blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

あてもなく

2018-05-16 22:19:43 | 日記
休職期間もあとわずかになった。
仕事のリズムに近い生活を少しでも早く取り戻したいが、やはり今はどうしてもという義務が存在しないために起きるのも寝るのも遅めである。
せめてものエチケットとして、会社が動いている時間帯は派手に外に出て遊び回ることは避けている。
自宅での時間が多くなるのはどうしようもなく、退屈な時間は何とかつぶすしかない。
精神的な疲れを取り去って、まずは予定通り復帰するのが第一の任務だからだ。

今日は夕食の準備を忘れてしまったので、20時前にクルマを出して名古屋市の北部あたりまで行って気ままに動いた。
地図も持たず、ナビは元からなく、本当に気分のままに約1時間で自宅に帰った。
知らない道も通ったが、走っていればいずれ看板が現れてどこをどう走っているかくらいは分かる。
日中動けず、夕方を過ぎて外に出たいと体がウズウズするくらいだから、普通に生活することだけで言えばほぼほぼ本調子に近くなったとは思う。

もちろん仕事場となると話は別で、親しく話せる人となると片手もいるかいないかだ。
私の所属部署には片手以上の人数がいるのにそうだということは、うまくいっていない、これからもうまくいきそうにない人が混じっている。
通常の生活と仕事場の環境はまったく違う。
一度弱って復調途上にある人間と分かって、ここぞとばかりに叩こうとしてくる向きもあるだろう。
復帰初日からいきなり重いプレッシャーを受けることも覚悟しなくてはならない。
しかし前々から書いている通り、今回の事態を受け、今後は多くを期待されないことになるかもしれないから、周りのどうでもいいような人間関係は横において、いい意味で力を抜いて臨めばよい。

今日は5月16日、復帰までは二週間を切ったが、それまでは本当にあっという間だろう。
今週はともかくも、来週は所用を多く抱えており、あれこれ考えを巡らす暇もないまま復帰の日を迎える。
仕事だから出ていく以上はベストを尽くしたい。
しかし一方で組織に属する人間として、何らかの指示があればそれに従う。

このふた月の間は、もちろん休息を第一としながらも、有り余る時間の中「このままでいいのか」と自問自答を繰り返す日々だった。
と言って、転職は年齢的にも難しく、副業は禁止である。
今までの、会社と仕事の往復という生活に何かをプラスしたいと考え、あれこれ調べ、行動もした。
今はその何かへの途上であり、目に見えるものが姿を現すのは数ヶ月先、しかし今年の内であることは間違いない。

ここまでのことをやったら他にもう何もいらない、もう死んでもいいと思えるくらいのことを、たった一度の人生の中で本気で追い求める時期がどこかであっていい。
かなり年齢的に遅めとは思うが、今そのさなかにいられる自分を幸せに思うし、機会を与えていただいた方々には今の段階で感謝の気持ちでいっぱい、何としても恩返しを、と心の中で誓うのである。
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