北海道電力は家庭向け電気料金の値上げについて、経済産業省に4月中に認可申請する方針を固めた。
値上げ幅は1割前後になる見込みで、27日にも発表する。実施時期は9月頃になる見通し。北海道電で料金体系の変更を伴う料金値上げが行われれば32年ぶりとなる。
泊原子力発電所(北海道泊村)の原発3基の全停止に伴う燃料費負担の増加が響き、北海道電の2013年3月期の連結税引き後利益はこれまでで最悪の1440億円の赤字になる見通しとなっている。北海道電は泊原発の年内再稼働にめどが付けば値上げを回避できると見ていたが、再稼働の時期は依然、不透明な情勢となっており、料金値上げの判断に傾いた。
(2013年3月24日13時19分 読売新聞)
電力料金の値上げも原発停止による安心料金、安全料金を負担すると思えば安いもの。
マスコミもそういう視点でとらえて欲しいですね。
今後も節電と値上げによって原発停止を継続することができれぱ、原発を廃炉にしても問題はなくなる訳です。
火力発電や水力発電以外にも、北海道は風力発電、太陽光発電、地熱発電、バイオマス発電などの自然・再生エネルギーの宝庫です。
次世代のために官民挙げて原子力エネルギーから自然・再生エネルギーへ、積極的にシフトして行かなければなりません。
世界の先進国は今それをどんどん推し進めています。
ましてや災害多発国である日本は、多様なエネルギーを確保する必要があります。
将来、太陽光と風力とバイオマスを備えたハイブリッド発電が各家庭に配備されたら、電力不足に悩むこともなくなりますし、不測の事態に備えることもできます。
日本には、それを可能とする技術力と資金力があります。
科学技術の発展に資するということは本来そのようにあるべきです。
危険を顧みず、国際競争力を高める、軍事力を増強する、と言ったようなことが原発推進の根底にあるとすれば、それは健全な科学技術の発展とは言えません。
国民が、人類が、平和で安心・安全な生活を営めるように努める事が、科学者・技術者の本来の責務です。
風も、太陽光も、地熱も、バイオマスも人間が作り出したものではなく、太古からこの地球に存在しているものです。
まさに、宇宙からの人類への贈り物です。
その事に感謝を込めて使わせて戴くのが、自然の摂理、宇宙の摂理に適ったやり方だと思います。
さぁ、どんどん自然・再生エネルギーを利用しましょう!!