テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

東京医科大学の今年2019年の合格者、男女の差はありませんでした、当たり前か~今日のお店:大阪京橋の老舗酒場「京屋本店」。

2019年05月24日 | 世の中

京橋で4人で飲む?座りで、、、

う~ん、京橋はエエ店が多いのですが、

ワタシがよく行くのは立ち呑みばかりですね、

4人で飲むとなると、、、



まずは、ここが思い浮かびますね、

でも、いつも混んでいますからね、

ちょっと訊いてみましょか?



スイマセン、4人なんですが、、、

え?奥のテーブルがちょうど今お勘定している、、、

待ちます、はい、

ちょうどエエタイミングで入れそうですわ、ヨカッタ、



でね、また細かい話ですけど、聞いてもらえます、



あの~、去年ね、入試での不正が問題になった東京医科大学、憶えてます?

そう、女性受験者や浪人生を一律減点したりしていた大学です、

推薦入試では、特定の受験者への問題漏えいという裏口入学的な不正もあったようです、



もちろん、こんな不正は断じて許されない訳ですが、

それよりも情けなかったのが、

その不正を行なっていた理由が訳の分からないというか、

根拠のない妄想盲信だったことです、



たしか、、、女性は男性よりも劣る、良い医師には男性がなることが多い、

女性は結婚や出産で医師の責務が果たせないことがある、

浪人生は能力が低いから医者には向かない、

あの学生はきっと良い医者になるから優遇しよう、
(もちろん寄付金などお金も絡んでいたようですが)



お金が欲しいのは分かる、もちろんアカンけど、

けど、訳のわからない理由で差別的不正が大学と云う最高学府の中で行われていた、

それをおかしいと声を上げる人が10年以上いなかった、
(最終的には誰かが声を上げましたが)、

そちらの方がホント怖い、



学校とか病院と云うところはおかしなことが平気で起こる世界なのでしょうか?

たしかに、結構閉鎖的になっていく傾向があるように感じます、

メンバーが固定しやすいという事があるのかな、

その常識がだんだんと世間の常識と乖離していくことに気付かないのか?、



で、今年2019年の東京医科大学、入試は公正に行われたようです、

すると男女の合格率はほぼ同じ、、、

ちなみに昨年2018年は男性8.8%、女性2.9%、

今年2019年は男性16.9%、女性16.7%、
(2019年の合格率が高くなったのは不正発覚で受験者が半減したから)



当たり前ですね、男女の性差による能力差はない、というのはいまや常識、

それを愚かな妄想盲信で捻じ曲げてきた最高学府の経営者、、、



あ~、なんか怖いです、

レッテルだけで善悪、白黒、敵味方が決まる組織、怖いです、



それと、2018年以前の10数年間、不正のために不合格になった人達、

人生、変りましたね、

それでも、、、

優秀な方はちゃんと人生を歩んでおられると思いますが、、、



【今日のお店~大阪京橋の老舗酒場「京屋本店」】

星の数ほど酒場がある大阪の京橋、

その中でもトップクラスの“老舗”オーラを放っているのが「京屋本店」です、



長い暖簾、大きな木看板、

まずもって外観がとってもヨロシイ、



コの字のカウンター席とテーブル席、

壁のガラス、



なんでも来いのメニュー、







そして、寡黙なカウンター内の調理士さんと対照的に、

とっても明るいフロア担当のお母さんたち、



ちょっと酔っぱらってますけど、まだ大丈夫ですか、

はは、もっと呑みなさい~、売り上げに貢献して~、



こんな風に云われたらもう一杯、呑まなしゃあないがな、

と、メートルも上る訳であります、
(メートルが上るって!?古いけどエエ比喩)

ぜひ一度、寄ってみてください、