一迫山王史跡公園の散策路で、木立の陰に遊ぶキジを目にしました。
散策路を5分程も歩くと、あやめ園に出ました。
そして入園口で、受付の女性から「今年は、花はもう終わったんですよ、すいません」と告げられました。
確かに、花らしきものがポツリポツリと見えますが、広い園内は緑一色でした。
「そうか、東京から来たのにな~」と口にすると、
「奥に、まだ少し咲いている場所があるので、どうぞ見ていって下さい」
と無料で園内に導かれました。
そしてHPを飾る為に、無理して撮ったのが下の一枚です。
園を去る時、窓口の女性に「これから登米市のショウブの郷公園に行くつもりです」と話すと、「あそこは数年前に閉園になりましたよ」と教えてくれました。
コロナ禍が全国各地のハナショウブ園などの閉園を招いたようです。
予定を変更し、次は宮城県登米市の「チャチャワールドいしこし」を目指しました。
途中の伊豆沼でスイレンを見ようと思い、ナビのルートを外れ、沼の畔の道を走りましたが、伊豆沼の北にスイレンは分布しないことを確認しました。
こんなひと手間が、次の訪問時に必ず役立ちます。
いかにも、米どころらしい宮城平野を走り抜けて、
12時少し前に「チャチャワールドいしこし」に到着しました。
私は9年前の2015年8月に一度、東北周遊の旅でここに来ましたが、その時はアジサイの季節が終わっていたので、園内に入るのは今回が初めてです。
前回は有料でしたが、今回は入園無料でした。
そう言えば、全国のアジサイ園情報を提供中ですが、改定作業が滞っています。
そろそろ修正しなければ、「ぼーっと生きてんじゃねえよ」って、テレビ番組のチコちゃんに叱られますよね。
園内に入ると、左手にパークゴルフ場が設けられていました。
9年前は無かったと思いますが、あの時は入園口から覗いただけなので、何とも言えません。
園の人に「アジサイは何処ですか」と聞くと、「舗装路を進んだ辺りに咲いています」と教えられました。
入口から150m程でアジサイ並木が現れました。
更に50m程も進むと、パークゴルフ場を横切る遊歩道の入り口に「高森公園あじさい園案内図」が掲げられ、そこには「昭和57年に町民有志が寄贈した数十本のアジサイの苗木を植えたことに始まり、現在は約70種3万株が咲き競うわが町の名所」と記されていました。
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