blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

立山球場で

2008-05-09 20:51:17 | 日記
6日ぶりに休日が来た。
今日は、ドライブがてら立山町の立山球場に行ってきた。
一瞬道に迷いそうになったが、看板を見つけて何とかたどりついた。

立山球場は、今年度から富山サンダーバーズの公式練習場として使用されるようだ。
スタンド席はバックネット裏の部分だけで、あとは内野・外野とも芝生席である。
BCリーグの後期、8月の下旬に1度公式戦の開催もあるようだ。
こじんまりとした作りだが、当日は多くの観客で賑わうといい。

球場に着いたのは11時頃だったが、まだ練習は始まっていなかった。
地元のTVがCM撮影に来ていて、何人かの選手が収録に参加していた。
練習前の選手達は皆リラックスした雰囲気だ。
3塁側では、小牧コーチと田中・丸山両投手がアメフトのボールを使ってスローイングの練習。
一方、1塁ベンチ前では、大士選手が誰かのフォームのモノマネをして皆の笑いをとっていた。
そんな雰囲気も、12時前に横田コーチが現れてからは一変し、球場には音楽もかかって練習が始まった。

実は、今日は選手の練習はあまり見ていない。
今日の本欄の主人公は、ある一般のおじさんである。
最初、私と一緒にスタンドにいたが、時間が経つとグラウンドに降りていってグラブを取り出すなど準備をしている。
どうするのだろうと思って見ていたら、球団の裏方さんと一緒にグラウンドでキャッチボールを始めた。
野球の経験者のようで、ずいぶんと回転のいいボールが行っていた。
普通のファンのおじさんだと思っていたので驚いたと同時に、その様子を眺めているだけで十分に楽しかった。

そのおじさんに話しかけてみたが、どうやら裏方さんと面識のある方のようで、時々こうやってキャッチボールをさせてもらっているのだという。
その後、裏方さんがこちらにも話しかけてくれ、そのおじさんとしばらく3人で話した。
こちらが魚津から来たというので、大学女子野球や昔の高校野球の話題になった。
短い時間だったが、ただ見にきただけの人間と話してもらってありがたかった。
今月24日には、魚津で前期唯一の試合があるので、またお顔を見ることができたらお話ししてみたい。

それにしても、監督自らホースを持って水をまき、2人のコーチもトンボを持ってグラウンド整備と、BCリーグの練習はまさに手作りだ。
こういう厳しい環境の中でがんばっている現場の方たちを見ると、私も簡単に夢を捨ててはいけないと思い直す。
好きなことを、やってやってやり切った後に見える世界というものはきっとある。
私もそんな世界が見える日まで、決してあきらめることなく前に進みたい。

ノドがだいぶ良くなってきた。
次の休日は、そろそろ歌入れをしたい。
その前に、3曲目の歌詞を考えよう。

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