先日、学生の就職のことでお世話になっている、ある企業の役職の方とお食事をしたのですが、
そのときに出た話題です。
その方=Nさんは、若い頃にお魚屋さんでアルバイトをしていたそうです。
夕方になると、売り切ってしまうために、あじ5匹でいくら、のところに
もう1匹のせてあげたり、量り売りを多めにサービスしたりと、何かしら
「おまけ」してあげたそうです。
「お兄ちゃん、こっちもおねがい!」と、お客さんにいわれると、言われるままに
「しょうがねぇなぁ~~」と言いながら、値札を安く書き換えたり。
そんなんじゃ、儲けがでないだろう、と最初は店長さんに叱られたそうですが、
とにかく、「おまけ」にこだわったそうです。
なぜなら、おまけすると、お客さんが喜んでくれるから。嬉しそうに笑ってくれるから。そして、また来てくれるから。
さらに、他のお客さんも連れてきてくれるから。
・・・・う~~ん。なるほど。
そうしたところ、結果的にお客さんが増えて、売り上げも伸びて、
夕方でないときにも、お刺身のおつくりのオーダーが入ったりと、
お店は繁盛したんです。とのこと。
「店がもうかる、とかそのときはあんまり考えてなかったです。
バイト代もらえればいいかな、ぐらいで。でも、おまけすると、
お客さんが嬉しそうにしてくれるんです。お遣いに来た小さい子でも、
腰の曲がったおばあちゃんでも。だから、いつも、ちょっとだけ
おまけしてたんです。あんまりつけると、そりゃマズイってことは
わかりますから。こっそり。あなただけよ~みたいに。」
私、思いました。やはり、一企業を立ち上げて成功させている方は、
「女心のつかみ方」が、うまい、というか、「知っている。」と。
これをすでに、人から教わらなくても、学生時代のバイトでわかってしまったというNさん、さすがだなぁ・・・
「こっそりと」「あなただけよ」と、プレゼント(オマケ)。
・・・こんなお店が近所にあったら、通っちゃうな、と思いました(#^.^#)
「おまけ」って、うれしいですよね。
「御負け」って、本来はあまりいい意味ではない「負ける」に、わざわざ「御」をつけて、「御負け」とも書く、その真意は。
「負けることにより結局勝つことができる」、一歩引く、懐の深さ、みたいなことが肝心ですよ、ということなのかな。
この前、私が執筆したテキストを、恩師に郵送しようと思って手紙を書いていたのですが、夫がそれを見て
「・・・もうその本、案外ブックオフとかで300円ぐらいで売ってたりするんじゃないの!」と言うんです!
あったまきた!
ということで、当然バトルが展開されたのですが、
そのときの話しをNさんにしたのです。「夫とつい、口論してしまうことがあって。
この前も実は・・・」と、お話したところ。
「そういうときはね。・・・あらぁ~あなたぁ~ありがとぉ~。300円なんて、もったいない。きっと、200円。100円ぐらいかもしれないわー。
・・・と、言ってごらんなさい。旦那さんも、悪かった、いやいやそんなことないよ。と、思うはずですよ。」
と、にこにこしておっしゃいました。・・・目からウロコです!全然、そんなこと考えもしなかった!
なるほど、これが「負けて勝つ」一歩退いて勝つ、ということでしょうか!
勉強させていただきました。
帰ってきてから、夫にもこの話しをしたんです。
一歩退く大切さ、みたいなことを。
その時は二人して
「いいこと言うねー」「さすが人の上に立つ人は違う」
などと言っていましたが
10分後にはまたちょっとしたことで口げんかになりかけ、夫が
「一歩退くんじゃないのか!」というので、
「ああそうでした。はいはい。一歩退きます。」
「オレなんか3歩退くぜ。」「じゃあ5歩。」って、全然退いてないですよね。
ふたりとも負けず嫌い・・・
いかに、「負けて勝つ」か。「おまけの精神」を、内面に持ちたい、と思った次第です。
ではまた
(^.^)/~~~
そのときに出た話題です。
その方=Nさんは、若い頃にお魚屋さんでアルバイトをしていたそうです。
夕方になると、売り切ってしまうために、あじ5匹でいくら、のところに
もう1匹のせてあげたり、量り売りを多めにサービスしたりと、何かしら
「おまけ」してあげたそうです。
「お兄ちゃん、こっちもおねがい!」と、お客さんにいわれると、言われるままに
「しょうがねぇなぁ~~」と言いながら、値札を安く書き換えたり。
そんなんじゃ、儲けがでないだろう、と最初は店長さんに叱られたそうですが、
とにかく、「おまけ」にこだわったそうです。
なぜなら、おまけすると、お客さんが喜んでくれるから。嬉しそうに笑ってくれるから。そして、また来てくれるから。
さらに、他のお客さんも連れてきてくれるから。
・・・・う~~ん。なるほど。
そうしたところ、結果的にお客さんが増えて、売り上げも伸びて、
夕方でないときにも、お刺身のおつくりのオーダーが入ったりと、
お店は繁盛したんです。とのこと。
「店がもうかる、とかそのときはあんまり考えてなかったです。
バイト代もらえればいいかな、ぐらいで。でも、おまけすると、
お客さんが嬉しそうにしてくれるんです。お遣いに来た小さい子でも、
腰の曲がったおばあちゃんでも。だから、いつも、ちょっとだけ
おまけしてたんです。あんまりつけると、そりゃマズイってことは
わかりますから。こっそり。あなただけよ~みたいに。」
私、思いました。やはり、一企業を立ち上げて成功させている方は、
「女心のつかみ方」が、うまい、というか、「知っている。」と。
これをすでに、人から教わらなくても、学生時代のバイトでわかってしまったというNさん、さすがだなぁ・・・
「こっそりと」「あなただけよ」と、プレゼント(オマケ)。
・・・こんなお店が近所にあったら、通っちゃうな、と思いました(#^.^#)
「おまけ」って、うれしいですよね。
「御負け」って、本来はあまりいい意味ではない「負ける」に、わざわざ「御」をつけて、「御負け」とも書く、その真意は。
「負けることにより結局勝つことができる」、一歩引く、懐の深さ、みたいなことが肝心ですよ、ということなのかな。
この前、私が執筆したテキストを、恩師に郵送しようと思って手紙を書いていたのですが、夫がそれを見て
「・・・もうその本、案外ブックオフとかで300円ぐらいで売ってたりするんじゃないの!」と言うんです!
あったまきた!
ということで、当然バトルが展開されたのですが、
そのときの話しをNさんにしたのです。「夫とつい、口論してしまうことがあって。
この前も実は・・・」と、お話したところ。
「そういうときはね。・・・あらぁ~あなたぁ~ありがとぉ~。300円なんて、もったいない。きっと、200円。100円ぐらいかもしれないわー。
・・・と、言ってごらんなさい。旦那さんも、悪かった、いやいやそんなことないよ。と、思うはずですよ。」
と、にこにこしておっしゃいました。・・・目からウロコです!全然、そんなこと考えもしなかった!
なるほど、これが「負けて勝つ」一歩退いて勝つ、ということでしょうか!
勉強させていただきました。
帰ってきてから、夫にもこの話しをしたんです。
一歩退く大切さ、みたいなことを。
その時は二人して
「いいこと言うねー」「さすが人の上に立つ人は違う」
などと言っていましたが
10分後にはまたちょっとしたことで口げんかになりかけ、夫が
「一歩退くんじゃないのか!」というので、
「ああそうでした。はいはい。一歩退きます。」
「オレなんか3歩退くぜ。」「じゃあ5歩。」って、全然退いてないですよね。
ふたりとも負けず嫌い・・・
いかに、「負けて勝つ」か。「おまけの精神」を、内面に持ちたい、と思った次第です。
ではまた
(^.^)/~~~