テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

独酌酔言:シリーズ不老不死①老いて死ぬのはヒトだけ!?え??

2024年05月09日 | 世の中

『不老不死』

いつかは必ず死んでしまうヒトにとって『不老不死』は、

古来より非常に重要な興味の対象でした、

『不老不死』を手に入れるための秘薬や魔法、神話や伝説、道具や修行、

広い意味での『不老不死』をテーマにした映画もたくさん作られています、

インディ・ジョーンズ、バイオハザード、ゲゲゲの鬼太郎、アイ アム ア レジェンド、

う~ん、あまり思い浮かばないけど、他にもたくさんあると思います、

この古来よりヒトの最大の関心事の一つ、

『不老不死』の研究が21世紀の今、格段に進んでいます、

というテーマで記事を書こうとしているのですが、

そこに行き着くまでにいろいろと興味深い話が出てきたので、

今日はまずは前段から、

今日のテーマは『老いて死ぬのはヒトだけ』

そもそも、ヒトは老いて、そして死にます、

ヒトとしては当たり前のこの感覚、

野生動物界ではとても珍しい現象だというのです、

え!?いやいや、普通、どんな生き物でも老いて死ぬでしょう、

ワタシが飼っていた犬や猫も老いて死んでしまいました、

動物も老いて死にますよね、

と思っていたのですが・・・

研究によると、、、

老いるのは、なんとヒトとシャチとゴンドウイルカだけだそうです!

いやいや、騙されませんぞ、そんなことがある訳が無い、

ヒトとシャチとゴンドウイルカだけに老いがあるなんて、、、

以下は、こちらのサイトからの抜粋引用です、

人間の「老い」は、じつは必要なものだった…陸上哺乳動物で「ヒトだけが老いる」ワケ ⇒

小林武彦さん(東京大学定量生命科学研究所教授)のこの著書を紹介する形で話が始まります、

論理展開をザックリまとめると、こんな感じです、

前段に『進化の過程においては死が重要である』という話があります、

ここの詳細は今日は割愛します、
(シリーズ②以降で出て来るかも)

で、自然界の動物は老いない、基本ピンピンコロリで死ぬ

というのです、

なるほど、これは言われてみると、そういう事なのかもしれません、

ペットの犬や猫が老いていくのは、ヒトが保護しているからだそうです、

謂わば「消極的な老い」、

もしくは「死なないように生かされた結果の老い」だそうです、

なるほど、これはこれで奥が深い話になりそうです、

ペットはヒトが生かすから老いていくのか・・・

で、生物の「老い」をどう規定するかというと、

ヒトは自身の老化を申告できるが、
(細かい字が読めなくなったとか、物忘れが激しいとか)

動物はそういう自己申告が出来ないので、

便宜的に・・・

メスの個体の閉経時~死ぬまでの期間を「老後」という言葉で規定しています、

う~ん、如何にも学術っぽい規定、

ま、仕方あるまい、

で、調査の結果、

この「老後」があるのが、ヒトとシャチとゴンドウイルカだけだそうです、

正確には「老い」ではなく「老後」があるのが、ということです、

う~ん、まあそうなんですか、ね、

なんかちょっと論理の軸がずれているような気もしますが、

良く読み返すと、

「老後」が必要な社会が確認されたのが、

ヒトとシャチとゴンドウイルカだけだった、

という意味だと思います、

つまり、進化していく過程で「老後」の個体がいたほうがその社会を維持しやすかったから、

という事です、

ヒトの「老後」は社会形成に必要だったから、という事です、

いわば、「積極的な老い」とも書かれています、

なるほどね、なんとなく分かるような気もします、

現場からは離れてしまったが、

経験豊かな年齢のヒトがいた方が社会にとっては都合が良い

今の高齢化社会に当てはまる考え方ではあります、



他の野生生物に「老後」はなく、

ピンピンコロリ、現場で懸命に生きて

そしてある日コロリと死ぬ、老後は無い、

なんとなく納得しました、ここまでは、

え~~~~っと、

今日の記事もここまで、、、スイマセン!!

いやあ、ホンマ難しいところに足を踏み入れたような気がしています、

さて、シリーズ『不老不死』、

次回は『死なない生物もいる!?』です、

ええ!!そんなアホな!!と思いますが、

ある意味では・・・いるそうです、

『不老不死』の世界は奥深いです、

もしくは、泥沼化記事になるのか?

記事として完結するのか?自信ないです^^涙)



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