案の定チョマンですよね。何度「帰りたい……!」とくじけそうになったことか……!
◇えんそく◇
トップバッターはいつのまにやら5人編成になっていたえんそくさん。スクリーンにて爆笑フリ講座映像を流し、「愛の流星」からスタート。「少女怪獣バンギャルラ」(ギターソロのユニゾンがすごい!)や「This is a pen.」(歌詞がほとんど“This is a pen.”の神曲)も演奏してくださった!ぶうさんブログによると、新規向けセットリストだったようで笑
ですが、“ぜんぶ俺らのお客さんだと思って演るから!”“そこのおねーさん、笑うのこらえてるでしょ?ガマンするな!笑いたきゃ笑え!!!”とおっしゃっていたのにグッときましたね。マジメにおもしろさを追求するバンドさんです。2010年03月27日に原宿アストロホールでワンマンが決定!(宣伝)
◇DOG inTheパラレルワールドオーケストラ◇
以前見逃してしまったので、ずっと観たかったのーです。……なんだかこれからどんどん人気がでそうな予感がしますね。
ヴィジュアルもそれぞれの個性がでているし、曲もキャッチーだし。「Rainy,rain」というバラード曲が個人的にすきでした。baroqueさんの雰囲気に似てる(と思ったらbaroqueのカバーをするらしいです)。ヴォイヴォイいっている曲よりも、こういった歌メインの曲をもっと聴いてみたいかもしれません。
◇花少年バディーズ◇
「Blue Bad Boy」から元気にスタートしたバディーズさん。
ミネムラさんがKayaさんと仲良くなりたいそうでMCではこんなやりとりが。
ミネムラ「俺ね、Kayaさんと仲良くなりたいんですよ」
獏「じゃあ俺が紹介するよ!」
ミネムラ「さっきからみんなそうやって“紹介しますよ”って言ってくれるんだよね」
獏「あーでもKayaさんは覚えていらっしゃるかわからないなあ。お、覚えてますか……?ってなるかも(一同笑)」
ミネムラ「Kayaさんと仲良くなって下ネタをたくさん言いたいんですよ。で、“うるさいわよ、ジジイ!”って言われたい!」
そんな願望があったのですね笑
◇Kaya◇
本日は王子様のようなパンツスタイルでのご登場でした。なんでも“奥さんをひとりくらい娶(めと)らなくちゃね”とのこと。殊さん……!
「Silvery Dark」をまた聴くことができて、わたくしは感無量でした。この曲とっても素敵なんです。メロディがきれいすぎて泣ける!
“スカートじゃないと調子でないわ”なんておっしゃっていましたが、王子のKayaさんも麗しかったですよ。Kayaさん自身もミネムラさんと話してみたかったそうで、MCで“声をかける機会をうかがっていたのよ。でも相思相愛のようね!”とふれていらっしゃいました。
◇emmuree◇
幽閉されてダウンしてしまいました苦笑 あーあの負のパワーとドロドロした世界は自分がどこにいるのかわからなくなってしまいますね。たぶんワンマンなんて行ったらわたし死んじゃう気がする(真顔)。嫌いではないんですよ、でも直視できないこの矛盾!
◇amber gris◇
【SET LIST】
01.OP
02.snoozy and roll
03.sinker
04.lizerd skin
05.銀色のコフィン
06.Love in the first
幕が開くと、すでにそこには楽器陣の姿。そして異国の旅人のようなストールを巻いたフロントマンがふらっと姿を現す。演奏はつづき、観客が息をのむ。彼が長い指でそっとマイクに触れる。奏でられる「声」――。
ステージをつたうスモークが、まるで雲のようにものすごい速さで流れていく。乾いた砂漠に染み込んでいく、オアシスのような5人の音。
“素敵な夜にしましょう”
……いやーあなた方が素敵ですって!本当に。6曲くらい演奏してくださったのかな?オープニング的な曲が2曲、続いて「sinker」「lizard skin」「銀色のコフィン」、そしてラストの1曲。
まだ数回しかライブを行なっていないにもかかわらず、安定した演奏と堂々とした振る舞いはさすがといったところでした。リズムも多彩に変化するのに、キメるところはばっちりで。
“泣いてる女の子たちが見えるけれど、お家に帰るまでもう少しガマンして?僕たちもブランクがあってガクブルだから(一同笑)。そう、笑ったほうが素敵だよ。……amber grisは自由なバンドです。だからみんなも自由に楽しんでください。それが音楽の在り方だと思うし……僕らがそれをあらためて提唱していきます”
雲の隙間から見えた一筋の光。キャラバンは旅をする。
「おかえりなさい」だけど「いってらっしゃい」。これから新たなスタートを切る彼らに激励と心からの祝福を。