いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

10月・神無月・心の健康

2016年10月03日 11時20分36秒 | 心に留めた言葉
  勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。(野村克也。元プロ野球選手・監督1935~)

 ノムさんこと元プロ野球選手・監督の野村克也さんが引用したことから世間に広まりましたが、もとは平戸藩主・松浦静山の名言。勝負に負けるときには必ず理由がある。負けの要素をそのままにしてはいけないと、大名でありながら剣術の達人だった静山が、剣士の心構えを説いたものです。
 人はつい予期せぬ失敗をしたときに「ついてなかった」などと片付けてしまいがちです。しかし、ノムさんは敗因を徹底的に分析、鋭い観察眼と情報を生かしたデータ野球で知られていました。そのスタイルは監督になってあらも変わらず、ID野球で見事、ヤクルトの黄金期を築いたのです。
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