好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

だから今やる!マリーゴールド☆

2014-01-22 16:51:18 | 今週の映画
駅前シアターで、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を見てきました(#^.^#)

7人のお年寄りが余生を過ごすため、英国からはるばるインドの滞在型豪華ホテルに集合!…実は、倒産寸前のボロボロホテル(^-^;
でも、そこは一筋縄ではいかなくて(^_-)-☆
混沌としたインド・都市部を舞台に、懐かしい人との再会、新しいロマンス、生きる希望を見出したり、どうしても馴染めなくて帰国する、など、それぞれの人生が描かれる。
ホテルの年若いオーナーと恋人との結婚話も持ち上がり、テンポよくお話しは進みます。
インド階級社会の一面も垣間見られ、あちこちに風刺的な表現もちらほら。でも☆
最後は、ハッピーエンド♪ マリーゴールドって、インドでは「神聖な花」なんだそうです。それで、ホテルの名前なのね。
名優ジュディ・デンチやマギー・スミスも出演♪ 見終わって、元気が出た映画でした!(#^.^#)

ただし、前の席のおじいさんがスマホをチラチラ見るのね。上映中に!光って、まぶしくて気になっていやだった。
あと、季節柄かあちこちでガサガサと、のど飴の包みを開ける音がうるさいし…
私の二つ隣のおばあさん、ひっきりなしにバッグをあけて何か探している。そして、隣の席の娘さん?に、「ねえ、ちょっと、○○がないのよ。どこいっちゃったかしら」なんて聞いている。だから、上映中なんです~(^-^;

みなさん上映中はお静かに!(^-^;スマホ見るのもやめて!

大きいスクリーンで見るのもいいけど、こういうマナー違反な人が多いと、うちでゆっくり見ればいいかな、なんて思ってしまいます。
来週も行きたい映画あるのに…くじけず、行こうとは思ってます☆


昨年はテキストの執筆があり、出版に至ってほっとして、内心「もういいかな」なんて思ってました…
こうして、たまにあいた時間で映画を見る余裕もできました。

でも、まだ書きたいこと、学生さんに伝えたいことはある☆何かというと「労働法」です。
ホントは、「働くための法律」を知ることは、ビジネスマナーなんかよりもよっぽど大事だと思うんです。ノックが2回とか3回とか、どうでもいいんです。そんなことで面接落ちやしません。
それよりも、就活生のための労働法、をやるべきだと思う!

ということで、今考えているのは「就活生のための労働法+ビジネスマナー」こんな企画です。(まあ、マナー系もはずせないといえばはずせないので(^-^;)

来週、東大法学部卒の才媛H先生とランチ会なので、共著でどうか、とお話ししてみよう。「何かお仕事ないかしら」とH先生も以前おっしゃっていたし。
やる気になったのも、映画のおかげ。

「人生後がない、だから今やるのよ!」マリーゴールドホテルのお年寄りたちが背中を押してくれた感じです!(^^)!

まだまだ、いろんなことができるかも!がんばります!


(^.^)/~~~
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「ありがとう」と言いたい映画☆

2014-01-08 15:45:37 | 今週の映画
桃(タオ)さんのしあわせ」という映画(香港:2013年)を見ました。

今日は仕事も何も予定がなく、ぽっかりあいた水曜日です。
ふと、思い立って駅前の映画館で、何か映画を見ることにしました。水曜はレディースデイで1000円なので!
いくつかやっていたのですが、選んだのは香港映画の「タオさんのしあわせ」。地味だけど、いい映画でした。
見終わったあとに、じーんとくる。帰りながら、誰かに「ありがとう」と言いたくなりました。

そう、誰かに「ありがとう」と言いたくなる映画です。


60年にわたり一家に仕えてくれた、年老いたメイドと、雇い主の息子が真の母子以上の絆で結ばれていく様子を描いた作品です。
(詳しくはリンクを見てね!)

感想、思いついたことなど♪
・人は、「食事を作ってくれたり、世話してくれた人」のことをいつまでもあたたかく覚えている
・特に「食べ物」の思い出は終生忘れない
・どんなことにでも「誇り」をもつすばらしさ
などなど。


忘れられないシーン☆

ロジャーが食事中、おかずの魚をつついて食べだして、ごはんが欲しくなる。ご飯茶碗を持つ形に手のひらを出すと
そこへタオさんが、さっとご飯茶わんをのせる。この、タイミング。
長年、食事の世話をしてきたということが、この一瞬だけでわかる。
さらに、食後にソファに座っているロジャー、お茶を飲んでいる。そこへタオさんがすっとデザートの果物を出す。
お茶を飲みながら果物をおいしそうに食べるロジャー。好物なんだな、とわかる。
こういう「あ・うんの呼吸」というのは、説明がつかないけれど、一番身近にいる人でないとわからないものです。
このへんの描き方は素晴らしいと思いました。


よかった言葉♪

タオさんが入院し、神父さんとロジャーがベッドサイドでお祈りをするときの、神父さんの言葉。
「最も美しいものは、苦難の末に得ることができる。」

あと、いい言葉もう少しあったのですが、忘れちゃった…… 映画見ながらメモはできないので、ザンネン(^^ゞ


老人ホームの「見たくない現実」もありのままに撮影されていて、ちょっとショックを受けた。
ショックは受けたんだけれども、それはそれとして、最初から最後まで密かにクギヅケ♪だったのは香港映画界四天王☆彡の一人と言われた
.。:・・.今回主役ロジャーを演じていた:*・★アンディ・ラウ.。:・・.。:*・★ いい男だわーーーーーーーーーー!!!!!40ぐらいかと思ったら、実年齢は51歳。
トシなんて関係なし!外面も内面も併せ持った魅力、演技にすごく惹かれました。



タオさんの影響で、てきぱきと家事をしたくなる効果もアリ(^_-)-☆

帰宅途中に買い物して、帰ってからは掃除して洗濯物を入れて片づけてと、イッキに家事をこなす私☆ああなんて影響されやすいの!!
でも、「家事をてきぱきやる」なんて、いい影響ならOKね(#^.^#)

いつも「当たり前」に過ぎていく毎日だけど、必ず支えてくれている人がる。
毎日毎日、やって当たり前のことがある、という、ありがたさ。

そして、
身体が思う通りに、自由に動く、動かせるというありがたさ…… 

とにかく♪ 誰かに、「ありがとう」と言いたくなる、小さいけれどいい映画♪でした!

DVDも出ていますので、よろしかったらぜひ。


久しぶりの雨(#^^#)暖かくしてお過ごしください☆彡


(^.^)/~~~
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おすすめ映画:「ル・アーヴルの靴みがき」

2013-03-15 15:21:46 | 今週の映画
おすすめ☆映画です(DVDでどうぞ)

ル・アーヴルの靴みがき

不法移民の男の子を、下町の人々が必死でかくまって、お母さんのいるイギリスへ逃がしてあげるまで。

90分間の心の旅。情感ゆたかな、心あたたまるいい映画でした。


内容もとてもよかったのですが、別のところで「ああ、それでいいんだ」と思ったことがあります♪

何かというと、「必要最低限のものさえあれば暮らしていける。」

裏町の小さなおうち、街角のパン屋さんや食料品店。それから、いつも友達がいるバー。一杯のアルコール。
定職があって、わずかながらでもきちんと収入があり、「現金」が手元にあること。赤ワイン。
猫の額ほどのお庭に植わっている一本の桜の木。よくしつけられた利口な犬が一匹。

それだけ。それだけなんです。キッチンにはお皿とおなべとフライパンとナイフ。
食事はパンとワインと玉ねぎのスープと、何かフライパンで炒めてた…なんだろう?

商売道具の「靴磨きセット」と折りたたみの椅子。お金をためておく古びたブリキの箱。

クローゼットの中には、「よそいき」が夫婦で一着ずつ。男物のスーツと黄色いワンピース。
あとは、普段着が少し、でも靴はぴかぴかに磨いている。
ラジオや、古いレコードから流れる音楽。



パソコンもないし、電話もない。奥さんが急病になったときは、パン屋さんまで電話を借りにいきました。
CDやDVDもないし テレビは…あったんだろうか?とにかく…
驚くほど質素。でも、なにか静謐な感じがしました。


こういう生活のほうが、生きている実感がわくのではないかと思った。
ネットも便利だけど、基本的には、生身の人と人とのつながり、人情?みたいなものこそ、宝物です。


…見回せば、物がありすぎる"^_^"

ああ、いろいろ捨てたくなってきた!(^^)! 新しい季節☆身軽になって迎えたいものです。



チャップリンの名言

***人生に必要なものは 愛と勇気と少しのお金***


この映画の中でも、重要なのは「愛」と「勇気」と「少しのお金」でした。


何事もシンプルに、そして信念を持つこと、そうすればいろんなことが解決していく。


派手に宣伝しているアクションやハリウッドの大作もすばらしいけれど、私はどちらかというと、
今回見た映画もそうでしたが、「きらめくような掌品」が好きです。

何かおすすめ☆あったら教えてくださーい!!

  

週末☆いいお天気になりそうです

明日は、5年ぶりの高校の同窓会です♪ 私、幹事さんなので早めに行かないと(^_-)-☆

楽しんできます(#^.^#)


みなさまも、良い週末を!!


(^^)/~~~






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マグノリアの花たち

2006-01-22 13:03:41 | 今週の映画
何日か前、BSで「マグノリアの花たち」を観た。89年の映画だから、もう17年も前ということになる。

当時も話題になったような記憶がある。ビデオでも観た覚えがある。

それで、今回「一度見たけど、もう一度・・・」と安易な気持ちで観始めたのだが、

これは、観てよかった。

ジュリア・ロバーツの若くて可愛いこと、頬なんてバラ色。
シャーリー・マクレーンの口うるさいばあさんぶりも天下一品。

当時はストーリーだけを追って観てあれこれ感想はもったはずだけど、
どう思ったかなんてすっかり忘れている。

シャーリー・マクレーンが美容室で鼻の下の産毛を脱毛ワックスでイッキに「ビリッ!」とやるところ、
「わっ痛そう!」と思ったのは覚えている。
どうでもいいところを覚えているよね。

結論からいうと、ジュリア・ロバーツのお母さん役で出演している
サリー・フィールドがいいのよ。ほんとにうまい人だと思って、
あとから調べたらアカデミー賞を2回もとっている人でした。


今回はいつのまにか、母親の目線で見てしまっていた。
愛する娘が嫁ぎ、病気をおして出産し、その後小さい息子を残して亡くなってしまう。
その息子を遊ばせている公園で、知り合いの娘さんが産気ずく。
赤ちゃんが男でも女でも、娘の名前をつける、と約束してくれた、その娘さんが病院に急行するところでエンドロール。
がんばれ!と手を振る町の人々。
命はつながっていく、ということ。

小さな田舎町でのできごとを淡々と、でも暖かく描いている秀作でした。

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「ハッピー・フライト」とアメリカの保守化について

2005-03-22 17:05:18 | 今週の映画
ビデオ「ハッピー・フライト」を観た。グィネス・パルトロウ扮する田舎の女の子が、国際線のフライト・アテンダントとして大空に飛び立つ夢をかなえる、というハッピー・コメディ。

確かにハッピーエンドなのだけれど、私は・・・少々納得いかなかった。
最終的には、国際線パリ行きファーストクラスのアテンダントになる夢がかなうのだけれど、
「燃え尽き症候群」みたいになってしまって、結果的には恋人の待つクリーブランド(地方都市)へ戻り、ドメス路線の「パイロット」となっているグィネス。
操縦桿を握るコックピットから振り向きざまににっこりする笑顔でエンディング。

メッセージとして、「しあわせはどこにいても探せるもの」とつぶやきが入る。

・・・ああ、なんだか納得いかない。

幸せの形は人それぞれだには違いないが。
確かに、幸せはどこにいても探せるものだが。

夢にまでみた職業につけたのに、あっさり捨てて(それもわずかな期間で)
「仕事か恋か」という選択の時に、1度は分かれた恋人の元へさっさと戻ってしまう。

この話はこれでいいとしても、最近のアメリカの保守化がかぶさってくる。
今朝の新聞で、世界女性会議の記事が載っていた。
女性が安全な中絶手術を受ける権利をアメリカの保守層が反対している。

ブッシュ政権が中絶権の否定にこだわるのは、原理主義的キリスト教グループに代表される保守層が指示基層だからだが、現政権の経済政策は富裕層重視。低所得層や労働者層はひきつけられない。
そこで、中絶のような誰もがよくないイメージを持つ言葉を前面に出し、「こうした悪と戦う政権」といったモラルに訴えることで、金をかけずに支持を広げようという狙いだ。
(ニューヨーク大学歴史学教授;リンダ・ゴードン氏による)

保守的なルイジアナで、レイプによる中絶を拒否された少女が、他州で手術を受けなければならなかった、またそういった手術を行っている病院が放火された、などの問題もおきている。

そして、まったく明るいコメディーに見える今回の映画だが、
「女性は職業よりも恋人の元へ行ったほうが幸せ。家庭をもって明るい未来」という図式がなんとなく感じられて、ちょっと「?」と思った次第。
「中絶なんてとんでもない、家庭をもって子供を育ててこそハッピーなのです」という、メッセージ性をなんとなし受けてしまった・・・うがちすぎ、かとも思うが。

「夢をかなえる」といっても、アテンダントとしてどんどん昇格していくような話には決してならない。その意味では、とても中途半端な職業観、描き方、であった。
もっとも、それでは社会派映画になってしまうか。コメディとしてのスタンスでは、ちょっと難しいのかも。

それにしても、アメリカ女性の上昇志向がどの程度のものなのか、もう少し描いてほしかった。

田舎に帰って、恋人とよりを戻して、地元で再就職・・・

これって、ハッピーなのか。ハッピーなのだろう。
・・・・・無難なところに落ち着いた、誰も文句の言えないシアワセの形、ではある。




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フランス女性と家事

2005-03-09 11:33:28 | 今週の映画
先日、ビデオ「夕映えの道」と、「かげろう」を観ました。両方ともフランス映画です。(写真は、「夕映えの道」より)
87分と95分という小さな作品ですが、良質で、心に残るものがある、いい映画でした。

フランスの女性は、家事をよくするという話を、たびたび見聞きします。

「夕映えの道」:孤独な老女と仕事を持つ中年女性の心のふれあい、がテーマですが、
この中で老女について、「まず、髪を洗わなくなったの。それから一度着た服をそのまま
クローゼットにつめて、またそこから着るようになった。そして、台所の手入れをしなくなった。
そうやって、落ちぶれていったのよ」と語るシーンがあります。

これは、すごく「真実」をついている、と思いました。

身だしなみにかまわなくなる、というのはよくわかるけれど、ここで、「台所の手入れをしなくなる」
というのが、それと並列で語られている。

「手入れ」という言葉を使っている、ということ。

朝、昼、晩の食事の支度でせいいっぱいで、台所そのものの、手入れ、という考え方を持つということ。
それは、私にはないものでした。

自分の身だしなみと同程度に、キッチンをきれいに保つこと。

フランスの女性がこだわっている一面を垣間見た気がしました。

それから、「かげろう」。
第2対戦末期のフランスで、戦火から逃れる母子と、助けてくれた少年とのひと夏。

ここでは、母親役のエマニュエル・ベアールが、とにかくよく働く。
もちろん、家事が主題の映画ではないのですが。

台所の床を磨いたり、洗濯を干したり、鶏をさばいたり、
お皿を洗って拭いていたり、子供の世話をしたり、

しょちゅう何か、している。

そして、それをするのが「生活していく」ということなんだ、
と、しみじみと思いました。

ベアールがお皿を拭き終わってキッチンから出て行った直後に
滞在していた兵隊さんが壊れていた時計を直す。
時計の針は、11時を過ぎている。夜の、11時。

・・・どこのうちでも、おかあさんは大変だ・・・・・

さて、私もできるだけ、やることだけはちゃんとやりましょう。
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マッハとロックンロール

2005-02-12 23:38:44 | 今週の映画
「マッハ!」と「スクール・オブ・ザ・ロック」を見た。

マッハの主演俳優トミー・ジョーの、黒ダイヤのような大きくて綺麗な瞳がずっとココロに残っている。
CG使っていないという予備知識もあったのだけど何か「血の通ったアクション」という感じがした。

でも、格闘技「ムエタイ」って、すっごいね。ヒジ、ヒザで攻撃するのがすごかった。
途中、試合のシーンで「トシユキ」(だっけ?)という名前の、たぶん日本人?が登場。
なぜかチャパツで学生服。ワカラナイ・・あっさり負けたけど。
今日、ちょっと旦那さんが意地悪なことをいったので、悔しくて「受けよ奥義!」と言って肘鉄を一発。かわされちゃってもっと悔しい。
まだまだ。修行が足りない。

よく、男性が女性に派手にふられたことを「肘鉄くらっちゃったよ~」なんていうことがあるけど、もしかしてムエタイからきているのか?

アクション映画だけど、なぜか観終わってほのぼのとした気持ちになったよ。


「スクール・オブ・ロック」は、楽しかった。
ニセ教師が、どんどん先生らしくなってきてしまう所、全然不自然さを感じさない。まさに、熱演。
教訓1:人はその立場におかれるとその立場のように振舞う。〈赤川次郎の小説にも似た主題のものがあった。普通のOLがある日突然「社長」になってしまう、という話。)
教訓2:人は自分の好きな事・得意なことなら教師にさえなれる。ラーメン好きな人がラーメンの話題になると、突然語りだすように。
教訓3:夢をあきらめるも人生、あきらめないのもまた生き方。でもその結果家賃が払えるかどうかというと別のハナシ。


・・私、引っ込み思案なところがあるんです。
でも、歌うのは好きです。うちで洗濯干しながら、掃除機かけながら、お皿洗いながら、子どもと一緒に、あるいは一人で、小さい声で何か歌ってる。歌うと、楽しくなるんです。
歌は何でもいいんです。

ディーン先生みたいに、シャウトしなくてもいい、「つぶやく程度」でも、歌うことって楽しい。
歌に限らず、やっぱり音楽っていいな、と素直に思いました。





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「女王フアナ」が、もしも・・・

2005-02-09 01:12:49 | 今週の映画
白髪の老女がお城の高い塔の部屋の中から、語りかける。
窓辺に立てかけた夫の肖像画を何度もなでながら。
「夫の抱擁は昨日のことのように、覚えている。死は、怖くない。
愛する夫のもとへいけるのだから。私はただひたすら夫を愛したのだ」

隣国の王子フェリペと政略結婚させられた王女フアナだが、お互いにひとめぼれ。
愛をはぐくむが、夫はハンサムで女好き。そしてフアナは嫉妬に苦しみ、
精神を病んでいく・・・プラド美術館にその肖像画が現存する、女王フアナの物語。

だがしかし
もしも、フアナが普通のおうちの奥さんだったら、と思いました。

「女好きの夫と、度が過ぎるやきもち焼きの奥さん」のハナシ、で終わってしまったのに。
世間ではよくある話ではないでしょうか。
「うちのダンナっていい男だから。女好きなのが玉に瑕ね」なんて愚痴こぼして、
浮気のたびに夫婦喧嘩が関の山ってところ?

女好きが災いしてタマにキズどころか得体の知れない病気にかかって若干28の若さでなくなった王子フェリペ。「許してくれ」とフアナの手を握りながら・・・
あやまるぐらいなら最初からやるなって・・・

政治的策略もあり、その後47年間もお城に「狂気」として幽閉されてしまったフアナ。
・・・そんな・・・耐えられない、47年もなんて。
夫のお墓参りにたまに行くことができたとのことで、ちょっとだけほっとしました。

でも、狂気っていったって嫉妬深いってだけで。
浮気ばっかの旦那は悪くないわけ?まあ、王子様だから特権てこと?
そりゃフアナもちょっとしつこい、とは思ったけど。
やっぱり、同じ女の目、で観てしまうので。フアナにひいきするわね。

だって、自分の愛人を女官にして奥さん(フアナ)のそばに置くって、どう?
・・・発覚したらそりゃ怒るって。いくら女王だって。
怒りまくってブチギレしてた時に貴族がたくさん謁見に来て「これは正気ではない・・」なんていわれちゃうわけ。タイミングはなはだ悪し。

「嫁いできて、幽閉されるまで」が映画になっていたけれど、幽閉された約半世紀をどのように生きたのか、過ごしたのか、子どもたちはその後どうしたのか。あの、トイレで生まれちゃった子、とか。テロップでのちのナントカ1世となる、って出てたけど。
そこらへんをもうちょっと知りたかった。
だったら自分で調べればいいんだよね。・・・ハイ、そうします。
たぶん、そのあたりはスペインでは有名でみんな知ってるので、
わざわざ映画にはしなかったのかな。でも日本では少しわかりずらいかな、と思いました。

プラド美術館に今ある絵、っていうのもどんなのか知りたい。
いろんなことを調べたくなった映画でした。


教訓:「夫婦間の痴話ゲンカも国政レベルになると大変だ」
・・・現代英国もしかり、かな?
そういえば故・ダイアナさん、かわいそうだったなあ・・・

英国といえば、同じく国を統治する立場でも、全く違ったのが「エリザベス女王」だね。
生涯独身で「私は英国と結婚しました」と。
エリザベス女王を演じたのが、ケイト・ウィンスレットだっけ?これもいい映画でした。

うーん、一人の男性をとことん愛するか、自分のなすべき国政を最優先とするか。
歴史は答えを教えてくれない。・・王女も、大変だ・・・

フアナ、今度は一般庶民に生まれておいでね。

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カトリーヌ・ドヌーブの「逢いたくて」

2005-01-26 11:22:42 | 今週の映画
今日からここのBLOGを初めます。どうぞよろしく。
さっそくですが、この前見た映画の話をします。

カトリーヌ・ドヌーブ主演の、「逢いたくて」。見逃していて、ずっと見たかったんです。やっと借りられました。監督が「ドヌーブが断ったらこの映画はなかった」「どのシーンにもほとんど彼女が存在する」と映像特典で語っていたけど、そのとおり、ドヌーブ出ずっぱり。その意味ではドヌーブファン垂涎。昔と比べると、老けた感じはいなめないけど、美人はいくつになっても美人です。太ってるというより「迫力」「貫禄」を感じます。骨太っていうか、体格いいんだなこの人。ダイエットだとかでぎすぎすやせてるよりある意味セクシーさも感じた。ま、ドヌーブだからこそ、でしょう。

もう、ストーリーはどうでもいい^_^;。憧れのドヌーブ様 57歳なんてトシでこんなに綺麗だったら(^^♪。それから、シーンごとに着替える着替える。ドキっとしたのは、黒を着てたとき。普通のセーターなんだけど、ちょっと、襟ぐりが大きくあいてるタイプのセーター。すっごい、綺麗だった。黒が本当に似合うのは美人の証拠、と聞いたことがあるけど、ほんとにそうなんだな、と思った。金髪のせいもあるわね。

あと、編集者という役柄なんだけど、いつも髪を無造作にたばねている、その髪をとめているゴムが水色のジャケットの時は水色、茶色の時は茶色と、色を揃えていた。こういう細かいところまで見ちゃう。でも、ちょっとしたおしゃれの参考にはなりました。

ストーリーはというと、まあ、フツーです。ネタバレになるとまだみていない人に悪いから書かないけど、フィリップに逢いに行って!と思ったりそんな手ごろなハゲオヤジでまとまっちゃっていいの?などと「?」な点も多々ありました^_^;
途中、ドヌーブが早口の日本語で何かいうところ、聞き取れなかった。「アリガット!」というのはわかったけど。日本のファンへのサービス?
アメリカへ出張して、英語を話しているドヌーブ。えっすごいバイリンガル・・とヘンに納得。英語話してるドヌーブって、ちょっと不思議な感じ。
靴擦れして足が腫れてるシーンが何度か。で、最後に協賛の靴メーカーがでっかく出てきた。「ドヌーブ使用の靴は○○です」と。でも、これって逆効果じゃない?「こんな、靴擦れしちゃう靴なんだ・・・」と思ってしまったよ。素敵な靴だったけどね。

ま、ともかくたっぷりドヌーブ見れたからいいんです。(^_-)-☆ドヌーブファンの人は、ぜひ観て!
・・・こんな綺麗な「オバサン」になりたい!と、心から思ったのでした(^^♪
日々精進。

(@^^)/~~~
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