summer diary

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独りの日曜日

2016年08月28日 | Weblog

 下の息子が金曜日から帰省していて、久しぶりに家族4人が揃っている週末だ。
上の息子や妻は土日は関係なく仕事なんだけど、それでも一応は全員が揃っている週末なんだが。
下の息子はいつもの事だけど、帰省しても私たちと夕食を一緒に食べたことがほとんどなく、友達と一緒に外食するのが当たり前だ。 友達と遊ぶことが目的で帰省しているので、それはそれで当然だともいえるけど。
下の息子は仕事柄帰宅するのが遅い時間なので、なかなか一緒に食べる時間が無い。

それに加えて、昨夜は市の花火大会もあり、例年のごとく妻は友達の家でバーベキューをしながらの花火観戦で夜は居なかった。 そんな訳で、独りで過ごす土日連休になった。
今日の日中も妻、息子も仕事。 帰省中の息子は昨夜から友達と遊びに出かけたままだ。

まっ、この歳になって、今更ながら家族が居ないからと言って寂しいとかはない。 むしろ、静かな家でのんびりと過ごすことができる時間が持てるのを歓迎するぐらいだ。
ただし、家事だけは済ませておかないといけないので、一日中のんびりと好きなことをしている時間は以外にも少ない。

今日のように朝から雨模様で何時雨が降ってくるのか知れない天候だと、洗濯物を外に干すこともままならず、洗濯は最小限にして、部屋干しをすることになった。 
昨日は大量に洗濯をして、そのまま部屋に放置されているのを今日は午前中に畳んで、カッターシャツにアイロンを掛け、ダイニングを掃除を済ませてから買い物に出かけたり。 
結局、自分の時間を持てるのは数時間程度だ。
もちろん、別段、これと言って用事がある訳でもないからいいのだけど。 

今週もいつもと同じように何もない独りで過ごす日曜日となった。 今は猛暑が続き、エアコンで冷された自分の部屋で文章を書いて過ごしている。 最近は二人の若い女性が主人公の小説を書き始めていて、以外にもその物語を書き進めている時間が楽しい。 

1時間、2時間はあっという間に過ぎていて、文章を書くことが本質的に好きなんだと気づいた。
もちろん、小説と言っても、誰かに見せるだけの力量がある訳でもなく、単なる自己満足でしかない。
ただ、面白いのはあらすじや結末などある訳もなく、単純に思いのままに書き進めているうちに、登場人物に愛着がわいてくるのも楽しい。
小説は若い頃にひたすら読み漁った経験はあるが、この何十年も本を読むことがない。
特に、最近の小説などもまったく興味がないと言ってもいいかもしれない。

何冊かをめくっては読む機会もあったが、その言葉や文面から響いてくるものを感じることが無く、それ以来、本を読むことが無くなった。

自分が描いている世界を言葉にして書き進めているその文章を読み返している方が楽しいと感じるのはおかしいだろうか? 何しろ、自分が描きたい、あるいは描いて欲しい世界や人物が登場しているのだから面白いに決まっている。
イメージする女性像がそのまま登場し、理想の人生を歩んで行く姿を描くのは楽しくない訳がない。

これから先が自分でも楽しみになるのもちょっと変だけど、今はこの二人の女性の先行きや人生の展開がどうなるのかが楽しみだ。 

 

 



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