来期の新人研修に使う本の下読みをしています
先方から指定のあった本なのですが
その企業の創業者の一代記みたいな本で、読んでしまえばものすごくまともな本でした
でも
今の時代に合っているかというと あれこれ疑問に思うこともありました。
夢に 翼を、とか日付を、とかいうタイトルの本ですが(ぼかしてますぼかしてます。)
夢を持ちましょう、実現するために「日付」をつけましょう、というのが主な内容です。
いつまでに、この日までに何をしたい、そのために逆算すると今やるべきことは?
みたいな。
例えば、「30歳で独立する」それが夢だとする。
そのためにはまず、社会人の基礎力をつけ、仕事のノウハウを学び、資金を貯め、人脈を広げる。
25歳までに~をやる、同時に~を始める。26歳では、27歳では、と自分の時間軸の中に
落とし込んでいく。だとしたら、今日一日にやるべきことは?という内容。
夢、というか目標を明確にすれば実現していく、ということだと思いますが
この創業者の方もそうだけど、こういうのってあくまでも「成功した男性」からの視点に他ならない。
女性の働き方、生き方にも共通するところはあるけれど、全く一緒に考えるのは危険だと思う。
女性の場合は、「臨機応変」。結婚、出産、育児、と人生の一大事は常にそばにある。
特に出産。命がかかわることだから、決しておろそかに考えてはいけない。
私の友人の話ですが
妊娠がわかって、つわりもきつかったんだけど横浜の自宅から都内の職場へ毎日通勤していた。
ところが、その通勤がつらくて、それが原因で流産してしまった。
それから、お子さんができず、40歳になるまで不妊治療を続けたが、結局はあきらめざるを得なかった。
そういうことはあるんです。仕事を続けるためでしたといっても誰が責任とってくれますか。
責任なんて誰もとれない。会社や仕事の代わりはある。命の代わりはない。
他にも、
子どもが熱出して早退するのにも気がひける、しょっちゅう休んで回りから嫌味を言われる、
直接言われないにしても、嫌な顔をされる。そういう空気感がイヤで結局退職してしまう。
そうすると、「女の人はすぐ辞めるから」と言われる。
言いますけど、命より大事なものはないんですって!
まず命。その上で夢を語ろう。前出の本には、そういう視点がすっぽり抜けていた。
(この企業は数年まえに新人の女性社員が過労死をしている。それについても何も触れられていない。)
---------「私の夢の実現のために、妻が支えてくれました」.。:・・.。:*・★
それは美しいことだけど ちょっと待って「妻」の夢って何だったんだろう?それは考えない?
---------私の夢は妻の夢です。私の夢が叶うことが、妻にとっても嬉しいことなんです。----------
本当にそうなんでしょうか。妻、という方の心の奥底に 叶えられなかった夢、が沈んでいない?
「私はこれをやりたかった」「本当は、こういうことをしてみたかった」みたいなこと。
あくまでも男性目線で語られていく内容に、途中でげんなり。
もちろん、いいことも書いてある。
「夢をもつと、人生が輝きだす」.。:・・.。:*・★これには賛同します(^_-)-☆
夢、というか目標ね。
「今年は、これをやる!」という意志、決意。
私は去年、「年末の第九を歌いたい!」という夢をもち、それを実現しました。
夏、「団員募集」の案内を目にし、勇気を出して事務局に申し込みに行き、楽譜をもらい、初心者練習会から参加して、週二回の練習を一度も欠かさず皆勤賞、そして本番は東京文化会館の大ホール!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
夢のようでした。でも、夢じゃなかった。
そして、一度できるようになると、「もっとがんばってみたい!」という欲が出て、
今年は国技館で歌います。
夢、というか「目標」を持つと考えたほうがいいように思う。
小さいことから初めて、目標達成できたらそれはもう成功体験に他ならない。
その積み重ねが自信になり、次につながっていく。
どうしようかな、この本使って研修って、何を話せばいいんだろう。特に女の子たちへ。
いろいろ、考え中(o^―^o)
もう一度、キーワードを拾って、読みなおそう。読書百遍義自ずから見る.。:・・.。:*・★
日暮れが早いと思っていたらもうすぐ冬至! ゆず買いました.。:・・.。
oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*
(@^^)/~~~
先方から指定のあった本なのですが
その企業の創業者の一代記みたいな本で、読んでしまえばものすごくまともな本でした
でも
今の時代に合っているかというと あれこれ疑問に思うこともありました。
夢に 翼を、とか日付を、とかいうタイトルの本ですが(ぼかしてますぼかしてます。)
夢を持ちましょう、実現するために「日付」をつけましょう、というのが主な内容です。
いつまでに、この日までに何をしたい、そのために逆算すると今やるべきことは?
みたいな。
例えば、「30歳で独立する」それが夢だとする。
そのためにはまず、社会人の基礎力をつけ、仕事のノウハウを学び、資金を貯め、人脈を広げる。
25歳までに~をやる、同時に~を始める。26歳では、27歳では、と自分の時間軸の中に
落とし込んでいく。だとしたら、今日一日にやるべきことは?という内容。
夢、というか目標を明確にすれば実現していく、ということだと思いますが
この創業者の方もそうだけど、こういうのってあくまでも「成功した男性」からの視点に他ならない。
女性の働き方、生き方にも共通するところはあるけれど、全く一緒に考えるのは危険だと思う。
女性の場合は、「臨機応変」。結婚、出産、育児、と人生の一大事は常にそばにある。
特に出産。命がかかわることだから、決しておろそかに考えてはいけない。
私の友人の話ですが
妊娠がわかって、つわりもきつかったんだけど横浜の自宅から都内の職場へ毎日通勤していた。
ところが、その通勤がつらくて、それが原因で流産してしまった。
それから、お子さんができず、40歳になるまで不妊治療を続けたが、結局はあきらめざるを得なかった。
そういうことはあるんです。仕事を続けるためでしたといっても誰が責任とってくれますか。
責任なんて誰もとれない。会社や仕事の代わりはある。命の代わりはない。
他にも、
子どもが熱出して早退するのにも気がひける、しょっちゅう休んで回りから嫌味を言われる、
直接言われないにしても、嫌な顔をされる。そういう空気感がイヤで結局退職してしまう。
そうすると、「女の人はすぐ辞めるから」と言われる。
言いますけど、命より大事なものはないんですって!
まず命。その上で夢を語ろう。前出の本には、そういう視点がすっぽり抜けていた。
(この企業は数年まえに新人の女性社員が過労死をしている。それについても何も触れられていない。)
---------「私の夢の実現のために、妻が支えてくれました」.。:・・.。:*・★
それは美しいことだけど ちょっと待って「妻」の夢って何だったんだろう?それは考えない?
---------私の夢は妻の夢です。私の夢が叶うことが、妻にとっても嬉しいことなんです。----------
本当にそうなんでしょうか。妻、という方の心の奥底に 叶えられなかった夢、が沈んでいない?
「私はこれをやりたかった」「本当は、こういうことをしてみたかった」みたいなこと。
あくまでも男性目線で語られていく内容に、途中でげんなり。
もちろん、いいことも書いてある。
「夢をもつと、人生が輝きだす」.。:・・.。:*・★これには賛同します(^_-)-☆
夢、というか目標ね。
「今年は、これをやる!」という意志、決意。
私は去年、「年末の第九を歌いたい!」という夢をもち、それを実現しました。
夏、「団員募集」の案内を目にし、勇気を出して事務局に申し込みに行き、楽譜をもらい、初心者練習会から参加して、週二回の練習を一度も欠かさず皆勤賞、そして本番は東京文化会館の大ホール!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
夢のようでした。でも、夢じゃなかった。
そして、一度できるようになると、「もっとがんばってみたい!」という欲が出て、
今年は国技館で歌います。
夢、というか「目標」を持つと考えたほうがいいように思う。
小さいことから初めて、目標達成できたらそれはもう成功体験に他ならない。
その積み重ねが自信になり、次につながっていく。
どうしようかな、この本使って研修って、何を話せばいいんだろう。特に女の子たちへ。
いろいろ、考え中(o^―^o)
もう一度、キーワードを拾って、読みなおそう。読書百遍義自ずから見る.。:・・.。:*・★
日暮れが早いと思っていたらもうすぐ冬至! ゆず買いました.。:・・.。
oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*
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