毎朝、庭に出てスミレの葉っぱを見る。花期が過ぎたスミレは青々とした葉っぱがどんどんと大きくなってくる。その葉っぱが大好きな虫が居る。2センチほどで体が真っ黒で産毛が生え背中には一直線の茶色の筋が通っている不気味な虫である。冬篭りのためかその食欲は旺盛で日ごとにスミレの葉は食い尽くされていく。それを防ぐために、毎朝スミレの葉っぱ、その裏側、茎を見て毎日十匹ほどの虫を排除している。
毎日排除しているにもかかわらず、スミレの葉は日ごとに少なくなり、茎だけがのころ風景が増えてくる。塀の外の縁に生えているスミレの葉にも彼らは群がっている。毎日この虫との闘いだが、いずれ茎だけが残る状態にされるだろう。生きるために懸命である。離れてスミレは生えているのによくその所在が分かるものである。兎に角生きるためのこの一生懸命さ!
一生懸命も一所懸命も、とても私は好きだ。現役のときは。一所懸命に、今は一生懸命に毎日遊び飛び回っている。
毎日排除しているにもかかわらず、スミレの葉は日ごとに少なくなり、茎だけがのころ風景が増えてくる。塀の外の縁に生えているスミレの葉にも彼らは群がっている。毎日この虫との闘いだが、いずれ茎だけが残る状態にされるだろう。生きるために懸命である。離れてスミレは生えているのによくその所在が分かるものである。兎に角生きるためのこの一生懸命さ!
一生懸命も一所懸命も、とても私は好きだ。現役のときは。一所懸命に、今は一生懸命に毎日遊び飛び回っている。