今日はごはんの話です、
言葉はどんどん変わっていくモノ、それは理解しているのですが、、、
やはり、若者の使う言葉に違和感を覚えることは多いし、若者言は使わないことが多い、
たとえば、、、
キモい=気持ち悪い これは使いません、
エモい=気持ちが動く これも使いません
ディスる=非難する これも使いません
、
でも、、、
ヤバい=本来は“危険”“危ない”というような意味ですが、
現在では、なんでもあり!!美味い、不味い、好き、嫌い、危険、大丈夫、
どちらも“ヤバい”です、
ほとんど感嘆詞になっています、
この“ヤバい”、、、たまに肯定的な意味でも使ってしまいます、
別に若者にへつらっているわけではないのですが、なんかたまに心の中で肯定的に呟いています、、、
これはヤバいかな?
(どっちの意味や!!^^)
、
そして最近、ついつい口をついて出てしまうのが「夜ごはん」です、
夜に食べるのは「晩ご飯」な世代です、
だって、陽の回りは朝・昼・晩なんだから、
朝ご飯・昼ご飯・晩ご飯が正しいでしょう、と一途に信じて生きてきた世代です、
、
「夜ごはん」はなんか嫌!と思っていたのです、
(理由はわからないけど嫌!な人^^)
ところが、、、最近、たまに「夜ごはん」とか云ってしまいます、
あ~~、堕落してしまった、「夜ごはん」なんて口走るとは、なんて嫌な自分!!
とか、ちょっと思っています、
、
しかし、言葉は伝染するんですな、「夜ごはん」世代に籠絡されています、
(難しい単語を使えば良いというものではない!^^)
そして、言葉は移ろうもの、
そりゃそうだ、今ここに100年前の日本語を話す人がいたら、それはそれで奇怪であり滑稽であります、
言葉は移ろうもの、
、
こちらのレポートに寄れば、、、
「夜ごはん」は最近よく使われ出した言葉ではありますが、もはや間違いではないようです、
レポートによると食事の呼び方もたくさんあるようで、
(日本語って語彙多過ぎ!!)
朝食べる食事:朝ごはん・朝食・朝飯・朝餉(あさげ)
昼食べる食事:昼ごはん・昼食・昼飯・昼餉・午餐・昼
「昼の食事」だけは、単に「お昼」でも十分通用するとの指摘もなされています、
なるほど、たしかに「お昼」で通用します、
夜食べる食事は大きく2つに分かれて、
夕ごはん・夕食・夕飯・夕餉
晩ごはん・晩食・晩飯・晩餉・晩餐
さらに「夜食」もあるとの指摘もあります、
、
なるほど、たしかにどれも使いますね、
強いて書くと「朝餉」「昼餉」「夕餉」はほとんど使わなくなりましたね、
「朝餉」はインスタント味噌汁の商品名と思っている人も多いはず、
「晩餉」(ばんげ?)に至っては初めて聞きました、こんな言葉もあったんだ!
、
ちなみに、“夕”と“晩”は時代の流れで変わってきたそうです、
電気が普及する前は、やはり陽の光がある明るい内に食べることが多かったので「夕ごはん」「夕飯」、
電気が普及しだしてからは、食べる時間がだんだん遅くなり「晩ごはん」「晩飯」になったそうです、
なるほど!
なので、「夕ごはん」~「晩ごはん」~「夜ごはん」と使う人がきちんと年齢的に分布しているそうです、
ワタシは「晩ごはん」世代ということだな、
、
「夜ごはん」は国語辞典の見出しにもまだ無いようですが、
近年「デジタル大辞泉」には『最近出来た言葉』として収録されたそうです、
『夕ごはんと晩ごはんの中間的イメージか?』とも書かれています、
「夜ごはん」が完全な市民権を得るのはそう遠くない、
いや、すでに新しい日本語として定着しているのかも知れません、
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そして、若者の間では「夜ごはん」の後に、すでに「夜飯」(よるめし)も登場しているようで、
そのうち、若い女性に『先輩、「夜飯」食べにいきましょ!』とか誘われるかもしれません、
なんと、、、でも、、、
若い女性となら「夜飯」もエエかも、と心の呟きが、、、
はい!行きます!!^^)
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