blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

安全第一

2024-06-04 20:17:17 | 日記

近頃はこのブログに取り立てて書くようなことはあまりない。

変化がないと言えばそうだし、大きなハプニングなどはなく順調であるとも言える。

仕事場でのアレヤコレヤはひと頃に比べればだいぶ減って、朝に何となくイヤだな~などという感じは幸いない。

個人のレベルでは仕事上困ることがほとんどなくなっていることは喜ばしい。

 

気がかりがあるとすれば、組織全体として統一された決まりがなくまとまりをややもすると欠いているように思えることだ。

例えば朝のラジオ体操の様子はとても人様には見せられない。

音楽に合わせてしっかり体操をする人は半分もいず、ずっとポケットに手を突っ込んで何もしない人、音楽を無視して適当に体をほぐす人など、文字通りバラバラの光景が展開される。

現場で働く者に対して会社がタダでケガ防止対策をしてくれていると思えばラジオ体操とて決してバカにはできないところ、何もしないでスカしているのがあたかもカッコいいかのような謎文化が我が職場にはある。

 

また、狭いスペースにフォークリフトが7台8台と行き交い大型トラックの出入りも頻繁な現場だから「安全第一」であることは言うまでないわけだが、残念なことに私が加わって以降に限れば座学で安全について語られたことはただの一度もない。

曜日を特定して会議が持たれていた時期もあったようだが少なくとも今はない。

するとどうなるかと言えば、安全に関しては完全に個々人に任されるということになる。

個々人が思う「安全」はそれこそバラバラなので、私からすればどう見ても危険な行動や運転はなくならず言葉は悪いが毎日生きた心地がしない。

譲ることも待つこともできない老人たちに思い思いに運転されては体がいくつあっても足りない。

 

全体的な高齢化の影響もあり時々ではあるが信じられないような事故も起こっている我が職場だから全員集合の会議は定期的に行われてほしい。

一枚の写真を見て予想される危険について意見を出し合うことは、過去に在籍した会社では茶番気味ではあったが月イチで機会があった。

毎朝の締めで「今日も事故のないように」と言っていて、どうすれば事故が起きないか全く話し合われない職場も珍しい。

ひとたび巨大な事故が起きれば全員で積み上げた利益も一瞬で吹っ飛ぶというのにだ。

 

安全を個人任せにしたところで、迷惑駐車に危険運転、他人の迷惑などどこ吹く風、いわば人としてのベースに問題があるメンバーも多いのだから、せめて組織として最低限これだけはやってくれるなといったところはしっかり決めて全員に徹底するべきだろう。

いつ大事故が起きても不思議ではない現場に明日以降も足を運ぶことにはなるが、いつか怖い思いをしなくてもいい現場になることをただただ祈るより今はないようである。


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