Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

S.B.W

2012-07-17 | Blues
 サチコさんからのメールに「昨日は幕張プリンスのガーデンプールでCKBしてきました」とありました。

先日、あと少しかと思うと暑いのも我慢できるみたいなことを書きましたが、前言撤回です。
湿度80%近くで、30℃を超えてはもうたまりません。
今家に帰ると、とりあえず一番のごちそうはお風呂です。ビールだって、さっぱりしてこそです。
目の前にプールなんかあったら、鳥じゃなくても水浴びしたいところでしょう。

というわけで、私もAKBじゃなくてBCGじゃなくてATMでもないし、JFKでもIGTでもDOCでもなく、対抗してSBWにしました。



節電アクション応援団のサカナくんを、名前つながりで応援しているかどうか聞き忘れましたが、前々回波平君に会った時、Sonny Boy Williamsonの動画の話を聞きました。
そういう話を聞くと、つい見たくなるのは致し方のないところです。

DVDを見てみました。
トリュフォーの「柔らかい肌」の主人公が座っていそうな、インテリみたいな感じの人達の前で演奏しています。
発見されたブルースという異文化を鑑賞しに来ました、みたいな雰囲気です。
アメリカ国内で普段の相手にむかって演るのとちがって、客のリアクションが少なくお行儀よすぎるのが居心地悪そうですが、S.B.Wはあくまでクールです。

S.B.Wはブログの二回目からすでに登場してもらいました。
名前だけなら一回目にも出ましたし、何度かふれている気がします。
その頃のミュージシャンによくあるように生年がはっきりせず、1899年をはじめ諸説あります。

マディにしろウルフにしろ、普段の観客にとってアーティストではなくて芸人に近い存在でもあるので、映像の中にその片鱗を見ることができます。
ポール牧直伝の指パッチンでリズムをとって、ハープをたてに咥えて演奏しながらフレームアウトしていきました。
南部に帰るとR・ナイトホークと一緒に演ることもあったそうですが、二人で煽って客を踊らせたり、身悶えせずにおれないようなスローを聴かせたりする映像があったら、きっと鳥肌が立ったことでしょう。


普通こういう話の展開だとYouTubeに接続したりしますが、もちろんつながっていません。


真似しているわけではありませんが、たまに年齢を尋ねられると、つい5歳とか10歳多めに答えてしまう場合があります。
悪気ないんですけど、何だかそのまま言うのも愛想ない感じがしてつい盛ってしまうんですね。
そんなことをしていたら、正確な年齢があやしくなってきました。
そんな時は、電波時計が正確な時刻を取り込むみたいに、同い年の人にそっと確認してみます。

あいにく相手も私と同じような場合があって、普段から記憶があやしいのか一向に要領を得ないで一緒に混乱することがあります。
ちなみに、タニタのインナースキャンというのにのると39歳とでました。



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