競泳空想科学

聞いたことがある。
人間が思い描いたことは実現できると。
あとは行動するだけだ。

「汗をかく価値」

2005年06月20日 | 個人ネタ

試合場では様々な方との会話がやり取りされますね。

試合の役員の担当が「召集所」なんですが、名物役員の「イシハラ先生」とのやり取りの中で

【立ち入り禁止の場所に選手が友達を応援をしに来た際に】

イシハラ先生:「ここは立ち入り禁止だよ」

選手:「すみませんでした

イシハラ先生:「・・・ここ通って、声をかけてあげな

選手:「??

イシハラ先生:「次からはだめだよ。

選手:「はい!ありがとうございます!

自分:「選手、喜んでましたね。」

イシハラ先生:「ここにいる子達が水泳を好きになってくれると嬉しいね。僕たちはこの子達が成長するために汗をかく価値があるんだよ。だから、水汲みも(水浴び用)辛くはないよね。」

自分:「(完敗!!)」

 

惚れますよね。男が男に。弟子が師匠に。子が親に。

「だめ!」って言うのは簡単。「嫌いにさせる」のも簡単。

相手の人生に繋げる「言葉」は難しく、更に「行動」は勇気がいる。

それを僕に「見せて」くれた。

「お前も成長しろよ」といってくれてる気がした。

 

僕は勝手に「イシハラ塾」で人生勉強させてもらってます。

賢い人は世の中たくさん。

けど魅力ある人って少ないです。

「言葉」と「行動」のバランスが取れてる数少ない人物の一人ですね。

 

 


4ピーク

2005年06月18日 | 競泳

【空想科学】

よし、ちょっとまじめに。

SNSC1500さんのブログの記事内に「50秒切り」に触発され。

【日本人のクロールの手の動き】

指導方法は

「キャッチからフィニッシュにかけて加速的に手を掻く」

そんな感じですし、そういう風に習ってきたと思いますし。

そうするとフィニッシュ付近が「最高速(2.5m/sec)」になりますよね。

ということは

「1Stkの中に最高速(ピーク)が2回」

ということになりますね。※(右・左で1Stkストロークですので

【世界的なフリースタイルの手の動き】

「キャッチ動作」のところに最高速が一度発生し、フィニッシュ付近で更にもう一度発生。

ということは

「1Stkの中に最高速(ピーク)が4回」

このキャッチが曲者ですね。日本人には。

【日本人フォーリナー】

では、戦わせてましょう。

日本人:100mを50stkで泳いだ場合はピーク数は100ピーク。(50*2)

フォーリナー:100mを50stkで泳いだ場合はピーク数は200ピーク。(50*4)

これじゃ勝てない。よし!回転数を上げて勝負!!

日本人:70stkで泳いだ場合はピーク数140ピーク。

っく。。これでも勝てない。。

よし、100stkで泳いだ場合、200ピーク!!

よっしゃ!並んだ!!

・・・って100mを100stkなんて、どんなピッチですか?

無理です、そんな。

以上のことから

1ストローク中のピークを増やす・最高速を上げるテクニック

に移行していかなければ勝負できません。

僕的には「最高・最低スピードの落差を抑える」っていうのが「カギ」かな?と思っています。

「イトウケンタ」選手が48秒出したら「おおっ」って思ってください。

中学3年生:53秒5

高校1年生:52秒0

高校2年生:50秒5

高校3年生:49秒0

いかがですか?

言い過ぎですかね(笑)

≪追伸≫

ソープとかフォーヘンバンドの泳ぎははゆっくりに見えますがきちんと

「キャッチは決めてるから速いんでしょうね」

 

 

 


50mアンダーウォーター

2005年06月17日 | 競泳

成人クラスの人数が少なくて、趣を変えて練習しました。

んで僕も調子に乗って

「50m潜水します!」

って言っていざ準備。

大きく空気を吸い込んで、壁けり!

「いーち、にーい、さーん・・・」

ターンでお尻が浮くんです。ここが勝負!上手に「へそ下横回転」をして

「ごーお、ろーく、しーち、はーち」

「ぷはっつ!」「はあはあ・・」「はあはあ・・」

ゴールしました。。

会員さんの前では「笑顔!」「まったく平気です!」ってなもんです。

・・・おしっこ漏れるかと思いました。。

こんな感じで「コーチすごい!」って絶賛されました。

僕は「ストリームライン」が上手くなったのですごい進みます。

使える武器は使わないと。

なんてったって水泳に25年間も投資してるわけですからね。

 

 

 

 


コーヒーブレークⅡ

2005年06月16日 | 個人ネタ
久々に「ギターマガジン」を立ち読みしました。

表紙が「布袋寅泰」でしたので。

渋い。
棘がある。
むき出しの刃。って感じの雰囲気。

アウトローな感じの人って惹かれますね。そういう話大好きですし。

「故・大山倍達(極真空手)」もあれだけ大きな空手道場の総裁でありながら、若い時のエピソードには事欠きませんからね。(空手バカ一代・参照  強烈です。。)

話を戻して。

【「布袋」のインタビュー記事(脚色あり)】
名前もそんなに売れてないときに「俺のギター作ってくれ」って言ったら
「お前に作るギターはない。100年早い!」と言われた。
売れ始めてそこのギター会社が「作らせてほしい」と言って来たので
「俺のギターを作るなんて100年早い!」と言った。

多分こんな感じでした。

最高です、兄貴。
さすが未だに「氷室京介」のことを「ヒムロック」と呼んでるだけあります(関係ない)

良くやったフェルナンデス!(ギター会社・布袋モデル作成したとこ)
(シャチモデルのボディーシェイプカッコいいよね)

・・・また話はそれますが
【元ジュディーアンドマリーのTAKUYA(ギター)のエピソード】
JAM(ジュディーアンドマリー)のギタリストのオーディションの裏話
「俺がJAMのオーディションを受けたんじゃない。俺のギターに合うかどうかをこっちが見極めてたんだ!」

やるね、TAKUYA。
確かにそうだ。思いっきりJAMは「TAKUYA色」です。音色も、ふざけた変調も。

自信満々。
ついて来い!
面倒見てやる!!解散!はい、おしまい!って。。

解散したバンドの「ベース」「ドラム」の人達の「その後」って、商店街の「時計屋さん」とか「布団屋さん」と同じ位、「どうしてるんだろう」って余計な心配してしまいます。。


締めくくり。

ホリエモンはこんな事言ってました。
「時代の変化に素早く対応する?そんなのは甘い。自分で変化を起こすとそこが先端なんだ!!」

ある意味カッコいい。(太っちょのくせに。同い年のくせに。スポーツ刈りのくせに。ひがみ根性全開)

「流れに遅れるな」って言ってる自体「遅れている」んだなー。

自分が先端行きますか!

コーチングではまだ「スタート地点でウォーミングアップ中」って感じですが。

=余談ですが「ササキタケル選手」のお父さんの話=
「先生、新聞や雑誌に載ってるのは僕たちの世界(仕事内容)では情報とは言わないんですよ。」
「新聞に載ってる時点で、遅すぎるんです。」と。
僕が「いろんな情報良く知ってますね」といった事に対する答えでした。





さすが先輩!!

2005年06月15日 | 友人ネタ
【現役高校教師のブログより】
以下の文章は先輩ブログより抜粋した内容です。


≪二子山親方が亡くなって、ワイドショーやネット上では、花田家の確執が問題になってうんざりですね。
二子山親方は角界に入る前は水泳選手として、将来を有望視された選手でした。
(そう言えば僕らの世代では、吉川晃司が水球選手で有望視されていましたが…)

小学生の頃、才木コーチ(だったかなあ)から「大関貴乃花は、50mのキックを30秒で泳いでいた」とキック練習中に聞いた覚えがあります。「スゲー」と思い、発憤した記憶が…。

その貴乃花の角界入りの時の有名な言葉が「水泳じゃ飯食えん」です。

実は、この言葉は高校時代の恩師・渡辺先生(現小浜高校校長)から、高校時代に何度もアドバイスされた言葉でもあります。先生は、水泳がいくら好きでも、水泳を生活の手段にしてはならないと常に話されました。

「自分の力(学力)で進学をすること」

「水泳を使った進路決定をしないこと」

高校時代は何気なく聞いていた言葉も、今、これらの言葉の重要性が理解でき、常に頭から離れません。
指導者になってからは、その言葉を実践したいと考えてアドバイスを送っています。

私の場合、体育の教員にならなくて本当に良かったと思います。(体育を選択していたら、水泳しか知らない水泳バカになっていたような…)

恩師と同じ社会科を専攻し、恩師と同じ地理学を選んで本当に良かった。そう考えられるのは、部活の指導よりも授業を大切にしていた先生の姿に憧れを感じているからだと思います。

「鬼の渡辺」は授業中のこと。部活では「仏のカッチャン」です。

遠征の度に、「あれがトンボロぞ」「ほら、エスチュアリーが見えるか」「あそこが環礁になっとる」飛行機の中で解説してくれたことが今の仕事に生かされています。

私もあの時の先生のように、授業第一で頑張っているつもりです。が、なかなか満足できる授業ができませんね↓。

「鬼の荒木」になかなかなれない未熟者ですが、せめて授業だけは「鬼」を目指したいです。

「仮面ライダー響鬼」的にはわたしは荒鬼ですかね!
「ターッ!!!!!」≫


さすがです。
「高校教師」としての「信念」が伝わります。
僕は「スイミングコーチ」としての「信念」を持っています。
「水泳(競泳)を通じての人間形成」です。
いろんな考え・意見・答えがあります。
面白いですね。
それを拒否するのは簡単ですし、「思考の停止」をするだけです。(成長停止!!)
ですから、上記のブログの表面だけをなぞった考え(反論)は良くありません。
この文章の「本質」を見抜く思考力もまた、僕たちコーチの力を試されていると思います。
ね、やすまさ君。

2016 「See You Again」

2015「繋心」

2015「HAC」

for you , to me