いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

殿のちょんまげを切る女

2007年02月14日 08時02分00秒 | 兎に角書きたいの!
 12日の日。妻と新橋演舞場へ表題の観劇に出かけた。物語は、飫肥藩(宮崎県日南市周辺)が文明開化に伴なう殿様、民衆などの対応を描いた涙あり、爆笑ありで楽しませてくれた。殿様は中村勘三郎・奥方が藤山直美この二人のやり取りが絶妙で特に気張った演技ではないのにふふふと笑いをかもし出す雰囲気である。
 11日の日に宮崎県の東国原知事が楽屋を訪れたの報道があった。殿様は、廃藩置県に伴ない知事となるのであるが、そのよしみか宮崎県の知事が訪れた。台詞の中にも「このまんまでいいのか」とか「子供を産む機械ではありません」等と言ったアドリブが飛び出した。
 家内は、藤山直美の大フアンである。演劇の最後幕が下りるときに見せる藤山直美の動作がまた面白くこれも楽しみにの一つにしている家内である。4月3日からは藤山直美・沢田研二共演で「桂 春団冶」の公演がある。
 今、何かと宮崎県が話題となっているが、宮崎沖で「転覆したマグロ漁船の3人が72時間ぶりに救助された」との報道もありよかった。
 「殿のちよんまげを切る女」に出てくる飫肥藩の殿様は民衆を主体に考えた藩政を行った。よき伝統の残る宮崎県。是非、東国原知事にはしがらみを切り捨てた行政に期待したい。
コメント (1)
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