◇意識に関する考察(3)ー自己認識と主客の問題についてー◇
前回の記事「意識に関する考察(2)ー自己認識と観照意識ー」の続きです。
いろいろバタバタと忙しく、ほったらかしている間に随分時間が経ってしまいました。
自己認識と主客の関係は、当初簡単に整理して説明できることだと考えていました。
忙しくしていて考える暇もなかったのですが、やっと最近になってハッキリとしてきました。
以前、「自我の二相性と主客の統合」という記事を書いたのですが、この記事に書いた主客の捉え方を大きく修正する必要があるようです。
私自身、まだ整理し切れてないところもありますが、取り敢えず記事にしてみようと思います。
まず最初に、主客に関する普通の捉え方についての確認です。
主体とは何かを認識する私という自己のことであり、客体とはその認識対象のことです。
例えば、私が目の前のパソコン画面を見ているとき、パソコン画面が客体となります。
次に自己認識についてのおさらいです。
自己認識とは、私が何かを認識しているとき、その認識そのものを認識するという現象のことです。
では、この自己認識という現象に主客の構造を当てはめてみます。
この場合、自己認識によって認識する側が主体となり、認識される側の認識が客体となります。
例えば、私がパソコン画面を見ていて、パソコン画面に関する認識が起こっているとき、パソコン画面に関する認識が自己認識の対象である客体となり、主体はそれを認識している自己認識となります。
以前の記事で、私という存在そのものである意識(これを認識と言ってもいいですが)は、何かの意識(認識)が起こってきたときに、その認識と、その認識そのものを認識する自己認識という現象が一体となって常に起こっていると書きました。
これに上記の主客の関係を当てはめると、連鎖的に起こる意識の展開において、何かを認識する認識する客体的な要素と、それを認識する自己認識である主体的な要素とが常に表裏一体となって起こっているというになります。
だからどうなのと言いたくなるような尻切れトンボの状態ですが、今回はここまでとします。
おそらく、また続きを書きます。
◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
◇有料のスカイプ個人セッションのご案内は、こちらです。
コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。
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前回の記事「意識に関する考察(2)ー自己認識と観照意識ー」の続きです。
いろいろバタバタと忙しく、ほったらかしている間に随分時間が経ってしまいました。
自己認識と主客の関係は、当初簡単に整理して説明できることだと考えていました。
忙しくしていて考える暇もなかったのですが、やっと最近になってハッキリとしてきました。
以前、「自我の二相性と主客の統合」という記事を書いたのですが、この記事に書いた主客の捉え方を大きく修正する必要があるようです。
私自身、まだ整理し切れてないところもありますが、取り敢えず記事にしてみようと思います。
まず最初に、主客に関する普通の捉え方についての確認です。
主体とは何かを認識する私という自己のことであり、客体とはその認識対象のことです。
例えば、私が目の前のパソコン画面を見ているとき、パソコン画面が客体となります。
次に自己認識についてのおさらいです。
自己認識とは、私が何かを認識しているとき、その認識そのものを認識するという現象のことです。
では、この自己認識という現象に主客の構造を当てはめてみます。
この場合、自己認識によって認識する側が主体となり、認識される側の認識が客体となります。
例えば、私がパソコン画面を見ていて、パソコン画面に関する認識が起こっているとき、パソコン画面に関する認識が自己認識の対象である客体となり、主体はそれを認識している自己認識となります。
以前の記事で、私という存在そのものである意識(これを認識と言ってもいいですが)は、何かの意識(認識)が起こってきたときに、その認識と、その認識そのものを認識する自己認識という現象が一体となって常に起こっていると書きました。
これに上記の主客の関係を当てはめると、連鎖的に起こる意識の展開において、何かを認識する認識する客体的な要素と、それを認識する自己認識である主体的な要素とが常に表裏一体となって起こっているというになります。
だからどうなのと言いたくなるような尻切れトンボの状態ですが、今回はここまでとします。
おそらく、また続きを書きます。
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