blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

アンチ上等、ケンカ上等

2010-06-18 21:14:29 | 日記
今週は、水曜にかなり仕事が集中した。
箱詰め作業が定時の17時を超えることは、月の初日と「毎月15日(中締め日)の翌営業日」くらいだ。
しかし、全体として忙しいことは感じても、当方は目の前をこなすのに精一杯だ。
水曜はピッキングをしていたが、いつもは午後の小休憩の前には箱詰めに呼ばれるところが15時を過ぎても呼ばれなかった。
ピッキング担当の女性が1人休んでいたこともあったが、けっこう長時間ハンディーターミナルとにらめっこで歩き回ることになった。

ピッキングは建物の2階でやっているが、1階よりもかなり空調が効いていて、エアコンの風がマトモに当たるところでは寒さすら感じる。
もう作業服の上着は着なくなったが、この瞬間ばかりは何かを羽織りたくなる。
ただ、1階の自動倉庫を担当しているときよりは、2階のほうが自分のペースで落ち着いてできる。
1階ではどうしても「追われる」部分があり、ややアタマが熱くなる場面が多くなる。
熱くなったりイライラしていたりするとどうしても雑になってしまう。
その点2階では、やや細かい作業となり精神的に緊張感はあるものの、今のところはまったくノーミスできている。
ピッキングを教えてくれた若手のTさんが「速さはいらない」とか「やりやすいやり方で」と最初に言ってくれたことで、ピッキングに関しては最初から気を楽にして取り組むことができたようだ。

これまでミスがないこともあって、今のところは2階の作業のほうが自信を持ってやれる感じがする。
私の一面である「冷静沈着」がうまくハマっているものと思う。
1階に下りると、男性の「若い方の人たち」がさりげなく私の動きをチェックしているので何となくうっとうしい。
最近では「ハシの上げ下ろしレベル」とも思えるような指摘もあったりして、何とまあマジメな人たちなのだろうと思う。

入社からはや1ヵ月半が経ったが、いろんなことを吸収して流れもずいぶんつかめてきた。
最近では指示される前に自発的に作業をすることもできている。
新入りの私に何かと「命令」したがる御仁が多い中、まったく同じ作業でもとにかく「言われる前に」進めることができれば気持ち的にも全然違う。
最近では、自身の命令の前に私が作業を始めていたのが面白くなかったのか、遠目から「クソー!」という声が聞こえてきたことがあった。

私も新入りながら手前勝手に好き放題のペースで仕事をやっているから、最初から大きな顔をしているように感じている人もいるだろう。
明らかに私に対して「アンチ感情」を持っている人もあるとは思うが、アンチがいるということは良かれ悪しかれ「意識されている」ということであるから、1人のプロフェッショナルとしてはむしろ喜ぶべきことだ。

私は私で、仕掛けて来られたときには確信犯で仕掛け返すものだから、いつか館内で言い合いや怒鳴り合いが起こることも時間の問題だろう。
しかし、お互いにプロとして意地とプライドをかけてぶつかることは仕事の場では大いにあってよい。
人格攻撃にならない範囲での争いは必ずしも悪いことではない。

ややもすると大人しい方が多いように思われる今の職場だが、4月以降の忙しさのためかそろそろガス抜きが必要な時期に来ているように思う。
無理やり引き起こすというのも何だが、ひと騒動ふた騒動でもあるとかえって風通しがよくなっていいのかもしれない。

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