だから音楽って楽しいんだよね~」

~等と、今日は、音楽の本質に迫るような会話も出来ました。

Mちゃん、すごいな~!  この数週間で、色々なことを学んだんだね!
あんなに引っ込み思案だったMちゃんの成長を感じた、今日のスペシャルレッスンでした。

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