いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ノーベル賞・青色発光ダイオード(LED)

2014年10月08日 09時12分32秒 | おやじ日記
 平成26年10月7日(火)ノーベル賞受賞の発表があり日本人3人同時に「物理学賞」に輝いた。

 赤崎 勇氏 昭和4年1月 鹿児島県知覧町生まれの85歳・名城大学終身教授
  21年…京都賞
  23年…文化勲章
  26年…恩賜賞・日本学士院賞

 天野 浩氏 昭和35年9月 静岡県浜松市生まれの54歳・名古屋大学赤崎記念研究センター長
   8年…米国電気電子学会LEOSエンジニアリング業績賞
  10年…英ランク賞
  14年…武田賞

 中村修二氏 昭和29年5月 愛媛県瀬戸町生まれの60歳・米カリフォルニア大教授
   8年…仁科賞
  14年…ベンジャミン・フランクリン賞

 受賞者は、青色LED開発、普及に貢献した功績が認められたものである。青色LED開発で、赤、緑、青の「光三原色」でフルカラー化が可能になった。この発明によりスマホ、ブルーレイ、ウインカー、植物工場…と高輝度・長寿命・省電力・低発熱・低紫外線・小型化の容易・点滅に強い・防水が容易などの特徴を生かした製品化が進んでいる。特に、全国の信号機をLEDに変換したら原子力2基分が節約されるとエネルギーの大革命につながる。
 我々に身近なものと言えばLED照明である。トーマス・エジソンが発明した白熱電球や、その後の蛍光灯に次ぐ”明りの革命”をもたらしたと称賛され、消費電力は白熱電球の約20分の1で、寿命は約100倍とされる。

 赤崎氏、天野氏及び中村氏の物理学賞受賞を祝し次世代の光源として世界に普及し地球温暖化に貢献することは世界規模の大発明である。益々のご発展を祈念申し上げます。
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