シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

新世界

2006年11月04日 | 映画
午前中は採血の予約があったので関西医大まで行った。
採血はすぐに終ったので新世界に映画でも見に行こうと電車待ちしていると、駅のホームにある散髪屋に待ち人がいなかった。
初めての経験だが入ってみた。
チョキチョキチョッキンと鋏だけでカットしてくれて10分強で終った。
帰りに使用した櫛をくれたが、紙で出来ている櫛でプラスチックもどきだった。

新世界では遅ればせながら、ミニシアターでヒットしている「フラガール」を見た。
いつ見ても役者さんはスゴイと思う。
ダンスは相当特訓したのだろうが、あそこまでやれるのがすごいところだ。
松雪泰子さんも蒼井優ちゃんもすごいダンスだった。
今日も涙を流して映画館を出た。

新世界と言えば串カツなので、映画を見る前に串カツで一杯やった。
「てんぐ」や「八重勝」のような行列の出来る店もあれば、お客が一人もいない店もある。
串カツなのだから大して味に違いはないと思うのだが評判とは恐ろしい。
ボクはいつも行く「串や」さんである。
ここはお店が広いしカウンターの雰囲気もよい。
何よりも若い店員のコンビネーションが小気味よい。
何処からきたのか、若い兄さん達のグループが食べ終わって「ビリケンはどこにおるん?」と聞いていた。
あちこちにビリケンの偽者はいるが、本物は通天閣の展望台にいる。
それを聞いて「なんや、登らなあかんのか」と言って出て行った。
通りは関東からの観光客も来ていて賑やかで、その人たちを見込んで綺麗な店も増えているが、僕は昔の薄汚い新世界の方が好きだ。
「公楽座」は何になるのか知らないが、塀で囲まれていて何だか悲しかった。
コメント
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