さあ月曜日☆といっても、いつもの週明けとはややトーンが違う……
職場で交わされる会話のはしばしに、「早いですねー!」「もう12月ですか!」「あっという間ですねー!」などなど(^-^;
そんな、12月1日月曜日。
「1日」が「月曜日」から始まる、って、なんとなくいいですね。でも12月……
…年賀状!(^-^;暮れの支度に大掃除、おせちに年始回りとかもう、いろいろ…ありますね。年末年始、オトナはホントに忙しい。
そんな忙しいさなかに、選挙をやるんですって! 争点は「消費税」ではないです。ごまかされないこと。
輝く女性とかなんとか、人気取りのためだけ。(人気もとれてないと思う、)
やれ子ども産め、産んだら自分で育てろ(待機児童大変だから)やっぱり働け(労働人口減るから)その上介護も家でやれ(施設が足りないから)
何でも女の人に押しつけといて、それでいて今度は輝けですって!?♪.:*:’゜☆.:*:’゜♪.:*:’゜☆.:*:・’゜♪.:*:・’゜☆.:*:・’
もう、ホントに余計なお世話!!こっちはヘトヘトよ!!ほっといてほしい!
…というところを争点において、一票を投じるつもりです。
それから、朝日新聞の夕刊がこの前からヘン。ここ、1週間ぐらい。夕刊の1面が、はっきり言ってどうでもいいような記事!
今日なんて、「市民農園がどうとかこうとか」。空き農地の利用、だそうです。
こういうことって1面トップに載せるべきこと?そんなに大事なこと?この前は確か、何かの病気の人が(病気は大変だけれど、)
書いた詩がベストセラーになりましたというようなこと。
それから、目の不自由な人が色を識別できるシステムの紹介。こういうことが夕刊のトップ記事です。
朝日新聞さん、どうしたんでしょうか? 選挙も近いっていうのに!もっと国民に知らせるべきことって、たくさんあるはずではないの?
なに、ずらしてるの?何を…隠してるの?書けないの?圧力があってこんなことに?
朝夕刊セットで取っていたのですが、もう夕刊はやめる。お金を払ってまで知るべき内容ではない。
いっそ、他の新聞にしようかと思う。
どうして朝日新聞をとりつづけているかというと、長年の習慣だから、というのと、もう一つの理由があります。
…ほんとうは…2回ほど「もうヤダ!やめる!」と思ったことがあります。
その1・ずっと以前、「読者の声」の投稿欄に、その時特集していたテーマに関することで、自分の体験を書いて送ったことがあるの。
それは…私にとっては、とてもつらい体験でした。思い出しても悲しくなるような。で、そのことを書いて、送ったのです。
そうしたら、数日後、新聞社から電話がかかってきました。(投稿するときは住所や電話も書きます)
本人確認の電話だったのですが、その時のこと。電話に出たら…
「はい、もしもし」「こちら朝日新聞の者ですが」というようなやりとりのあと、
「…このたびは『声』欄への投稿ありがとうございました。…大変面白い経験をなさったようですが~。」…ちょっと!
…なにそれ!「大変面白い経験」て、いったい何言ってるの?なんて無神経!信じられない!
「新聞」て、「言葉」を扱う仕事なのに、面白いだなんて、大変面白い経験をしましたね、って、どこをどう読めばそうなるわけ?
人の気持ちをあざ笑うようなその言い方を、電話越しに聞いて血の気が引く思いでした。
数日後、確かに投稿した記事は載っていましたが、あの「面白い」と言われたことが尾を引いてしまって、嬉しくもなんともなかった。
誰にも言わなかった。ちらっと見て新聞ボックスに入れて縛って資源ゴミ。高飛車なあの電話!もういやだ!と思いました。それがまず1つ。
その2.これは直接私の経験ではないのだけれど、書きます。
娘のお友達Aちゃんが、担任の先生からのいじめにあって、不登校になってしまった、という事件がありました。娘とは別のクラスだったのだけど、
低学年の時のは同じクラスで、Aちゃんのママとも仲良くなりました。Aちゃんのママから相談され、よくよく聞いてみたら、あまりにひどい話で涙がでてきました。一例をあげると、今どき「給食を残してはいけません」と吐くまで食べさせるようなことをする。若い女の先生です。
Aちゃんは、ずっと我慢していたんだけど、ある日とうとう学校へ行けなくなってしまいました。心身症になってしまい、子ども専門の診療内科がある病院へ通うことになってしまいました。学校側へ掛け合っても、まともに聞いてくれず、教育委員会へ言ってもらちがあかない。
それで、教育問題の特集や記事がよく載っているから、ということで、Aちゃんのママは近所の朝日新聞の支局へ相談へ行ったのです。
似たような事例が記事になっていたりしたので、何か解決の手立てがあるかもしれないと、思って。藁にもすがる思いだったのです。
にもかかわらず、支局へ言って相談してみたところ、対応に出た支局の人から言われたのが次。
「あなたね、まだお子さん学校へ通うんでしょう、だったら、こういうことしないほうがいいですよ。通いづらくなりますよ。」それでおしまい。
ほとんど門前払いだったらしいです。この支局、実は小学校の目の前にあるんですよ。目の前の学校で起きている事件なんですよ!?
それでいて、「いま子どもたちは」なんて特集組んでるんですよ!だから、いま子どもが目の前で苦しんでるんですよ!話しを聞くだけ聞いてもいいじゃない、と思いましたよ!
Aちゃんはその後回復し、今では普通に学校へ来ています。でも、まだ午前中はムリなので、3時間目からの登校です。かわいそうなことです。
(問題の先生は異動になり、別の学校で先生を続けている…それも恐ろしい。)
ろくろく話しも聞いてくれず門前払いなんて、そんなところの新聞はもう読まない、とこのとき思ったのが2つ目。
ではなぜ?朝日新聞をとっているのかというと。うちが朝日をとる理由。
それは、記事の内容だとか、新聞社の人とか、支局の人とか、そんなことは全然関係なくて、
ある一人の、「朝日新聞の配達のお兄さん」が理由です。
今は14歳のこぐまちゃんが、まだ3歳ぐらいのときのことです。ちゃむちゃんはまだ1歳の赤ちゃんでした。
ある日、こぐまちゃんがすやすやお昼寝をしていました。よく寝ているので、そのまま起こさずに、ちゃむちゃんをベビーカーに乗せて、近所のコンビニに牛乳を買いに行きました。
牛乳を買って帰ってきたら……寝ているはずの、こぐまちゃんがいない!!どこにもいないんです! ベッドはもぬけの空!真っ青!
まず、玄関のカギが開いてるのにびっくりしたのです。カギは閉めていったはずなのに… こぐまちゃん、お昼寝から目が覚めて、私やちゃむちゃんがいないのに気付き、自分で起きてカギを開けて、探しに出ちゃったのです!
どうしよう、どうしようと、ちゃむちゃんをまたベビーカーに乗せて、さっきのコンビニへ戻ってみました。いません!
一本違う道も探しました。よく行く近所の公園、クリーニング屋さん、心当たりのあるところを探し回りました。もう、半泣きです。
だんだん夕方になってきました。そのとき、むこうから「こんにちはー!」と自転車に乗ったまま挨拶してくれる人がいました。顔を上げると、うちへ配達に来てくれる、
新聞配達のお兄さんでした。集金にも来てくれてたので、顔は知ってました。この辺に詳しいに違いない、と思い、すかさず「すみません、うちの子が迷子になったみたいで」と、いきさつを話しました。「えっ!ほんとですか!それじゃ、気を付けて探してみますね」と言ってくれました。
配達しながら、似たような女の子がいたら、すぐ連絡します、と言ってくれました。そう言ってくれただけでも、嬉しかった。
それから、一度家へ戻りました。これは警察や旦那さんにも連絡しなければ、と思っていたところ、
「ピンボーン!」と、玄関のチャイムが鳴りました。あわてて出てみると、こぐまちゃんが!!近所の道路工事をしていたところの、警備員さんにおててをつないでもらって、にこにこ立ってました!!「どうしたのこぐまちゃん!」と急いで抱っこすると、「あのねー、ママたち探しに行ったんだよ。」やっぱり… 「こんな小さい子がトコトコ歩いてるので、声かけたんです。そしたら、ママを探しに行くっていうので。危ないからおうちまで送ってあげるよ、と言って連れて来まして」と、警備員さん…ああ、ありがたいありがたい、ありがとうございます!なんとお礼を言っていいものやら。
こぐまちゃん、起きだしてから、遠くのコンビニ目指して歩きだしちゃったみたいです。私とちゃむちゃんが行ったコンビニとは正反対の方向です。
どうりで…みつからないはずです… 「おうちはどこ?って聞いたら、ちゃんと説明してくれて、おりこうさんでしたよ。」と警備員さんがほめてくれて、またもやニコニコのこぐまちゃん。ああよかった、結果からいうと「よかったね」で終わりですが、この間ものの3~40分でしょうか。
とにかく…生きた心地がしませんでした。出掛けるときは、じゅうぶん気を付けよう、と思いを強くしました…
そうして、日は暮れて夜の7時過ぎ。またもや「ピンポーン!」とチャイムが鳴りました。宅急便?「はーい!」と出てみると……
昼間会った、新聞配達のお兄さんでした!!!「あの、お嬢さん見つかりましたか?配達エリア探してたんですけど…心配で…」…お兄さん、配達中も、配達し終わったあとも、ずっと探してくれていたんです!!なんてこと!「あ、すみません。本当にすみませんでした。見つかりました。大丈夫でした。ありがとうございました」「ああ、よかったー!!!よかったです。」
そう一言いうと、「じゃ、これで。よかったですね!」と、暗い夜道を帰って行かれました。私、涙が出た……
自分の仕事が終わったあとも、ずっと探していてくれた。わざわざ、家まで聞きにきてくれた。ずっと心配してくれていた…なんてありがたいことなんでしょう。なんて、心の優しい、いい人なんでしょう。
送ってくれた警備員さんもありがたいけれど、この配達員さんのことは今でも忘れられません。
吉田調書とか、色々なことで問題になっている朝日新聞。個人的にも上に書いたようなイヤな思いをしました。
そういうことがあってもなお、迷子になったこぐまちゃんをずっと探していてくれた、名前も知らない配達員のお兄さんのことゆえに、私は朝日をとっています。
あのお兄さん、今はどこでどうしているかしら。
…こぐまちゃん本人は、このことはあんまり覚えていないらしい。もう、10年以上も前のことです。
そう、10年経ちました…10年経ったし、夕刊がつまらないから、朝刊だけにしてもらうことにします。
以上、長くなりましたが☆ お読みいただきましてありがとうございました。
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