blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

答え合わせ

2024-11-12 14:40:07 | 日記

11月11日、いつものように職場に行き朝礼の時間を迎えた。

そこで現場のリーダー氏から突然告げられたのは、先週まで私がやってきた担当を今日から廃止という提案だった。

事実上のひとり部署になっていたことで私と他メンバーとの溝がどうたらこうたらと説明があり、表向きは誰もがどこのパートに行っても回るようにするという建設的な提案に見えた。

しかし話としては、私が何かと現場リーダー氏を無視して事を進めているのではないか、それは許さないとでも言うような、ひたすら責められるような中身で、週の初めから全員の前で吊るし上げにされることになった。

 

朝礼がハケて仕事に入ろうとしたが、先週までやってきた仕事には全く触らせてもらえず、仕事はすべてリーダー氏が指示するからということで一日が始まった。

いくら何でもある日突然仕事を取り上げられて面白いはずはなく、お互いに感情的に高ぶってもおり一時は言い合いから軍事衝突寸前にまでなった。

いったん互いに感情をおさめ、互いの目を見ながら話す中で注目すべき一言があった。

リーダー氏自ら「正直、自分も(私が)苦手で避け気味だった」と。

その上で「(これからメンバーが離ればなれになるので)自分と同じ職場を希望するなら言うことを聞いてほしい」ということであった。

 

これを美しい話で終わらせるつもりは毛頭ない。

過去の記事を読んでいただければ分かるが、どうもある時期から私をなるべく関わらせない形で現場を回そうとしているのではないかという推測が出てくるはずで、当人がそれを裏付ける発言を自ら行ったことになる。

こちらは避けられているのではないかと疑心暗鬼となっており、当人は当人で実際に私を避けて仕事を進めていたというなら、最近のコミュニケーション上の不足や食い違いは「私だけの責任ではなかった」のである。

そこを朝礼では言わないで私は朝礼で吊るし上げに遭い、しかし私個人には事後に告白するという後出しジャンケンも甚だしい言動にはもはや返す言葉もない。

 

会社から命を受け絶対的な権限を持って長年現場を采配し、作業レベルとしても誰がどう見ても群を抜く存在であり、私自身も、直接の会話は少ないながら尊敬もしお手本にしてきたと言ってもいい当人なら誰に対しても自信を持って接することができるはずで、苦手で避け気味になる部下など本来は存在しない。

苦手というのはあくまで方便、要は「自ら叩く必要に迫られた」ということではないだろうか。

これまでは、当人と年代のよく似たパワハラ気質の人物(これとて事務職で入社したものの上席者の指導に耐えられず現場にやってきてなぜか現場でパワハラをしている)が、ある程度の技量を持って入ってきた人物をことごとく攻撃することで排除してきた歴史がある。

リーダー氏は「口が悪い」で片付けてはいるが、いまだにそのような人物に大した注意や警告もせず放置しているのは、「自らが手を下さずして台頭する人物を排撃してくれていた」からではないのか。

 

我が社は近日中に一部を他社に売り渡すことが決まっている。

会社が変わればこれまでの従業員など全員クビ、も考えられた中で、事業の継続性を重視して希望する従業員は移籍により引き続き同じ仕事に従事できるというある意味大甘の条件が示されている。

さりとて、今の会社で長年にわたり揺るぎない地位を得ていた当人にとっても、会社がまるごと変わってしまえばどこまでこれまでの優位性を保てるかは分からない。

新会社の判断ひとつでこれまでの関係性が逆転する可能性も全くのゼロではないところで、先手を打って苦手(=私)を排除しておく策に出たのではないだろうか。

 

上記が、とりわけ10月以降の我が職場での私を取り巻く事象の答え合わせとなる。

直接の指示者であるリーダー氏自らの発言も踏まえてのものだから、単なる憶測にとどまるものではない。

つまるところは、空気を変えそうな人間は手段を選ばず排除するというのがこれまでの我が現場、ということであり、長くいる人間はたかが新人を集団リンチにかけてでもその空気を守りたいということである。

私は、周りにとってはうるさい話も多々してきたし、出る杭であったというなら今回ことわざ通り見事に打たれたことになる。

打たれて先どうするかは分からないが、少なくとも移籍によって今通っている職場で仕事をし続ける選択肢はなくした。

我が社で存続する部門に身を置くか、それとも我が社にすら別れを告げ全く別の道に進むのか。

労働者の権利(有休)を使って数日職場とは距離を取った今、じっくりと考えてみようと思う。


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