いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

わが母の記

2012年05月04日 09時54分00秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日雨の中妻と映画鑑賞に出かけた。横浜109は満席であった。「わが母の記」の鑑賞である。同映画は、「第35回モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリンり受賞」「第16回釜山国際映画祭クロージング作品」として、人と人との絆の大切さが叫ばれている今の時代にふさわしい、希望に満ちた普遍の愛の物語である。

 役所広司、樹木希林、宮崎あおい、監督は「おくりびと」の監督でもある原田眞人氏である。昭和の文豪井上靖が、自身の人生、家族との実話を綴った小説を元に映画化された。井上靖と母親の絆の物語で、深刻な問題にも関わらず爽やかに流れるように二人の人生が描写され老人介護の問題点を突いている。心を揺さぶるシーンが私には三ヶ所あった。

 今は、TVの時代劇「鬼平犯科帳」と「剣客商売」を楽しみながら妻と一緒に鑑賞している。
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