■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

食からの祇園祭り ~骨切りした鱧を買って、つけ焼きに

2024年07月17日 14時10分19秒 | 珍味・故郷グルメ

▲大船鉾は「あと祭り」のトリをとる大型で豪華な鉾となっている

祇園祭りの山鉾巡行は、本日17日におこなわれているかと思うが、京都の街は蒸し暑く汗が噴き出るような体感だろう。先日から冒頭の画像で、大船鉾の舳先を飾る龍頭をご紹介しているが、豪華になったのは江戸時代で、一番華やかだった元禄期で、豪華なタペストリーや鉾の大型化が成されたようだ。





この時期の京都では、丸々太った「つの字」に見える鱧(はも)が、食卓を飾るのだが、大丸百貨店で買って帰ろうと吟味するも、お高くて懐と相談となる。京都で鱧がモテモテなのは、生きた各種お魚を大阪から京都へ運ぶと、殆どが死滅するなか、鱧だけは噛みかかってきたので、京都で食べる活け魚はこれしかないと言うことで重宝されている。





鱧落とし鱧のつけ焼き鱧の炙り鱧の皮などが揃っているが、生の鱧を自分で焼くのが一番安上がりだろう。最近では、関東でも鱧の骨切りができる、凄腕の板前さんがおられるとか‥‥‥姉が嫁入りした頃には、関東の鱧は骨だらけに感じて食べられないと、親が毎シーズン鱧のセットを送っていたのを思い出す。


▲函谷鉾はタペストリーが豪華





‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sinjyusai)
2024-07-17 15:27:46
こんにちは。

鱧は淡白で旨いですね

骨きりがしっかりしてないと食べ難いですよね

以前に長次郎で鱧たべましたが梅と酢味噌
どちらもサッパリして旨かったです
返信する
こんばんは (Brosa)
2024-07-17 22:48:27
青い空にお祭りがマッチしていて、楽しい気持ちになりました。
そちらでは鱧をよく召し上がるんですね。
鱧はあまり食べたことが無いです。
鰻、アナゴはよく食べるんですが。。。
さっぱりしていて美味しそうですね。
返信する
Unknown (suisuimedaka)
2024-07-17 23:09:31
京都の祇園祭りの、とりを取るだけあって迫力満点ですね〜🥰
傍で見たら・・人いきれとお囃子の音でクラクラしそう😆
京都といえば鱧(?)あの骨切りは中途半端に切られたら、食べられたもんじゃないですよね😩
ご両親はお姉様のところに送っていたんですか?親って有り難いすよね〜💓
返信する
Unknown (ビオラ)
2024-07-18 07:23:17
お早うございます〜。

トップのお写真〜、良いお写真が、撮影できましたね〜!😊
龍や豪華なタペストリー・・・、迫力と見応えバッチリですね〜♫
青空の下、素敵なお写真です〜🎶

大丸京都店の、はもづくしは、確かに、高値ですが、祇園祭のこの時ばかりは、勢いで、売れそうな感じも・・・??😊

京都の夏と言うと、お料理に、鱧が添えてあるのが、嬉しかったりします〜

2580円と、1980円との、価格差は、入っている量の違いでしょうか〜?

焼き、炙り等、食べ比べが楽しめそうで、それなりの価値は、ありそうな気がしました〜♪
返信する
 (アミ)
2024-07-18 08:31:16
鱧と言うと関西ですね!
悔しいかな、東京ではめったにお目にかかれません!
私も、まだ、人生で数えるほどしか食していません。
ゆえに、そのおいしさ、あまり、わかりません!
残念なことです。
返信する
肉厚なつけ焼き、肉薄な鱧おとし‥‥‥ (sugichan_goo)
2024-07-18 09:13:33
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ
いつもコメントありがとうです。


Sinjyusaiさん
鱧は淡白で巧みに骨切りされたカルシウムがバランス取れているんですよね。ところが立派なサイズは、肉厚でそのボリュウムも美味しく、つけ焼き・天ぷらなどに使うんですが、どうもサイズの縮小化が進んでいるみたいで、小さな鱧は肉薄で鱧落としとして、梅肉・酢味噌が美味しいですよね?

Brosaさん
祇園祭りは、梅雨があけるかあけないかってところが、ちょうど期間なんですよね。疫病退散で始まった祇園祭りですが、じめじめした京都のこの時期が流行り病も猛威を振るうってことなんですよ。晴れ渡った青い空は、京都の住民の願いが叶ったみたいな感じに受け取れるんですよね。そんな時期にはちょうど大きくなった「鱧」を食べて英気を養おうってことでしょうね。鱧はその食べ方に「骨切り」と言う職人技が必要なんで、他の地ではあまり食べられていないのが実情でしたけどね。

くりんママさん
大船鉾の復元に、現在も関係者の方々が頑張っておられるんですが、この鉾の参加までは、長刀鉾・月鉾・函谷鉾などのタイプが、我こそは祇園祭りの極みだと言わんばかりに、大手を振って練り歩いていたんですが、今やあと祭りのトリを取る「大船鉾」目当てに観光客も集まるんですよ。仰るとおり迫力満点ですよ。鱧の骨切りは頃合いの幅で機械的に切られたのが美味しいですが、姉に送っていた時代には関東にはできる人がおられなかったと聞きますよ。お陰でこちらは目刺し食って凌いでいました。

ビオラさん
トップのあと祭り「大船鉾」の画像は以前のもので、今年はこの24日の「あと祭り」に、満を持して登場って感じなんですよ。この舳先にある龍頭は今も復元作業中で、日夜頑張っておられる方々のお陰で今の時代にこの見事な大船鉾を見ることが出来るんですよ。最上段の大船鉾龍頭の製作室と合わせてみて頂くと、こう言う祇園祭りの中級者向きのお話ですが、それぞれが大事な伝統文化の普及に携わっておられる、関係者さん達のご努力の賜物と感謝が自然と芽生えてきそうです。タペストリーにもこの後触れて行きたいですが、豪華絢爛な作品と「鉾」の調和をみたいですね。大丸百貨店の鱧づくしは、毎年500円程度の値上がり率で、獲れる状態の鱧サイズと考え合わせると、致し方なしってことですね。鱧のお値段の差は、肉厚って感じの鱧のサイズに大きく関連した価格もありますよ。

アミさん
新鮮なお魚が手にはいらない「京都」でこそ、この鱧の長所があるわけで、当初は刺身が食べたいと、生きた多種のお魚を生簀のまんま大八車で運んだら、他のお魚は死んでいたのに「鱧」だけは元気に暴れまわっていたらしいです。ところが小骨が多くて食べられたものじゃないってことで、京都の調理職人の腕自慢の骨切りが始まったわけです。若狭の鯖が塩して運ばれると、その時間が塩漬けの基準の時間となり最高のお味になったのも、京都で食される条件に大きく関係しているってことです。是非とも京都で味わってみてください。もうひとつの鱧の旬は初冬なんですよ。


皆さんの応援を感謝します。
いつもありがとうです。(^_-)-☆
返信する
Unknown (しじみ)
2024-07-18 09:55:36
おはようだす

めちゃ暑そうだすね
すてきなお祭りだすから
めげずにみなさん楽しんでる
んだすね

ハモ色々な食べ方あるんだすね
梅肉和え、天ぷらしか
食べた事ないかな?

写真のハモ焼きがめちゃ
美味しそうだす

ぷっちんだす
返信する
鱧皮の酢の物や、パイプポン酢なども‥‥‥ (sugichan_goo)
2024-07-18 12:06:23
しじみちゃん
おはようです。(*⌒ー⌒*)ゞ

京都の暑さは蒸し蒸しで、ジトッ~ッとしているんで辛いですよ。インバウンドの人が少なからず三分の一はおられるでしょうね。食べるところなど、満員で行列で待ち時間って、そんなん並びませんって! ハモは色々な食べ方がありますが、変わったところでは鱧皮の酢の物や、内臓ホルモンのパイプポン酢とかありますよ。梅肉和えでしたら、辛子酢味噌も美味しいですよ。鱧のすき焼きも食べた記憶があります。

いつもありがとうです。(^_-)-☆
返信する
Unknown (おおばかめぐみ)
2024-07-18 21:18:12
こんばんは。

鱧づくし、結構なお値段ですね😲
鱧は、静岡ではあまり食べない感じです。
どうしても鰻にいっちゃいます。
返信する
鱧すき焼きも‥‥‥ (sugichan_goo)
2024-07-19 00:48:19
おおばかめぐみさん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

鱧づくしは、毎年500円ずつ値上がりしていきますよ。鰻では出ない、良いお出汁が出るんで、料亭や割烹ではお吸い物も大いにウケますね。鰻と比べるのは長いお魚と言うだけですね。昔は「鱧すき焼き」も、内臓も使ってマニアックにやってましたよ。

いつもありがとうです。(^_-)-☆
返信する

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