blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

1日大暴れの末

2009-12-23 23:59:16 | 日記
今日は祝日でありチラシの最終日でもあった。
水曜日が祝日に重なったので、今日は出て今週は木金を休みとした。
次のチラシは土曜日が初日なので、木金は谷間になるからちょうどいい。

やはり祝日だけあり、またここ数日の寒さも和らいで店のほうは多くの来店があった。
日曜同様レジには長い列ができ、まさに年の瀬真っ只中を思わせた。

販促が任務である以上、建前上は売り場で迷っていそうな方に声をかけるのも仕事ではあるが、私は誰に向かってというよりは「空気」に向かってさかんに「いらっしゃいませ」と言っている。
私自身がそうだが、見ているところにズカズカと来られるのはあまり気持ちが良くない。
けっこうBGMがかかっているので店内はうるさいくらいだが、人間が声を出すことは防犯の意味合いも持つのでそうしている。
そうこうするうちに自然に誰かから声がかかるので、売れない紳士服屋のようにあまりベタベタと寄っていったりはしない。

店舗では、人が足りているときは社員のセールスが優先というルールもあり、社員をずらしてまで声をかける必要はないとは採用の時に言われた。
昨日は普段違う場所にいるEさんがテレビに関する質問を受けていて、時々Eさんが答えに詰まるのでフォローなどしていたら、それを見ていた若手のY君が「Eさんのお客さんだから下がってください」と言って来た。
確かに1組のお客に2人の人間が張り付くことは原則なく、少し私がルールを逸脱したことは認める。
ただ、言葉も発せず人の服のそでを無理やり引っ張りながらというのはいかがなものか。
今日は今日で、ある商品の値札を本来の場所から少し離れた場所で持っていたら、これまた黙って人の手から奪い取るように持っていった。
これにはさすがに腹が立ち、「せめてスミマセンの一言ぐらいかけたらどうか」とY君を一喝することになった。
仮にも日本人なら「日本語でおk」といったところだ。
何か言い返したそうな感じだったが、私がちょうど販売接客中だったし、終わったあとも何も言い返しては来なかった。
私の日本語が彼のアタマでも理解できたようだ。

まだ入って3週間、多少の迷惑をかけること、要領を得ない部分があることはこちらも認めるものの、いかにも攻撃的な感じで接してこられるとこちらも「何だ」ということになる。
たまたま立場上、若手ながら正社員として立ててやっているつもりでも、こういう態度だとやむをえずでも反撃をせざるを得ない。

今日は中堅どころのSさんにお願いされていたこともあって、自分がまとめた商談の売り上げはすべてSさんに振っていった。
正社員としてのプライドを捨て、こんな木っ端の派遣の力でも貸してほしいと言ってくれたのは大変嬉しかったし、今日は大いに協力したいと思った。
幸い、今日はいつにも増してたくさんの話をまとめることができ、Sさんもノルマを達成できたようである。
帰り際にはにこやかにお礼まで言ってもらい、いい気分で帰路についた。
それを横で見ていたチーフのY氏の仏頂面が印象的ではあった。

結局、私などは特に分かりやすい人間で、丁寧に扱ってもらえれば意気に感じていくらでもお返しをするし、反対に邪険に扱われれば邪険の倍返しも平気でやる。
Y氏やY君は、私のようなシロウトに活躍されるのがいまいましいのであろう。
そういったつまらないプライドを捨てられない狭量な人間にはそれなりの対処をするよりない。
極端に言えば、Sさんには売り上げを回し、Y氏やY君にはクレームやどうでもいいような用事を回すということになる。
私という1人の人間が「天使と悪魔」を残酷なまでに使い分けるということだ。

売り上げという面でも、またY君への一喝もあり、今日は大いに暴れることができた。
次はまた週末で忙しいだろう。
どん欲に数字を積み上げ、メーカーの担当を驚かせてやりたいものだ。
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