■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

鯛のお刺身 ~腐っても鯛・鯛の尾よりイワシの頭~

2022年07月07日 14時02分00秒 | 魚介料理
お魚のなかでも、その色彩の赤っぽいことから、真鯛はおめで鯛とか云われ、お偉い方々や庶民に遥か昔から愛されてきた。徳川家康の好きな食べものは「鯛の天婦羅」ってのは有名で、しかも鯛に食あたりして逝ったとも伝わっているが、これはデマであって後世の創作だと聞く。



腐っても鯛でいたい‥‥‥高級魚の鯛は、傷んだところで下魚よりは価値があることで、高級なものは多少悪くても何らかの価値がある。特に家柄や昔の業績などを評価されることに使われる。鯛の尾よりイワシの頭‥‥‥大きい集団で他人の後に従うより、小さな集まりでもリーダーとなり頭的な存在になるほうが良いということだ。





さて海上イケス釣り堀りの釣果により、鯛が4匹あるものを頭の中で整理した。なんてたって、わさび醤油で戴くお刺身は腹側を中心に使うべきで、背側もアッサリ感を求めている人に切っておくべきか? 鯛は皮と身の間のゼラチン質に旨みがあり、ならば新鮮な状態なので皮を残して旨みを戴く松皮造りにもしてみるか‥‥‥。



魚のアラを使って出汁を摂り、塩オンリーでお味を決めてお吸い物にした料理のことを「潮汁(うしおじる)といい、新鮮な鯛が一番上品で良質の脂や旨味を感じられる。3時間程度塩〆した鯛は余分な水分と汚れを浮き上がらせるので、奇麗に水洗いし汚れを取る。これで旨みも出ているので水から放り込んで潮汁作りがスタート。

■鯛のうしお汁
・水:600ml
・昆布:5㎝角1枚
・酒:小匙1
・鯛のアラ:300g
・三つ葉や刻みネギ:あれば少々
・塩:小匙1



鯛のカマの部分にある、通称名「鯛の鯛」は、鯛の骨の一部でありながら鯛のような形をしている。お守りや縁起物として見つけ出すお遊びをする人も少なくはない。





‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ra9gaki_do)
2022-07-07 15:01:59
こんにちは(^-^)
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
猛暑お見舞い申し上げます。
札幌も蒸し暑く💦💦💦30度超え!
暑い〜暑い😵🥵😵です。

鯛の潮汁、美味しいですね!
鯛の鯛〜見つけた時は歓声を(^-^)
いつも美味しいレシピ
ありがとうございます😊😊😊

今日もどうぞお元気でご活躍を!
返信する
Unknown (くにちゃん)
2022-07-07 15:37:40
こんにちは^^
炎クリさん♪

うわーー本日も豪勢スギちゃん♪(笑。。過ぎます!!
「めでたい」めで鯛の恵比寿様(笑
盆と正月が一緒に来たーー(笑

見事なお造りに。。ほんと昨日からため息ばかり(笑
で~~気になってた「アラ」は、、やはり潮汁ですね!!
万全なる下処理が、一目瞭然!!パーフェクト!!。
澄み切った綺麗なお出汁と鯛の脂が上品に浮いたお汁、
一口、す、す、すすりたい(鯛)(笑。
このお写真をしばし眺めておりまする~(笑

お魚にまつわる言葉て、ほんと多いのですね~
さすが海に囲まれた日本です。
そんなお魚大国日本も、年々近海物も減り、輸入頼みで、、
くら寿司も110円皿を減らし、220円皿を増やすとの事、お魚も懐も。。淋しくなります(苦笑
「鯛の鯛に」、、お願いしておこっ(笑
あっ!🎋七夕でもあるし~短冊にも🎋したためておこう~(笑

炎クリさん♪ごちそうさまでした!!
ありがとうございます。
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Unknown (sinjyusai)
2022-07-07 15:51:32
こんにちは。

鯛も新鮮な物は直ぐに頂きたいですが
一晩おいた方が美味しいと聞きます。

アラ炊きも好きですが潮汁も良いですね
流石に調理が上手いので脂も適度に浮いてる程度ですね

鯛のタイは居酒屋さんでアラ炊き頼むと良くやってます
ここブログでも何十回と載せました。(笑)

面白い事にフグも同じ様に有りますが形がフグに似てます、他の魚も・・・なんの魚か忘れました。(笑)
返信する
Unknown (ビオラ)
2022-07-07 19:32:24
今晩は〜。

鯛は、大好きです〜💖

お刺身も、潮汁も、めちゃ美味しそうですね〜!😊

新鮮なお魚連続で、また、調理がお上手で、純和食な感じで・・・、美容にも、良さそうな感じがしています〜👍

「鯛の鯛」・・・、可愛らしいですね〜💖
ほんと・・・、色んな事を、教えて下さって、
いつも、勉強になるかつ、楽しいわぁ〜♫
お孫さんが、大きくなられて、会話できて、その会話が、理解できるようになったら、
色んな事を、教えてあげて下さいね〜♪
返信する
Unknown (しじみ)
2022-07-07 22:37:18
こんばんは

きれいな鯛のお刺身

透明感がたまらないだすね

潮汁ってそうやって作るんだすね

初めて知っただす ありがとうだす

お刺身も好きだすが、鯛の天婦羅って

大好きだす 身のタンパクさと

でも香りはしっかり鯛で

とても贅沢な天ぷらって感じもして

美味しいだすよね

ぷっちんだす
返信する
Unknown (あんりママ)
2022-07-07 23:56:42
sugichanさん、こんばんは🎵

鯛のお刺身、白くて透明感があってとってもおいしそうです。
松皮造り、勉強になりました。ゼラチン質、美容にも良さそうですね。
鶏口牛後は国語の授業で習いましたが、鯛の尾より鰯の頭は習わなかったような😅
鯛の鯛も初めて知りました。1尾の中にふたつあるのでしょうか?今度探してみます~なんだか楽しいですね。
返信する
Unknown (maraika310)
2022-07-08 04:19:47
鯛の鯛~(笑)
むっちゃ鯛に見えました(笑)

潮汁、透き通ってて、
出汁も出てて美味しそぉ~😍

鯛は刺し身は苦手で~^^;
鯛のアラ炊きが大好きです😉
むっちゃ綺麗に食べる自信有り~😁✌️

鯛4匹もあるし~、
最後には必ずアラ炊き出てきますよね⁉️😁
期待してまぁ~す😘💕

みっちゃん☆
返信する
塩オンリーでお味を決める繊細なお吸いもので‥‥‥ (sugichan_goo)
2022-07-08 10:31:28
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。


楽描堂さん
30℃超えの札幌、暑中お見舞い申し上げます。こちらこそ何時もリアクションも含めてありがとうです。ここ最近では南の最果て「石垣島」よりも札幌が暑い日がありますからね。鯛の潮汁は、塩オンリーでお味を決める繊細なお吸い物なんですよ。少ぉ~しずつ塩を足して行って、ココぞと言う時まで味見しまくりの未熟なワシです。鯛の鯛は知る人ぞ知るって感じの、飲んでいる時の話の種ですね。

くにちゃん
鯛は数匹あると毎晩のように「鯛料理」を楽しめますよ。お祝いの立派な、尾頭付きの鯛の塩焼きがあれば、色々と楽しめると同様で選択肢がたくさんあり過ぎて大変ですよ。鯛のアラは、ほとんど娘夫婦が持って帰り、友人たちに配るって言ってました‥‥‥アラだけ? しかし、硬い頭は縦割りに真っ二つに割っておくのが大変でした。そうなんですよ、潮汁は澄んだお吸い物が、出来の良し悪しを決めるので、潮汁には付きっ切りで世話してました。鯛に纏わる言葉は数多く、海老で鯛を釣るなんてのもそうですよね? 刀に纏わる言葉「鎬を削る」とかと良い勝負ですよ。本当、漁業大国の名が泣きますよね。クジラ・イルカ・マグロくらい遠慮なしに捕れば良いんですよ。他国へ攻め入ることを思えば、業業なんて何でもないことですからね。くにちゃん、七夕は習い事の上達を短冊に吊るすのが本筋ですよ。(笑) たとえば、武道・書道・茶道・華道まど「道」がつくものですね。

Sinjyusaiさん
鯛は始めとする鮮魚たちは時間が勝負の傍ら、活〆の上手な処理が後々きいて来るようですね。新鮮な物を海辺の漁村から運ぶのが、四方を海に囲まれた日本の利点でしょうから。一晩おいた方が美味しいとは言いますが、新鮮な旨みは時間勝負で落ちていきますからお好みの問題だと思います。兜焼き・アラ炊き・潮汁などアラだけでも各種料理が楽しめますからね。アラはほとんど娘夫婦が持ち帰りましたよ。鯛の鯛に習うなら、河豚の河豚っていうんですかね?(笑)

ビオラさん
鯛を始め鮮魚で食べる場合は、血が回って赤くなっているお魚に特面した場合に、活〆の腕が一番大事になってくるのが思い知らされますよ。〆た人のお陰でお刺身が美味しく食べられるって方程式ですね。日本人は結果的に西洋の食文化のまね事をしていれば、成人病とかにかかりやすくなりますからね、本来の食物である海の幸・山の幸を食べていれば健康に一番なんですよ。調理は二の次で、周囲の方々の努力があって美味しいってのが一番ですのようです。「鯛の鯛」って面白いでしょ? 今度探してみてはいかがですか? 達成感がありますからお酒でも飲んでチビチビやるのが座興でしょうね。

しじみちゃん
新鮮な鯛の身は、お刺身にしても透明感があるんですよね。潮汁は期を外せば濁ってしまうし、余計な臭みが出ないように付きっ切りなんですよ。ヒラメ・ハタ・スズキなど、白身魚なら作れますが鯛が一番シックリきそうですね。仰るとおり鯛の天婦羅って、家康くんも言ってる通り凄く美味しいですよ。贅沢ですが鯛の天婦羅の甘酢餡もワシの大好きな料理です。

あんりママさん
新鮮な鯛のお刺身は、透明感がある白さで美味しいんですよね。松皮造りは、時間が経つと付近に包んで熱湯を皮の部分にかけるとか、皮の部分をバーナーで炙って熱を加えると、皮と身の間のゼラチン質がなお美味しく仕上がります。これを霜降りと言いますが、氷馬頭で即〆るのがコツですね。勉強になりました。ゼラチン質、美容にも良さそうですね。ケイコウギュウゴも同様の意味の鶏ばーじょんでしょうね。どうでしょう‥‥‥鯛の鯛、1尾の中にふたつなんでしょうか? 実はワシ自身は探したことが無いのですよ。お酒を飲みながらやる座興ですけどね。

みっちゃん☆
鯛の鯛は、可愛い鯛に見えるので面白いですね。今聞けばフグはフグの形の骨だって言うんで神秘でおもしろいですよね。潮汁は新鮮なブツしか作れないので、こんな時や海辺のコンドミニアムに行った時くらいですね。残念ながら鯛のアラは、二つに割った頭が匹数分ありましたが、娘夫婦が全部持ち帰りましたよ。ワシは居酒屋で注文しますってのは、こちらは鮮度に関係なく美味しく戴けるんで、あまり拘らないですよ。奇麗に食べてあげると、お魚は成仏できるといいますからワシも努力しています。


皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
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