好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

「食育」だのって言う前に

2005-11-28 22:57:17 | ひとりごと。
少し以前から、「食育」という言葉をやたら目にするようになった。

法律までできてる。
食育基本法=平成16年の第159国会に提出され、平成17年6月10日に成立。
(検索すればすぐ表示されるでしょう。興味のある方は是非。)

でもねー、ちょっと待ってと言いたい。
テレビ番組のことなんだけどね。

この前、性懲りもなく12CHでやってたじゃない、「大食いコンテスト」。
なんでまた・・・ああ、嘆かわしい。番組やるほうもやるほう。出るほうも出るほうだ。
あたし?見てないよ。見ちゃだめなんだよ、こんなん。
大食いも個性って?そんなの個性でも何でもないよ!

これとか、あとやだな、と思うのが「愛のエプロンなんとか」っていうの。
料理の下手な女性タレントに、いろいろな料理を作らせる。
たまたま上手な人もいるけど、たいがい、みんなヘッタクソ。
そろえてある食材を、もうめっちゃくちゃに使って、
手順も何もない、って感じ。それで、「食べてみる人たち」がまたひどい。
まずくてどうしようもない、ってときにね。
吐き出すんだよ。洗面器みたいなのが用意してあってね。
吐き出すところはもちろんうつらないけど、これ、いったいなんなの。

多岐川裕美さんのファンなので、彼女が出ていたときに見たんだけど、
こんな番組に・・・なんで出てるの裕美さま!

それから、作るのが女性タレントで、食べる人が男性ってのもね。
今の時代、どうなの?
それも、サテン地のフリルフリフリ、みたいな超ダサいエプロンで。
女は、料理がうまくないといけないわけ?それなんか偏見じゃない?
料理ができない、あるいはヘタってことで、笑いがとれるってこと?
それ、バカにしてるってことじゃない?
要するに「料理のできない女を笑う番組」なわけだ。

この番組作る人って、どんな人たちなんだろう?
見てる人は?面白いって思ってみてるわけ?
私だってシュークリームなんて、いきなりつくれっていわれたって、できないよ。
できそうもないことやらされて、またその必死なところが面白いって?
あーもうヤダ!

もうひとつ。
伊東家の食卓、で裏ワザとして信じられない光景を見た。
もうだいぶ前のものだけど、あまりのショックでまだ覚えている。

「きゅうりの浅漬けをつくる」として、
ビニール袋に入れたきゅうりを塩もみするか何かして、
それを・・・自動車のタイヤでひく、というもの!
ほんとにきゅうりをタイヤの下にいれて、ゆっくり車を動かしてひきつぶして、
「はい、できあがりです」だって!

これ、番組で流す?
口に入れるもの、食べるもの、を車で轢くって・・・・そういう発想も信じられないし、番組でやるっていうのも悪ふざけすぎてない?

農家の人がみたら泣くよ。きゅうり育ててる農家の人、ごめんなさい。
かわりに謝るよ。なんか、謝りたい。ものすごく。

一生懸命育てたきゅうりが。車にひかれてる。そんなのが裏ワザだって。
簡単に浅漬けができちゃいます、だって。ばかやろーだ、そんなの!

でね、この裏ワザ紹介しますって人がね。女の人なんだよ。
確か・・・年頃の娘さん、だったような気がする。(これに関してはうろ覚え)
この人のおかあさん、教えてくれなかったのかな。
「食べるものは大切にしなさい」って。


それから。
チェーン展開してるドーナツショップの話

売れ残りのドーナツを、ビニール袋にいれて足で踏み潰してから捨てている。
踏み潰す理由・・・
ホームレスに拾って食べられると、イメージダウンになるから。

あまりのことに耐えられずに新聞の読者投稿欄に書いてきたバイトの子の記事から発覚した事実。

私、もうこの店で絶対に!!!!ドーナツ買わないことに決めたんだ。

もう、食育うんぬんの話じゃないよね。

ココアっていえばココアに走るし
寒天ていえば寒天が売り切れるし テレビやマスコミの記事にすぐのせられるおばちゃんたち。
それでしばらくするともうほったらかし。
そういえばカスピ海ヨーグルトはどうした。
古いところでは紅茶キノコってのもあった。

「買い占めて、使い切れずに溜め込んで賞味期限切らして廃棄処分」って、
やっぱりまずいよね。

食べ残しや作りすぎがでないようにすること。
買いだめしないこと。使い切ること。もっともっと気をつけようと思う。

食育だのって言う前に、
一番の基本はひとつ。
「食べるものは大切に。」これにつきるなあ。
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恋愛と仕事の両立について

2005-11-17 13:11:54 | ひとりごと。
学生から、「結婚と仕事って両立していけるんですか?」と、聞かれることがあるが、
結婚の前に恋愛しろよといいたい。
そうすると、「恋愛と仕事って両立できるんですか」と言われるのだけど、
結果からいうと、できるもなにも、「両方やらなきゃつまらない!」です。


職場では、だれでも「仕事をしている人」として、ノンセクシュアルな存在なわけです。

プライベートな時間と空間に戻った途端に、性差を意識し、セクシュアルな身体意識に切り替えることができるかどうかは、
「大人としての自我」の力によるところが大きいのです。

要するに、オンとオフ、仕事とプライベートととの切り替えがうまくできるかどうか。
逆に言うと、自分が大人なのか、「大人の自我」を持っているかどうか、が問われるところです。

年とれば大人ってわけではないです。

どんなことでも、両立できないと判断したらどっちかにすることです。

どっちもいい加減になるようだったら、それはどちらかに問題があるわけで、
どうしたらいいのか自分で考えること。それができるのが大人かな。

授業でも言ったけど、
「私(僕)と仕事とどっちが大事?」と相手が聞いてきたら、その時点で、別れていい。
そう言ったらみんな笑ってたけどね。

ほんとだよ。

どちらも大事だけど、比べられる対象ではないし、
それを同レベルで二者択一をせまるという、そんな考え方をする人間とつきあっていたら、
あなたもそのレベルに落ちてしまうよ。
なるべく、というか是が非でも、自分を向上させてくれる相手とつきあってください。
「高校時代、部活と私とどっちが大事とカノジョに聞かれて、いやになって別れた」という話をしてくれた男子がいたけど、
それは正解です。別れたくなるでしょう。
逆に自分がこのセリフを言う側の人間になってはいけないということです。

加えて、女子。
恋愛=結婚ではないってば
あーもう どうしてみんな結婚意識しちゃうのかなあ。
まだはたちそこそこだっていうのに。
・・・まず、大人として、働いてください。いろんな人とつきあってください。
内定ブルーとかなってる場合じゃないよ・・・ファイト一発。

さて
 今日はこのへんで。



コメント (5)
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真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかない。

2005-11-13 11:00:36 | ひとりごと。
---真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかない。---

このところ、
以前、私が講師をしていた専門学校の生徒たちから、
内定が出たとの、嬉しい報告メールが続く。

みんな女の子たちなのだが、
本当に皆、真面目で、頑張り屋が多い。

中には、フリーターでもいいと思っている、といって
バイトを続けると言う子もいる。

本音を言えば、新卒採用を棒に振るなど、とてももったいないけれど、
本人がそうしたいと言うのなら、仕方のないことだし、それもいいかと思う。

とにかく、「働く」こと。

働いて、お金をもらって、それで生きていくのだ、ということ。

働かなければ生活していけないのだ、ということ。

大人になったら、働いて当たり前なのだ、ということ。

それに伴う責任と自覚。

一つの仕事をなし終えた時の、何にも変えがたい充実感と達成感。

仕事を通してしか身につかないもの、感じられない感覚の、

なんと多いことか。

授業のうちそとで、折に触れその話はしてきたのだが。


中には、地元に帰って家事手伝いをして、結婚でもするから
働くつもりはありません、という子もいる。

本人がしっかりした意識をもって決意をしたことなら
周りが何を言う資格もない。

だけど、「結婚でもするから」というところがひっかかるのだ。

結婚というのは、年齢でするものではなく、大人がするものである。

そして、大人とは、精神的・経済的に自立できて一人で生きていける人のことである。

まだ20代という若さで、この「精神的:経済的に自立する」ことの確立が定かでないまま、
結婚をあせってしまわないように。
それだけを思う。

20代は、自分を確立するとき。
決して、「自分探し」だの「ここではないどこか」だの、うわすべりな言葉に踊らされないように。


みんな、「自分探し」、という言葉をよく使うのだけれど、
私はそのたびに、ほっぺたをつねってごらん、と言う。

痛い。痛いというのは今、ここで、生きている証拠である。

今、生きている。どこへ探しにいこうというのか。

あなたは今、この時を生きて、ここにいる。

それを忘れないで。

しっかり。地に足をつけ、ずんずん、ふんばって、歩いて行ってください。

そして、仕事をする喜び、を一日も早く、感じられるように。
そうしたら、また、メールください。

真の達成感や充実感は「仕事」の中にしかないのです。


待っています。

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