blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

3月に入り

2022-03-05 20:47:20 | 休日
3月に入って暖かい日が多くなった。
明日はもしかしたら雪になるかもしれないが、ここ数日で地面が温まっているだろうから平野部では積もることはないと思う。
昼間の気温が10度を超え花粉症の心配が先に立つ状況になれば、もう春がすぐそこに来ていると言っていい。

わが職場は2月までの閑散期から3月以降の繁忙期に移行する。
これまでの体制では人手が足らないので、繁忙期には高齢者の方を何人かお招きして主に手作業の部分を手助けしていただくことになる。
もちろんわが社での作業は初めてという方ばかりなので、懇切丁寧に指導することが必要となる。
自分が理解していることと教えることは別物だ。
私自身もまだ経験は浅いわけだが、早くも指導担当の一助を託されることになったので、できるだけ嚙み砕いて分かりやすい指導になるよう心掛けたい。
個人の能力・理解力に差があったとしても同じ現場の仲間として分け隔てなく接することも重要だし、多少まごついても手出し口出しはガマンすべき状況もあるだろう。
仮にもセンセイをやるということは、自分がやるよりも大変な部分はある。

先生といえば、今春は県立高校の統廃合にからんで閉校式のニュースが相次いだ。
富山県内では4つの高校が今春をもって閉校となる。
その中で、県立入善高校に統合となる県立泊高校の閉校の話題もあった。
大切な節目に校長として立ち会ったのは、かつて私も参加していた「青春片道切符」というバンドでギターを担当していた本波先生であった。(見出し画像右端)
映像を拝見し、15年位前のバンド活動時よりはさすがにお年を召された感はあったが、穏やかなたたずまいは変わることなく、閉校式での「私は果報者です」という言葉にはグッとくるものがあった。
先生からすれば活動途中で突然バンドを飛び出した私はとんだ裏切り者ではあろうけれど、教育者としての人生の中でもとりわけ大きな出来事となっただろうと感じ、この先のさらなるご活躍を祈らずにはいられなかった。

私自身の母校は、小学校がやはり統合により名前が変わり当然ながら校歌もなくなった。
救いは校舎や体育館などの施設が「小学校として」使用されていることだが、そうでない学校は例えば〇〇地域活性センターとか××地区ふれあいセンターといった取ってつけたような名前の施設となっている。
いずれにしろ自分が学んだ学校の名前が消えるのは寂しいことだ。
閉校の節目に卒業生となった3年生はまだよいが、現1年生2年生は新しい環境に放り込まれる。
在校生として統合や合併を体験しなかった私には何を言う資格もないが、受け入れ先の学校ではしっかりと受け入れてあげることを切に望む。

土曜日の今日は、例月の通院を終えた後は滑川市まで足を伸ばして写真撮影などで楽しんだ。
しかし天気予報通り午前の終わりがけに風が強くなり雨も落ちてきたので、外出は切り上げて午後は自宅でゆっくりした。
明日は何ともハッキリしない天気になりそうで、外に出るかどうかは思案中である。
いよいよ訪れた繁忙期、また指導役としていつもとは違うリズムとなる今後数週間に備えて心と体を休める日にするのも悪くはない。

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