◇仏教に欠けているもの(2)◇
先日の記事の続きです。
最初に核心部分を書きますと、仏教に欠けているもう一つのものとは本心です。
私たちにとって最も大切なことは、悟ることではなく、生きることなのです。
まずは生きることへの取り組みがあり、悟りはその取り組みに含まれる一要素に過ぎません。
そして、生きる上で最も大切なのが本心なのです。
本心とは、自分自身にとって最も大切なもの、あるいは大切にしたいものです。
誰しも皆、この本心を持って生まれてきます。
しかし、仏教はこの本心に関する着眼が欠落しているのです。
本心には大きく分けて二つの要素が含まれています。
一つ目の要素は、こう生きたい等、生き方に関するものです。
この要素は、生まれてから死ぬまで余り変化ません。
二つ目の要素は、人生でやりたいことに関するものです。
この要素は、人生の経過に伴って変化していきます。
これら二つの要素のうち、より重要なのは一つ目の要素です。
しかし、多くの方々は本心から目を背けたまま生き、死んでいきます。
それでは、納得できず、後悔が残るのです。
どうか、賢明な方々は、自身の本心に向き合い、出来る限り取り組んで頂きたいと思います。
上手くいったかどうか等の結果は問題になりません。
向き合い、取り組むという過程が重要なのです。
人生における自らの言動や取り組みについて、本心に照らして納得できているか、後悔は無いかを常に確認しながら、慎重かつ丁寧に生きていただきたいと思います。
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
◇有料のスカイプ個人セッションのご案内は、こちらです。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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私たちにとって最も大切なことは、悟ることではなく、生きることなのです。
まずは生きることへの取り組みがあり、悟りはその取り組みに含まれる一要素に過ぎません。
そして、生きる上で最も大切なのが本心なのです。
本心とは、自分自身にとって最も大切なもの、あるいは大切にしたいものです。
誰しも皆、この本心を持って生まれてきます。
しかし、仏教はこの本心に関する着眼が欠落しているのです。
本心には大きく分けて二つの要素が含まれています。
一つ目の要素は、こう生きたい等、生き方に関するものです。
この要素は、生まれてから死ぬまで余り変化ません。
二つ目の要素は、人生でやりたいことに関するものです。
この要素は、人生の経過に伴って変化していきます。
これら二つの要素のうち、より重要なのは一つ目の要素です。
しかし、多くの方々は本心から目を背けたまま生き、死んでいきます。
それでは、納得できず、後悔が残るのです。
どうか、賢明な方々は、自身の本心に向き合い、出来る限り取り組んで頂きたいと思います。
上手くいったかどうか等の結果は問題になりません。
向き合い、取り組むという過程が重要なのです。
人生における自らの言動や取り組みについて、本心に照らして納得できているか、後悔は無いかを常に確認しながら、慎重かつ丁寧に生きていただきたいと思います。
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