goo

宮城と岩手のアジサイ園巡り

2024-10-08 01:00:53 | 東北&北海道 夏の花旅

 アジサイの小道を進むと、杉の斜面がアジサイに覆われていました。


 谷間なので、園内他所より開花が遅れていますが、それにしても見事な光景でした。

 


 帰り道はノンビリと、アジサイを観察し、眺めながら戻りました。


 下の写真で、左がアジサイ、右がガクアジサイです。


 右のガクアジサイは、4枚の大きな花びらが目立ちますが、これは「萼(がく)」が作る装飾花です。装飾花の後ろに見える、小さなプチプチが、雄しべと雌しべを備えた本物の花です。


 ガクアジサイも秋になれば、花の場所に実が生るので、実際にご覧になると「なぁ~るほど」と思うはずです。


 そして左下のアジサイは、本物の花が全て装飾花に変化しているので、実は生りません。 

 

 


 アジサイを堪能し、「チャチャワールドいしこし(入園無料)」に別れを告げ、次に「みちのくアジサイ園」を訪ねました。


 宮城県と岩手県の県境を越え、丘陵地帯の道をナビのガイドのままに走ると、細い路の脇にアジサイ並木が現れました。

 


 駐車場に着くと、数多くの車がスペースを埋めていました。

 

 入園口の看板に、「みちのくアジサイ園」は岩手県一関市の杉山の中に設けられた日本有数のアジサイ園で、約400種40万株のアジサイが東京ドーム4個分の広さに花を咲かせます」と記されます。

 


 当初は、ここでアジサイの品種別の特徴を観察するつもりでした。


 しかし、入口から覗き見たアジサイは予想を遥かに超えるボリュームで、園内を周遊するカートを利用しても40分程かかるそうです。


 丁寧に園内を巡れば、ここで一日が終わりそうです。

 


 しかし私は、今夜26時の青森発-函館行きフェリーを予約し、明日からの4日間、北海道の高速道路乗り放題の「道トクふりーぱす」を予約しているので、ここで長居する訳にはいきません。


 「次の機会は、此処を主目的に訪ね来よう」と自分を説得し、早々に、次の目的地の平泉毛越寺へ車を走らせました。


 15分程で平泉に到着し、毛越寺の門を潜りました。

 

 平泉を訪ねる来るのは2015年の夏以来です。  


 あの時は8月上旬でしたが、旅のブログに「今度はアヤメ、ハナショウブの季節に訪ね来たい」と記しました。  

 

 そして今日、やっとその思いが叶います。


 そうなんです、何時の時でも、思いと願いと努力は続けた者だけが勝つと、私は信じています。

 

 

 

「花の旅」の全て 「花の旅」 総合目次

 

全国の花菖蒲・あやめ園ガイド

 

アジサイの名所

 

筆者のホームページ PAPYRUS

 

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )