隣人

最近の本欄は「花粉症リポート」のようになってきているが、今日の富山県内は花粉が「非常に多い」となっていた。
いよいよ今日あたりは爆発して大変なことになるかもと危惧したが、予想に反して症状は軽かった。
去年の今頃を考えると、雲泥の差と言っていい。
ずっと屋外だったらまた違うかもしれないので、名古屋への遠征には念のために何か準備しておこうと思う。

さて、今日仕事に出かけるときに、私の住んでいるアパートを視察しに来た人がいた。
若い学生風の男性だが、不動産会社の方と一緒だったので本格的に検討しているのかもしれない。
彼が見に来たのは、私の部屋の隣である。
今まですぐ隣には人が入っていなくて楽だったが、これからはそうもいかないようだ。

空き部屋のほうが多いという今の状況がそもそも異常ではあるのだが、もともとは学生さん専用のアパートだったらしい。
１キロくらいのところには、北陸職能短大（ポリテクカレッジ）という学校があり、主にそこに通う人を目当てに作られたようである。
最近はその学校により近い場所にいくつも物件が建ったこともあり、学生さん専用から私のような一般人も受け入れるようになった。
今の学生さんは「バス・トイレ別」が当たり前なのかは知らないが、まる２０年経過した物件であり、見た目は悪くなくてもやや古さを感じるのかもしれない。

もう越して来て半年以上が経ったが、本当に悪くないところである。
少なくともクルマを持っている人間なら、生活に不便はない。
１人で住むのにはちょうどいいサイズでもある。
幹線道路からは離れ、周辺は田んぼが広がっていて静かだ。
鉄道の音は当初少し気になったが、今はもう慣れた。
日当たりも悪くないが、やや西向きなのが玉にキズか。

不安だらけだった生活もここまでは何とかなっている。
決して裕福ではない暮らしだが、けっこう楽しんでいる。
体に気をつけ、明るく元気に過ごしていきたい。