ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

阿蘇山の噴火

2016-10-08 | 日記

熊本県の阿蘇山が、36年振りに噴火しました。
被害のあった方々には、心よりお見舞い申し上げます。

今年は、4月に熊本地震がありました。
震度7という、まれに見る大地震が熊本地方を襲い、大きな被害をもたらしました。

その後、追い打ちをかけるように、6月と8月にも震度5強の地震が続きましたが、
熊本の方々の懸命な努力で、ようやく日常を取り戻した矢先の、この噴火です。

本州に住む私ですら「何で熊本県ばかり、こんなに試練が続くのだろう?」と思うのですから、
熊本県の方々は、どれ程やり切れない思いでいることでしょう。

阿蘇市では、夜8時現在でも、停電が続いているそうです。
そして、大雨、雷、洪水注意報まで出ています。

乳幼児やお年寄り、そして病人を抱えたご家庭は、途方に暮れているのではないでしょうか。

阿蘇市の方々が、一日も早く、平安な日々を取り戻されますよう願ってやみません。
そして阿蘇山が、これ以上噴火しませんように!と強く願います。

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合唱祭のピアノ伴奏

2016-10-07 | ピアノ教室

近隣の中学校では、もうすぐ合唱祭が催されます。

私の教室の生徒さんも、毎年のようにピアノ伴奏を務めますので、
合唱祭は、私も楽しみにしている行事です。

今年も、Mちゃんが候補にあがり、7月頃から担任の先生から打診があったそうです。

でも、引っ込み思案のMちゃんは、なかなか引き受けず。。。
レッスンの時も「伴奏なんか、やりたくないな~」と言っていました。

「伴奏すると目立つし、上手に弾けるとみんなに褒められて、良い気分だよ~
引き受けたら、みんなに感謝されるから引き受けたら?」

何度もそう言って、私からも勧めてみたのですが、Mちゃんは首を縦に振りません。

「だって、目立つのがイヤなんだもん。。。」

 

そんなこんなの時が過ぎ~

結局Mちゃんが伴奏を引き受けたのは、先週のことでした!
合唱祭までは、1ヶ月もありません。

引き受けたからにはきちんと弾きたいのでしょうが、Mちゃんは気持ちばかりが焦って
譜読みが一向に進みません。

弾けるところと、弾けないところの差が激しくて、自分でもどうしてよいのかわからないみたいです。

そこで私は“スペシャル”と称して、Mちゃんの特訓をすることにしました。
勿論、1週間に1度のレッスンでは間に合いませんから、なるべく多くレッスンに来てもらうように計画しました。

最初はあまり乗り気でなかったMちゃんですが、昨日のレッスンの後は
「先生、明日もレッスンしてください。」と言う程、熱が入ってきたようです。

「うん、いいよ♪  明日も特訓するから、一緒に頑張ろうね~!」

 

~と云うわけで、Mちゃんは今日もレッスンに来ます。
もしかしたら、明日からの連休も、“スペシャルレッスン”の日々になるのかな?

そういうことなら、ららみ先生は嬉しいよ♪

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お兄ちゃんと弟

2016-10-06 | アスペルガー児 Y君

テツ君とヨウ君(5月19日、9月8日、9月15日の記事)は、兄弟です。

テツ君が2年生、ヨウ君が5年生。

我が家の息子達と同じく3歳違いの兄弟なので、
とても親しみを感じています。

 

テツ君の発表会の曲を「ライオンの大行進」に決めた時、

お兄ちゃんのヨウ君は、私がお手本を弾くのを静かに聴いていました。

その後、テツ君が退室して、
レッスン室の中は、私とヨウ君の2人だけになりました。

「ららみ先生、発表会で、本当にテツがあの曲を弾くの?」

「うん、頑張って、弾いてもらいたいな~」と私。

「左手も?」

「うん、出来れば弾いてもらいたいと思っているんだけどね。」

 

ここまで話して、私はピンときました

ヨウ君はお兄ちゃんとして、弟の曲が気になって仕方がないのです。

 

我が家もそうですが、男兄弟と云うのは、一番のライバルでもあるのです。

一人っ子で育った私には、そこのところを察するのが難しく、
子育て中には、随分と失敗を重ねてきました。

お兄ちゃんと弟~私にとっては、永遠のテーマであり、難しい課題です。

ヨウ君とテツ君、それぞれのプライドを尊重しつつ、
お互いの個性を伸ばすようなレッスンをしなければと、改めて思ったのでした。

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目玉先生5・スイッチが入って1週間~

2016-10-05 | ADHD児 頑張るT君

昨日は、2年生の男の子、T君のレッスンでした。

9月28日の記事にも書きましたが、
今まで全然練習しなかったT君が、先週から、猛烈にピアノの練習をし始めました。

さて、1週間経って、T君の気持ちはどう変化しているでしょうか?
私は、期待と不安が混ざった気持ちで、T君に尋ねました。

「T君、先週のレッスンの時は、沢山練習して偉かったね!
T君が、あんまり沢山練習したから、ららみ先生、ビックリしたよ~
お家でも、ちゃんと練習してくれたのかな?」

するとT君は「うん、50回練習した!」と答えてくれました。

早速ピアノを聴いてみると、先週教えた2小節は、本当にちゃんと弾けていました。

「凄いね~!ちゃんと弾けているね~!
じゃあ今日は、もっと先まで教えてあげるね。」

私は、2段の五線譜ノートに「ライオンの大行進」の楽譜を、4小節分だけ書きました。
そして、T君でも読めるように、その音符に色を付けました。

T君と私は、ひとつひとつ音を確かめながら、先週教えた2小節を確認し、
新しく、次の2小節も練習しました。

4小節続けて弾かせてみると、T君は、すごく嬉しそうでした。
いつも通り7回弾いた後、「やっぱり10回弾く!」と言って、真剣に弾いていました。

そして、余程嬉しかったのでしょう、
車の中で待っているお母さんを呼んできて、今日練習した4小節を披露しました。

お母さんも私も、大拍手!

この状態が、ずっと続くといいな~   どうか、ずっと続きますように~♪

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音楽と文学 ~読書の秋に

2016-10-04 | 読書、文学など

10代の頃は、本ばかり読んでいました。
日本文学は読みやすく、かなり読んだと思います。

もともと、文章を読んだり書いたりする事が好きだったので、
高校生の頃は、現代国語の時間が楽しみでした。

高2と高3に習ったS先生は、博識で、尚且つハッとするような美人さんでした。

どれ位美人さんだったかと云うと~
今は亡き有名俳優Mさんが若い頃、S先生に好意を寄せて、
何度も先生の許を訪れては“交際を申し込んだ”と云う逸話まで残っている程です。

さて、そのS先生は、何時も新しい単元に入る度に、
それを書いた作家の、生い立ちやエピソードをお話ししてくださいました。

そのお話しを聞いてから文章を読むと、その奥にある意味を想像出来て、
私は益々、現代国語の授業や、読書が好きになりました。

しかしS先生は、
「気を付けなくてはならないのは、文学の中には、作者の生い立ちや経験とは関係無く、
純粋に、文学として味わうべき物も、沢山有るのです。」
とも仰いました。

 

ピアノを弾く時、音楽を聴く時、そしてレッスンをする時、
私はなるべく、その曲が作られた頃の、作曲家のエピソードを調べます。

そうする事により、音楽に対するイメージが膨らむからです。

しかし、そのイメージを強く持ちすぎて、音楽が独りよがりにならないように~とも考えます。

10代の頃に教えて頂いたことは、自然と身に付くのでしょうか。
私はS先生の影響を、随分と受けていたようです。

音楽と文学~改めて、その共通性を思う読書の秋です。

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