blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

本来業務は何?

2010-06-16 21:14:08 | 日記
わが社の商品の中には、ダンボールに入った商品をそのまま出荷する場合と、いろんな種類の商品を詰め合わせにして出す場合がある。
箱詰めをする担当は主に年長の男性社員の仕事だ。
その前段階として、バラの商品をハンディーターミナルを持ちながら拾って折りコンに詰める「ピッキング」という作業がある。
先週あたりからこちらの作業をすることが多くなっている。
別の担当が、折りコンに詰めた商品をダブルチェックして、送り先のラベルを出力したうえで箱詰めの担当に回し、最終的に箱詰めされて出て行くわけだ。

ピッキングでは、ダンボールに入っている状態のものを拾っていく場合もあり、どうしてもダンボールの空箱が大量に出る。
ほうっておくと通路にたまる一方になるので、6人前後の担当者が、それぞれ気づいたときに運んで所定の場所にためる、というより「落下」させるといったほうが正しい。

ピッキングの現場を仕切っているのはMさんという女性だが、今日は私と思わぬ形でひと悶着あった。
私の空ダンボールの運び方に納得がいかなかったのかは知らないが、相当キリキリした感じで注意してこられたので、こちらも半ギレぎみになってしまった。

聞いた話だが、Mさんにとって仕切る立場というのもまだ日が浅く、おまけに最近では空と思っていたダンボールに商品が入ったまま落下させるという「事件」があったということで、ややナーバスになっていたようだ。
しかし、空ダンボールの始末は、われわれの本来業務である「出荷」に付随するものに過ぎない。
本来業務のことで何か言われた記憶はないが、ダンボールの扱いのことでは何度もからんでこられている。
あたかもそちらのほうが大事だとでも言わんばかりだ。
少し要領を得ない方法であっても、狭い館内を何回か走って往復すれば済むことだろう。
パワーのない女性ならではのノウハウはあるのかもしれないが、たかが付随業務のためにイライラしてまで言ってくることはないように思った。

Mさんは、かんじんの本来業務のほうでは、ムダ話が多いばかりか、最近ではピックミスもけっこう出しているようだ。
ある日の業務コメントの中に、本日はミスをしてしまい自信がうんぬん、といった記述があったが、正社員のベテランさんとしてはやや物足りなく思える。
肩書きをいただいて高い給料をもらっているのだから、それなりのものを見せてくれないと困る。
他人に指導する資格があるのかと言われても仕方がない。
最近のイライラを立場の弱い私にぶつけたというなら、もっと程度が悪い。

かくして、やはり社会というのは「戦いの場」であるということをあらためて実感した次第である。
不当に仕掛けてくる人間に、私は絶対に容赦しないことをここに再度宣言するものである。

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