責任を他に求めているうちは解決の糸口さえ見つからない
「解説」 私たちの日々の生活において、失敗や物事の行き詰まりが生じた時には、知らないうちに言い訳をしたり、責任を他に転嫁しようとすることがある。しかし、言い訳をすれば見苦しく、責任を他に添加すれば心苦しく、結局自分の信用を無くすだけでなく、物事はなんら進展せず、解決の糸口さえ見つけれれないことは、多くの人が経験している。
このような誤りを起こさないためには、まず「責任は自分にある」と考える潔さが必要である。そうすることで、例え苦しい状況に置かれていても、心の痛みがあっても、自分の責任において失敗の原因を冷静に追求し、行き詰まりを打開していこうとする強い覚悟ができてくる。自分の責任であることをどこまで実感できるかが、物事を真に解決していくための鍵になり、またその解決に向けた努力の度合いによって、その人の人間としての値打ちも見極められていく。
* どんなに立派なことを言うよりも一つの実行の方がより尊い
* 人の噂が気になるのは自分の生活に確信がないからである
*一事に徹底する事から万事に通ずる途が開けてくる
*誤ちを言訳で逃げていては失敗も成功の基にはならぬ
*その時になればやるという心ではついに何事も成し得ない