産経新聞「朝の詩」からデビーした柴田トヨさんが1月20日101歳で逝去された。
柴田トヨさんの詩集が発刊されたのは平成21年10月の「白寿紀念詩集(くじけないで)」であった。その冒頭に次のように語っている。
この『くじけないで』は、詩を書き始めた92歳から98歳の誕生日(6月26日)以降3カ月までの作品を集めた処女詩集です。
産経新聞「朝の詩」に掲載された31点と下野新聞に掲載された作品など6点の計37作品を収録しました。
表題は平成20年4月20日の産経新聞に掲載されたものでCDになりそしてそのCDがきっかけでNHKラジオなどで取り上げられた想い出の作品名からとったものです。
詩集の大きさや暑さは「トヨさんのファンに封筒で郵送できるサイズでー」という産経新聞のアドバイスで決めました。
平成21年10月 柴田トヨ
詩集の最初に掲載されているのが杉の詩である。
目を閉じて
目を閉じると
お下げ髪の私が
元気に
かけまわっている
私を呼ぶ 母の声
空を流れる 白い雲
何処までも広い
菜の花畑
92才の今
目を閉じて見る
ひとときの世界が
とても 楽しい (トヨ92歳)
写真の詩集は産経新聞から500円で発売されたものである。
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柴田トヨさんの詩集が発刊されたのは平成21年10月の「白寿紀念詩集(くじけないで)」であった。その冒頭に次のように語っている。
この『くじけないで』は、詩を書き始めた92歳から98歳の誕生日(6月26日)以降3カ月までの作品を集めた処女詩集です。
産経新聞「朝の詩」に掲載された31点と下野新聞に掲載された作品など6点の計37作品を収録しました。
表題は平成20年4月20日の産経新聞に掲載されたものでCDになりそしてそのCDがきっかけでNHKラジオなどで取り上げられた想い出の作品名からとったものです。
詩集の大きさや暑さは「トヨさんのファンに封筒で郵送できるサイズでー」という産経新聞のアドバイスで決めました。
平成21年10月 柴田トヨ
詩集の最初に掲載されているのが杉の詩である。
目を閉じて
目を閉じると
お下げ髪の私が
元気に
かけまわっている
私を呼ぶ 母の声
空を流れる 白い雲
何処までも広い
菜の花畑
92才の今
目を閉じて見る
ひとときの世界が
とても 楽しい (トヨ92歳)
写真の詩集は産経新聞から500円で発売されたものである。
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