昨日、横浜・大岡地区センターで行われた映画会で「みすゞ」を鑑賞した。9月22日に申し込み(定員60名)をし10月27日に上映し参加者60名内男性は5名であった。映画は金子みすゞ生誕の地山口県で2001年7月先行上映された。監督五十嵐匠・出演田中美里、永島瑛子、イッセー尾形など。
童謡詩人金子みすゞは、『童話』『婦人倶楽部』『婦人画法』などに作品を投稿しこの三誌の選者であった西条八十氏に見出された。映画で紹介された詩二篇を紹介してみる。
おさかな
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛は牧場で飼われてる、
鯉もお池で麩を貰う。
けれども海のおさかなは、
なんにも世話にならないし、
いたずら一つしないのに、
こうして私に食べられる。
ほんとに魚はかわいそう。
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
。
童謡詩人金子みすゞは、『童話』『婦人倶楽部』『婦人画法』などに作品を投稿しこの三誌の選者であった西条八十氏に見出された。映画で紹介された詩二篇を紹介してみる。
おさかな
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛は牧場で飼われてる、
鯉もお池で麩を貰う。
けれども海のおさかなは、
なんにも世話にならないし、
いたずら一つしないのに、
こうして私に食べられる。
ほんとに魚はかわいそう。
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
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